あさが来た第51回あらすじ~サトシ、あさの改革案に反発

第9週『炭坑の光 11月25日(水)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

あさは、自分の思っている事をを亀助に打ち明けた。
「ほんまは人並みに旦那様のそばにいてお世話したり、いつかややこを育ててみたいて思う事もあるんだす」
あさが気弱なことをいったので亀助は驚いた。
「今は、気張れば気張る程、旦那様から離れてしまうみたい…旦那様は、一つも悪い事あれへんのだす。うちが旦那様の優しさに甘えてますのや」

あさは、このままだったら嫁失格だと言うと、笑顔をみせた。
「堪忍。亀助さんに、けったいな事聞かしてしもたな(笑)」
「けったいなんて何も…」
「忘れとくなはれな! さあ、今は炭坑、炭坑!坑夫さんの事だけ考えな!」
石炭を運ぼうとするあさに亀助は大きな声で励ました。
「いいや、若奥さんかて、人の子だすがな!そないにいつも、真剣に坑夫の事ばっかり
考えんかて!」
「いいや。うちは坑夫さんの事も家の者みたいに大事に思てんのやさかい(笑)」

治郎作が二人の会話を聞いていたカズの横にならび、そっと手を肩にまわした。
しかし、治郎作は慌てて手をはずした。

― 明け方、亀助は大阪のふゆに手紙を書いていた。
『おふゆちゃん。大阪はどないだすか?今頃は、道頓堀で、大歌舞伎の船乗り込
みとか、やってる頃だすやろか・・・

亀助が手紙を書いていると、あさが二階から降りてくる。物音にびっくりした亀助は、手紙の字がすっかりゆがんでしまう。
>まだ暗闇ではありますが朝がやって来ました。炭坑の朝は早いのです。

あさが眠たそうに炭坑に向かうと、建物からサトシの怒号が聞こえてくる。
「おい、起きろ! ほれ! さっさと起きて、山に入れ!」
一人の抗夫がサトシに腰が痛いと訴えた。
「今日は休ませち下さい」
しかし、サトシは激怒し、抗夫の身体をを無理矢理起こした。
「何ちゃきさん!今頃になって仮病ば使いよって俺をごまかす気か。こん横着者が!」

あさはサトシを止めようとするが、サトシは全く聞かず怒鳴った。
「よそ者が邪魔しよんなあが!そげんなまやさしか事すりゃ、山ん坑夫たちゃすぐにみんな甘えて、スカブラすっぞ!バカたれが!」
「ス…スカブラ?」
その時、治郎作が現れあさを止めた。
「若奥さん。余計な事しなんな」

― 治郎作はあさにスカブラとは怠けるという意味で、休みたいといった抗夫は怠け癖がついているのだと説明した。そして、サトシはピンはねをしているが、納屋頭としては優秀なのだと伝えた。
「山には山のやり方があるったい。うかつに変えられんとよ」
「親分さんも改革はせん方がええ思いはりますか?」
「いつかはせんといかんのかもしれん。けんど、それが今かどうかは…分からん」
「うちは、今や思うんだすけど」
あさは、治郎作に伝えると鉱山に向かった。

― あさは抗夫たちを集め、自分の改革案について話した。
「よりようけの石炭を採った組の坑夫さんには加野屋からじかに、ご褒美を差し上げます。これは、皆さんのための、新しい制度だす。みんな平等にええ思いして、この炭坑で働く事に、この先生きてく事に、夢、持ってもらいたいんだす」

あさの提案に抗夫たちは喜ぶが、サトシが大きな声であさを非難する。
「みんな!だまされたらつまらんぞ。みんな平等なんちうまい事言うて…。この世に平等なんちあるか。その証拠に、掘っとるのは俺らやいうのに、立場が強いんは、銭持っとる、あんたら加野屋さんたい」

サトシは、世の中は金を持っている者が強いのだと力説し、加野屋は少ない賃金で働かせ、自分達だけが儲かるのだと言うと抗夫たちは動揺する。
そして抗夫たちが次々とその場を離れようとするとカズは小さい声で『やっぱり』とつぶやいた。

「何でだす? 何でだす!?今のままで、ほんまにええんだすか?なんで勇気出して、今を変えようとしはれへんのだす? うちは…うちはみんなに、その日暮らしやのうて、夢持って働いてもらいたいて…」
あさは、立ち去ろうとする抗夫たちに叫ぶがサトシが反論する。
「夢なんかいらん。そんなん金持ちのみるもんちゃ」

― 亀助の手紙で一部始終を知った正吉はため息をついた。
「う~ん。苦労かけてるなぁ…」
うめは、新次郎の三味線の会にでられそうにないあさを不憫に思うと新次郎が笑った。
「わての道楽なんぞどないでもよろし。あさはお家のために頑張ってくれてますのや。けど、ふゆちゃん宛てに手紙まで書いてくるやて、亀助もなかなかやりますなぁ」

― 美和は座敷にあがり三味線を弾いていた。
引きおわ得ると大久保が拍手をする。
「さすが、かつては大阪で一番といわれた芸子だ」
「おおきに。美和と申します。どうぞよろしゅう」
美和は、大久保と同席している五代友厚に挨拶をした。

友厚が名乗ろうとしたとき、美和は知っていると伝える。
「五代友厚様。大阪の恩人さんだすなぁ。大阪の人間で、五代様のお名前を
知らん者はいてしまへん」
その言葉に大久保が感心した。
「さすがじゃのう!美和、この男は大阪の恩人であるだけでなく、日本の恩人じゃ。五代友厚がおらなんだら、日本の金銀は、外国に全部かすめとられておった(笑)」
「大げさな(笑)」←友厚
「戻ってきてくれ、五代君。東京に来て我が国の大蔵卿になってくれ」
「・・・・・」

その頃、本を読んでいたあさの表情は曇っていた。
>そして、あさは学問だけではどうにもならない現実の壁に、突き当たっていました。

第51話の感想とレビュー

このドラマって、基本的にどうしようもない人がいないというか、それぞれに正義だったり信念だったりあるのかなって思います。
サトシも、おそらく新次郎の幼馴染だと思うのですが、ただ屈折した人物と思いきや、じつはそうでもないという点がちょっと驚きました。
雁助が出てこないとちょっと物足りない(笑)

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