あさが来た第65回あらすじ~落盤事故に駆けつける

第11週『九転び十起き 12月12日(金)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

亀助は、ふゆから届く手紙に心躍らせていたが、手紙の字を見て、それが雁助のものだと気がつく。
「よう見たら、この男らしい跳ね方…これ、よう見たら雁助さんの字ぃやんか!ひょっとして、これ全部、雁助さんが!?」
その時、外から凄い音が聞こえたので亀助は家を飛び出た。
炭坑から煙が舞い上がっているのが見えた。

―目を覚ました新次郎は、縁側で千代を抱いているあさの姿が目にはいった。
「う~ん、こないしてると、まるで普通の夫婦みたいだすなぁ(笑)」
あさは、目を覚ました新次郎に、加野屋を銀行にしたいと伝える。
「いつかでよろしさかい加野屋の銀行作りたいんだす」
「やっぱり普通やあれへんがな(笑)」
新次郎は、口元を緩ませた。
「そないな事、知ってますけど」
「へ?知ってはったんだすか?」
「そら、あさが、おはつさんにバンクや銀行や言うてた時から、いつの日かそないな事言いだすやろなて思てました」
「はれま。旦那様にはお見通しだすなぁ」
「けどな、榮三郎も雁助も乗り気やないてゆうてましたやろ」
「へぇ。お二人の言い分も分かります。そやけど志のある人にお金貸して、その人がそのお金で、日本のための新しい仕事興すて、これほど今の時代に合うてる事業は他にあれへんて思うんだす。それにもし、銀行作って成功できたら、今の炭坑頼みの加野屋かて、もっと豊かで幅のあるものになります。新しい商いを…」
その時、新次郎はあさの口をつまみ、子供を抱いてする話じゃないと伝えた。
そして、榮三郎とじっくり話すように会話していると店が騒がしくなるのが聞こえる。
すると、慌てた様子でうめが現れ、あさに炭坑で落盤事故が起こったのだと告げた。

あさが急いで店にいくと、抗夫の福太郎がいた。
「姉御!俺…俺、亀助さんに頼まれて姉御に早知らせないかん思ち…」
福太郎は、現場の様子を伝え、治郎作が中にいたかもしれないと伝える。

あさは、部屋に戻り九州に行く準備を始め、新次郎に謝った。
「九州に行ってまいります。こないな事言うてすんまへん。そやけどどないしても行かなあきまへんのや」
「そやけど千代は?」
「連れていきます。うちにとっては、鉱山も炭坑夫も千代と同じように大事なんだす」
「アホ!こないな赤ちゃんに長旅さしてどないしますのや」
新次郎は、そういうと自分が千代の面倒を見ると伝えた。
「わてかて千代の親やで。こっちには、わても皆もいてるさかい、何の心配もあれへん。炭坑には、あさがいてなあかん。行っといで」
うめも九州へ同行するというが、あさは千代の面倒をみてほしいと断る。

あさが馬を用意するように伝えた時、店に五代友厚が現れる。
加野炭坑が落盤した可能性があると知り、あさを心配してやってきたのだった。
そして、あさと一緒に九州へ行くと言い出す。
「私も山によう関わってる者です。何かお役に立てるかも分かりません」
「そやけど、そないなご迷惑おかけしたら…」
あさは、断ろうとするが、新次郎が真剣な顔で友厚に頭を下げる。
「お願い申します!女一人では心配や思てたとこだすわ。助かります。どうぞ、妻をよろしゅう、お願い致します」
「分かりました。では、行きましょう」

友厚が用意した馬車に向かうあさを見送る兄・新次郎に榮三郎が声をかける。
「お兄ちゃんよろしいのか?炭坑王呼ばれるお方とお姉さんを二人っきりにして、自分は子守なんかして…」
「何言うてますのや。親が自分のややこの世話して、何が悪いんだす?それになぁ、炭坑も千代とおんなじように大事やて言い切れる、あさのそないなとこに、わて惚れてますのや(笑)」
「わてには理解できまへんわ(笑)」

新次郎は、サトシのことを思い出し、あさを見送ろうとして店から出てきた正吉に昔の番頭のことについて尋ねた。
「あのお人が、今頃どこでどないしてはんのか知ったはらしまへんか?あの奥さんや
一人息子の松造も…」

―炭坑に着いたあさは、状況を把握し、カズや女子衆に声をかけていく。
するとサトシがあさにつっかかってくる。
「山はしばらく閉山たい。石も掘られんし、俺ら働くとこものうなってしもた。加野屋はどげするつもりか?どうせ俺だち見捨てて山から手ぇ引くつもりやろ!大体加野屋がようけ掘った者に、報奨与えるなんち決まり作ったけん、み~んな欲張って競い合うように掘るようになったったい!そのせいでこげん事になったんと違うんか!どげして責任取るとか!」
すぐさま、カズはサトシに反論する。
「サトシさん!それは違うとたい。うちん人も、あんたんちみんなも最初から山で働く事がどういう事かは承知しとったはずですと!それにたい…奥さんが山に来なって活気が出たっち、一番喜んどったのは、あん人やったとやけん!」

しかし、あさは責任は加野屋にあると言い、頭を下げた。
「うちが自分の都合で長い事留守にしてしもたさかい細かいとこに、目が届かへんかったんだす」
「ばってん、それはややこのためで!」
「うちはこの山営む者だす。どないな事も言い訳にはならしまへん。この事故の責任は、加野屋が全部…」

その時、友厚が現れ、黒い粉を見せた。
「いや…これは、ただの落盤事故やない。抗口で、こんなもん見つけました。これは、火薬です。ひょっとしたら、これはただの事故やのうて誰かが作為的に計画した事なんかも分かりませんな」

すると、外から伊作と紀作の声が聞こえる。
「おーい!おったぞ!」
「おい、誰か!誰か手ぇ貸してくれー!」

第65話の感想とレビュー

榮三郎と雁助が結託して、あさに反発すると思いきや、すでに新次郎とあさには想定内という、なんともしっかりした夫婦。ちょっと前に購入した『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦先生の本に、主人公は間抜けであってはいけないみたいな内容が書いてありました。読者が主人公に苛立ちを感じたら感情移入できずにつまらなく感じてしまうとか…前作の『まれ』は、そんな感じだったかも。
とりあえず治郎作親分、生きてて欲しいけど、最後の『おったぞー』は治郎作だよね?

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