あさが来た第54回あらすじ~あさはファーストペンギン

第9週『炭坑の光 11月29日(土)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

目を覚ますと目の前に五代友厚がいたので、あさは驚いた。
「いやモーニングやないなぁ。もう日も暮れる。そやけど、あささんの名前は、英語にしたらモーニングや『よい あさ』という意味では間違いでもない」

友厚は、寝ぼけているあさにペンギンの紙を見せると、ペンギンについて唐突に説明し始めた。
「ペンギンは鳥やけども空は飛べない。しかし大きな海を素早く泳ぐ事ができる。そやけど、海の中は、危険がいっぱいや。どんな敵や、困難が待ち受けてるかも分からへん。そんな時に、海に、群れの中から一番先に飛び込む、勇気あるペンギンのことを“ファースト・ペンギン”というんです」

「ファースト・ペンギンは勇敢や。最初にチャレンジするものには、必ずリスクがある。フカに食われて、真っ先に死ぬことかてある。そやけど、誰かがそれをせえへんかったら、ペンギンたちは、永遠に食べ物を見つけることができず前にも進まれへん。…私は、ほんまは、加野屋はすぐに潰れるて思てました」
「なんて事を!」
「そやけど加野屋には、あなたという“ファースト・ペンギン”がいてた。恐れを見せず、前を、進む者が」
「恐れを見せず、前を?」
「そう! それでええ。胸張って堂々と海に飛び込むんや。それだけ、伝えに来ました」

友厚は、それだけ伝えると、馬に乗って炭坑を去っていく。
一瞬で見失ったあさが追いかけようとするがすでに友厚は炭坑にはいなかった。
あさは、ペンギンの絵をみながら母・梨江に言われた言葉を思い出す。
『これからのおなごは、あんたのように生きた方がええのかもしれへんえ。胸張って堂々と』

「せやなぁ、お母はん。精一杯、胸張らなあかんな」
「…で、あのお方は、どこのどなたさんですと?」
治郎作の妻・カズが尋ねた。
「あの方は…うちのフレンド…お友達だす(笑)」

― 早朝、日も出ないうちに、あさは、家の中のサトシに声をかける。
「うち、いっぺん、大阪に帰ります。ほんまは、もうちょっとお話しできたらよかったんだすけど…うちの言葉が足りず、サトシさんに不愉快な思いさしてしまいました」

あさは、自分の改革が炭坑や抗夫のためになると自信があるので、もう一度考えて欲しいことを伝えた。

すると、サトシが家の中からあさに声をかけてくる。
「新次郎さんは元気ですか?」
「え?」
突然の言葉に驚くが、亀助が『帰ろう』といってきたので、あさは炭坑をあとにする。

― 大阪に到着したあさは、一目散に新次郎に会いに行く。
新次郎、正吉、栄三郎が食事をする部屋にいくと、あさは手をついて謝った。
「いろいろ、すんまへんだした」
「すんまへんて、何がだす?」
新次郎が尋ねると、あさは理由を挙げた。
「何て…帰るのがえらい遅なってしもて、また嫁のくせに長い事家空けてしもて…それに、旦那様のお三味線の会に行かれへんかったし…」

すると正吉が気を利かせて、榮三郎を連れて部屋を出て行こうとした。
あさは、正吉に仕事の話をしようとするが、正吉は『明日でよろし』と返答する。
そして、新次郎に今晩だけは三味線を弾いていいと許可する。
「今夜だけは、チントンシャン弾いてもええで」
「へ? お父ちゃん、ほんまだすか?」

2人きりになるとあさは、再び新次郎に謝った。
「え~っと…ほんなら、最初から言います。お三味線の会に行かれへんかって堪忍。文も書かれへんかって堪忍。お寂しい思いさしてしもてたら堪忍。こないな嫁で堪忍…」
新次郎は、あさのほっぺをつまんだ。
「ほかに言いたい事は?」
「いいや」
「ほなな。まずは黙って、ゆっくり、顔を見せとくなはれ(笑)」
「炭もヒゲも、ついてまへんやろか?」
「何言うてますのや。お帰り」
「ただいま」
あさは、新次郎に体重を預けた。

― 夜、新次郎は、あさだけのために三味線をひいてみせた。
別の部屋にいた新次郎の母・よのが障子を閉めようとすると、正吉は障子をあけとくようよのに伝え、新次郎の三味線を聴くのだった。
>そして、加野屋に戻ったあさに、また新しい朝がやって来ました。

一方、はつの元に惣兵衛が帰って来る。
「旦那様…」
「もっと早帰るつもりやったんやけどな。途中の山で、イノシシに遭うてしもて…」
惣兵衛は、驚いているはつにミカンを見せた。
そして、和歌山に言っていた事をはつに告げた。

>そして、加野屋では…
新次郎やあさ達が正吉に集められていた。
正吉は、全員座らせると集めた理由を話し始める。

「実はな…私、今日限り加野屋の身代を譲る事にしましたんや」
「旦さんが隠居て、そないいきなり…」
亀助たちが動揺するが、正吉は以前からよのと雁助に話していたことだと説明する。

「そこでや、私に代わってこの加野屋の身代を継いでもらうのは…」

第54話の感想とレビュー

サトシの件は、結構引っ張りますね~。でも、あわただしく土曜日に伏線を回収していくより、ずっといいと思います。
昨日の最後、ナレーションで、五代友厚の登場が夢か現実かわからない状態ってのも、小さいことですが、みてて楽しい仕掛けだと思いました。
あさを起こすシーンは、前作『まれ』をディスってるような気もしないでもないですね。『マッサン』→『まれ』→『あさが来た』の流れだから『まれ』の評価が下がっているかもしれませんが、寝起きに『おはよう』って言われれば、ときめくって、どんな女性だよって思いますし、なんかヒロインが男性に対して不誠実すぎるというのもどうなんでしょうかね。そもそも、朝から濃厚キスシーンとか需要あったんかな?今日みたいに、妻のために三味線を弾いてあげるだけでも、十分愛情が伝わっていいと思うわけです。
と、まあ、結局、まれの愚痴にまたなってしまったので、今日はこのへんで。

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