あさが来た第50回あらすじ~炭坑の改革案

第9週『炭坑の光 11月24日(火)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

亀助は“いけ好かん納屋頭”サトシについて、あさに教えた。
サトシが抗夫たちの上前だけでなく、道具や酒などもピンはねして抗夫たちに売っていると聞き、あさは驚く。
「間に入る納屋頭ばっかり儲けて、肝心の坑夫たちの暮らしは、いつまでたっても楽になれへんのだす」
「そないな勝手、許したはるんだすか?」
あさが支配人の宮部に尋ねるが、昔からのしきたりで口出しできないと返答される。
「坑夫たちは、親分か納屋頭の言う事しか聞かんとです。雇うんも世話すんもぜんぶ納屋頭がしとるんですけん。誰も逆らえんとですばい」
「そやけど、このままやったらあきまへんなぁ」

その時、親分・治郎作があさに声をかけてくる。
「おう、若奥さん! 来とんなさったとね(笑)」
「親分さん!ただいま戻りました(笑)」

― あさは、治郎作、宮部、亀助に自分の改革案を聞いてもらう。
「なんぼ働いても、給金のほとんどが、お酒や道具に消えてしまうようでは、坑夫さんたちの暮らしは、いつまでたっても楽にならへん。夢も希望もあらしまへん。うちは、現場の皆さんに働いたらその分、ええ暮らしができるいう希望を持ってもらいたいんだす」
後ろを通りがかろうとしたカズ(治郎作の妻)があさの言葉に足を止めた。
「希望…」

あさは、具体的な内容を話し始める。
「まずは、よりようけの石炭を採れたら採れただけ、その組の坑夫さん達に平等にご褒美を差し上げるんだす。そのご褒美は納屋頭さんを通さず加野屋から直に坑夫さんたちに渡すんだす。そしたら、士気かて上がりますやろ?それから坑夫さんたちが使うもんを納屋頭さんが売るいう事も禁じよ思うんだす。これからは加野屋が要るもんをまとめて仕入れて、坑夫さん達に安う売る事にしよ思て(笑)」
あさのアイディアに宮部は呆れ顔を見せた。
「そげな事無理ばい。飯場には飯場の昔からのやり方があるとやけん。それを変えたら山は大騒ぎになるったい!」
治郎作も宮部同様、あさのアイディアに異論を唱える。
「そうたい。それにたい、若奥さんの言うとんなるんはつまり坑夫と加野屋との間にある、納屋頭の仕事を奪う事になるとばい」
「奪うつもりはあらしまへん!それでも、うちらが直接坑夫さん達とやり取りせなんだら、あの人たちの暮らしは、一向に楽にならへんのだす!」

「そげなったらみんなどげ助かる事か」
思わず口にしたカズは、われにかえると慌てて『えらい失礼しました』と部屋を出て行く。あさは、一緒に話をきいてほしいとカズを追いかけた。

「はぁ…今ん話を納屋頭たちが聞いたらどげん怒る事か…」
宮部があさの話に頭を抱えると治郎作は楽しそうに笑った。
「そうちゃのう…参ったのう(笑)」

一方、あさはカズに改革案の感想を聞いていた。
カズは、あさのアイディアはありがたい話だが無理があると告げる。
「納屋頭いうんは、みんな男気があって、坑夫たちににらみの利く利け者ばっかりっちゃ。誰も逆らえまっせん。それと奥さんがさっき言うとんなった夢っちいうのは、将来を考える余裕のある人が持つもんですと」
カズは命の危険がある抗夫は、酒を飲んで、その日が暮らせればいいと考えるようになるので、夢や希望という言葉はまぶしすぎるのだと伝える。
あさは、カズの話にショックを受ける。
「うちんだちのためにいろいろ考えてくれとんなさぁとに、水差すようなこと言うて、すんまっせん」
>あさの思う炭坑の改革は、たやすい事ではなさそうでした。

その頃、大阪の惣兵衛は、母・菊に和歌山で暮らそうと伝えていた。
しかし、菊は惣兵衛とはつの話に激高する。
「天下の山王寺屋も潰れるはずだす。男連中がこない情けない者ばっかりやったんさかいなあ!私はなぁ、あんたが今はどないになってたとしても、いつかきっとこの山王寺屋を生き返らせてくれるやろ思て。そやさかいにこない、情けない暮らしにかて耐えてきましたんやで!それを何だす…お百姓になるやて!?」
「山王寺屋はもう潰れたんだす。生き返らせるやなんて事、かなわへん夢や。なぁ、頼むさかい、もう前向いとくなはれ!」

「私は、大阪一の、山王寺屋の内儀だす。和歌山になんか金輪際、行かしまへん!」
「何で分かってくれへんのや!わしはなぁ、この家のためや思て…」
惣兵衛も興奮すると、菊は和歌山に行くなら親子の縁を切ったらいいと自分の部屋に戻っていった。惣兵衛も怒りを抑えて家を飛び出す。

はつが惣兵衛に声をかけると、惣兵衛は自分にも原因があると言い出す。
「生まれてこの方、何でもお母ちゃんの言いなりやったさかいな。せやけど、今回ばっかりはそないな訳にはいかへん」

― 三味線を習っていた新次郎に美和がさみしさが音に現れていると指摘する。
そして、美和は久しぶりに座敷に上がることになったと新次郎に伝えた。
「へぇ、お師匠さんが。何でだす?」
「昔よう世話になったお方に頼まれたんだす。なんや大事なお客さんが来はるゆうて」
「ほう、大事なお客さん…」

― あさと亀助は炭坑の仕事を手伝いながら話をしていた。
あさは新次郎のためにも早く帰りたいがそうもいかないとこぼした。
二人の会話をカズは、足をとめ聞いていた。

その時、赤ん坊が泣き出し、おぶった母親があやしながら作業場を出て行くのが見えた。
「亀助さん。ほんまは、うちな…」
>それは、あさがずっと、誰にも言えずにいた事でした。

第50話の感想とレビュー

今日は記念すべき50話ですが、ようやく1/3といったところです。26歳(?)で50話というペースだと、晩年までドラマは続いていくんでしょうかね。そうなったらカーネーションみたいに配役をチェンジとかやだな。
さて、あさの話と新次郎の師匠の話、どちらも気になるところですが、今日も惣兵衛&はつのエピソードが熱かったです。つーか、惣兵衛がかっこよすぎ!自分のマザコンを認めるなんて(笑)
夢や希望を持たせようとする、あさに対して、絶望する惣兵衛の母、新たに農家に希望をみいだす惣兵衛…今日は、対比がきいてて面白かったな~
視聴率がついに25%超えたらしいですが、これだけ面白いと納得です。

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