あさが来た第49回あらすじ~あさ、再び九州へ

第9週『炭坑の光 11月23日(月)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

あさは、はつの息子・藍之助と笛の玩具で遊んでいた。
明日から九州へ行くと聞いていたはつは申し訳なさそうにした。
「そんな忙しい時にうちなんか寄って…」
「そやけど、2人の顔見てたら、元気になるんやもん(笑)」

そのとき、帰ってきた惣兵衛は、あさが来ていることに気がついた。
「また来てたんか」
「あっ、惣兵衛さん。お帰りなさいませ(笑)」
あさは、惣兵衛に挨拶すると、急いで家路についた。

惣兵衛は、あわただしく出て行ったあさを見て笑った。
「相変わらず忙しそうなやっちゃなぁ。そのうちヒゲでも生えてきそうな勢いやなぁ」
するとうめが、惣兵衛にあさは、寄り合い所でも『加野屋の嫁はヒゲが生えてる。心臓に毛が生えてる』と言われて、気にしているので言わないで欲しいと頼んだ。

>五代友厚は多くの鉱山を手中に収め鉱山王と呼ばれる大阪の名物男になっておりました
友厚は、あさから話を聞くと笑顔を見せた。
「飯場が5つに増えたて、それは景気のええ話ですなぁ」
「いいや、おかげで以前よりようけ掘らしてもろてんのだすけど、その、飯場飯場によって、不公平が出てるみたいで。それでまた、明日から九州行かなあかんのだす」
すると大阪の商人達が友厚を飲みに誘おうと声をかけてくる。
商人達は、友厚があさと話しているのを見て、冗談を言った。
「炭坑まで買おうっちゅう、勇ましいおヒゲの若奥さんには、わてらかないま
へんよってなぁ(笑)」

自分の手で口の周りを気にするあさに、友厚が何も生えてないと教えた。
「あささんでも、ああいう嫌みは、気になりますか?」
「いや…小さい頃は、勇ましいやら男らしいやら言われても、ちょっとも気になったことあれへんかったのに。大人になると、なんや感じが違てきますなぁ」
「それは、この国の男と女の見方がそういうふうにできてしもてるから。もっと大きな目で見たら、男も、女も、そう大した違いはないゆうのに…」
「そうだすやろか?」
「そうです!私がハズバンドやったら、あなたにこんな肩身の狭い思いはさせない!」
しかし、あさには“ハズバンド”の意味がわからなかった。

あさが部屋を出ると、友厚は英語で後悔を口にした。
「何を言ってるんだ、私は」

― 正吉は、犬の張子をつくっている妻・よのに声をかけた。
「ほう!またえらいかわいらしゅうのが出来ましたなぁ(笑)」
しかし、よのは、喜ばず残念そうに張子を見た。
「そやけど、なんぼお犬さんのお張子さん作っても、何も報われしまへんわ。新次郎は、頑固に妾、つくらへんいうし」
「まあ…加野屋の、奥を守ってくれてはるあんたの心配はよう分かりますのやけどなぁ。いや…私はな、新次郎のとこのややこは、もう諦めてますのや」

正吉は、あさを九州の炭坑に行かせる決心をしたときに覚悟したのだとよのに教えた。
「案の定、炭坑の仕事というもんは思うた以上に手ぇがかかります。それ今一生懸命やってくれてる、あさちゃんに、ややこも産んでとは、ちょっと言いにくい(笑)」
「それやったら何だすか?世間さんが言うように加野屋は四男坊もろた…そない思えいう事だすか?」
「世間さんの言う事なんかもうどうでもよろしいやないかいな。あっ、ほれ…うちにはほんまもんの三男坊がおりますがなぁ。あの榮三郎に早い事嫁をもろうて…」
「そんなん新次郎があんまりにもかわいそうやわ。あの子かて人並みに女らしい嫁さん
もろて、人並みに幸せになってもええはずや。そやのになぁ…」
「その新次郎が幸せやないてぇなこと、一体誰が決めましたのや?ほれ、あの2人が仲がええということは、あんたもよう知ってはりますやろ」

二人の会話を部屋の外で聞いていた新次郎に寄合所からもどったあさが声をかけた。
「旦那様、どないかしはったんだすか?」
「いいや。何も、あらしまへんで。さあ、行こ行こ(笑)」

― 新次郎が浴衣の会で三味線を弾くことを聞き、あさは目を輝かせた。
「ほな、九州のお仕事早終わらして帰ってこな(笑)」
「そない大げさなもんやあれへんのやで(笑)」
「そやけど、お三味線弾く旦那様、もういっぺん見たいんだす」

新次郎は炭坑の仕事をこなすあさの身体を心配した。
あさは、九州までの道のりは大変だが、九州で過ごすメリットを伝える。
「炭坑のみんなは、いっぺん心開いてくれたら、もう誰も、おなごやゆうてアホにした
りしはれへん。その点で言うたら、あっちの方が、気ぃ楽な面もあります」
そして、新次郎に借りた一冊の本を取り出した。

「この本には『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』て書いてありますけど、まだまだ、そうはいかしまへんなぁ」
「もう読んでしまいましたんかいな。面白い本だしたやろ?」
「へぇ。ほんまに。そやけど一気に読んださかい、目がしんどい」
あさは、そういうとそのまま寝てしまった。

―はつは、惣兵衛に和歌山の土地の権利の話を伝えていた。
「この土地で、一家みんなで頑張って、ほんでいつかきっとこの恩を何倍にもして返してほしいと。母からそない言われました。黙って受け取ってしもて、旦那様に申し訳ない思たんだすけど…」
「申し訳ない事なんかあれへん。今井のお母さんはわしら一家に、もいっぺん前に踏み出す機会くれはったんや。おおきに。お母さん。ほんまおおきに!」
惣兵衛はそういうと、梨江がはつに託した土地の権利書に深く頭を下げた。
「はつもおおきに。これ受け取るのつらかったやろ?お前は優しそうに見えて、ほんまは、えらい意地と誇り持ってる女やさかいなぁ」
「いいえ。うちの誇りやなんて、お母様に比べたら…」
「せやな…。気がかりなんはお母ちゃんや」

>そして、あさは、また九州の炭坑へと向かいました。
あさが炭坑に着くと、女性達と一緒に亀助が暖かく出迎えてくれた。
「若奥さん!長旅ご苦労さんでございます」
「ご苦労さんだす。それで、こっちはどないだす?」
「へぇ。それが…一人、いけ好かん納屋頭が、おりますのや」

第49話の感想とレビュー

結局、今のところ惣兵衛が一番変化したというか、予想していた以上に真人間になってびっくりぽんです(笑)
あさと新次郎の夫婦もいいけど、惣兵衛とはつの夫婦も本当にいい味出てます。
和歌山に住んだら、なかなかあさと会えなくなると思うのですが、惣兵衛とはつの物語は、それはそれで今までどおり進めてほしいところです。

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