あさが来た第48回あらすじ~あさの父・忠興は東京へ引越し

第8週『京都、最後の贈り物 11月21日(土)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

「銀行だすやろ?」
正吉は、あさが訪ねてきた用事を言い当てると、あさは少し口元を緩めた。
「…ご名答だす。びっくりぽんや」

― 正吉とあさが話し終えた頃、よのが“ところてん”を正吉に持ってくる。
「お前様、ところてん出来ました。…お邪魔やったかいなぁ」
「いやいや…もう、話は終わったとこや」
正吉は、あさに銀行については、考えておくと言って二人の話は終わった。
あさが部屋を出ると、よのは話の内容を尋ねるが、正吉は話をそらした。

― 店の外では、亀助たちが雁助から不機嫌な理由を聞いていた。
「ほんなら雁助さんは炭坑が不服なんだすか?」
「そらそやろ。わては両替屋の番頭だっせ。炭坑なんてな事言われても、どないな仕事か考えもつかへんわ」
「そない言わはるんやったら…よっしゃ。わてが、教えてあげまひょ」

亀助は箒をツルハシに見立てて、鉱山での作業を教えようとするが雁助はいらだった。
「違うがな! わては別にそない思い浮かべたい訳やあらへんねん。そないに見当もつかへん仕事すんのはよう分からん言うてますのや」
「なんやそれやったら、そない言うてくれな。わて、教え損だすがなぁ」
「それに、この加野屋は、大阪で一番いうてもおかしない、生っ粋の両替屋だっせ。その名門が、何でそないな両替と関わりのない事せんならんのや」
するとうめが雁助に感心する。
「雁助はんは、このお店に誇り持ってはんのだすなぁ」
「当然だす。この店の大番頭任されて、誇り持たへんはずがあれへんがな。時代の流れで多少グラつく事はあっても、それさえ乗り越えたら、加野屋は加野屋のまま必ずやっていけたはずなんや。そやのに…。いや…若奥さんを悪う言うつもりはあれへんのやで。けどなぁ、今のが、わての本音だす」
雁助はそういうと店の中に入っていった。

炭坑事業が成功し、店が儲かると雁助がのれん分け、すると亀助が大番頭かという話をうめ、亀助、弥七がしていると、うめは道行く人に気がついた。
「いやっ!…あれ、もしかして!」

― 大阪寄り合い所で五代友厚の銀行の話を熱心に聞くあさに新次郎は感心した。
「あないな話長い事聞いてて、よう退屈せぇへんなぁ」
「へぇ(笑)。それに今日は旦那様も来てくれはりましたさかい」
「かいらしい事言うてくれるがな」
「ほんまの事だす。旦那様が、一緒に聞いてくれてはるだけで、なんや不思議に力が湧いてくるんだす(笑)」
すると小声でうめがあさを呼び出す。
うめと一緒にいるのは、すっかり西洋風の髪型になった父・忠興と弟・久太郎だった。

忠興と久太郎は、今から東京へ行くのだとあさと新次郎に伝える。
髪型に驚くあさに、久太郎は名前が変わったことを教えた。
「僕、名前変わったんや。これからは、今井忠嗣や」
「忠嗣て! えらい立派な名前もろて。それもまた、あんたに似合わへんわ」
忠嗣があと一ヶ月で渡米だときかされると、あさは弟に注意を促した。
「久太郎、ええか?体だけは、気ぃ付けるんやで。異国のお方らは、食べるもんも違ういいますさかい、何でも口に入れたらあきまへん」
「そんな事するかいな。ドント ウォーリー アイム ファインや(笑)」

忠興は、新次郎に自分達の髪型(ざんぎり頭)は軽くて楽だと勧めた。そして、あさには漬物旨かったとはつに伝えるように言い、二人は東京に向かうのだった。
>こうして、今井家の人々は皆、東京へと、旅立っていったのでした。

一方、はつは、惣兵衛に梨江から借りた土地の話をしようとするが、結局言い出せずに終わってしまう。
>はつは、家族みんなで、和歌山に移り住みたい事をなかなか言い出せずにおりました。
>そしてそのころ、九州では…
宮部は、サトシに声をかけた。
「サトシさん。今日もあんたん組だけ石炭掘る量少ないけんど。どげんしたと?」
しかし、サトシの目つきにびびった宮部はすぐに建物内に引っ込んだ。
「いや…気張ってくれとるとやらええとやけど(汗)」

今度は治郎作がサトシに声をかける。
「おかしいのう。サトシの組は、今までそげんこつんなる事はいっぺんもなかったとに。なしそげん、今、掘られんとやろか?」
するとサトシは治郎作に笑顔を見せた。
「すんまっせん。俺は、根っから大阪者が好かんで、どうも新しか持ち主んために働く気がせんとやが。まあ、そんでも、明日っからは気張らしてもらいますき」

― 正吉は、あさに銀行についての自分の考えを伝えていた。
「頭ごなしにあかんと言うてる訳やおまへんのやで。ほんなこと言うたらまたあの五代様が『大阪の商人は頭が固い』てなこと言うて怒られますがな。ただなぁ、時を見極める勘どころというのは、これは大阪の商人に、大事な事なんだすわ」
「つまり今はその時やあれへんいう事だすか?」
「そやなぁ。私の勘だけで申し訳ないんやけれども、炭坑の話を聞いた時には、ピンと来るもんがありましたんや。けど、銀行にはそれがない。御一新で、東京に出て大成功をしはった今井さんとこの、やっとこさっとこ、商売を続けているうちとは、時の見極め方というもんが違うのかもしれまへんなぁ」

あさは、正吉の意見に納得した。
「ほんまだすなぁ。そないゆうたら、お父様の言わはるとおりだす。炭坑の仕事も始ま
ったばっかりやいうのに、うちゆうたら…。すんまへん。うちはいつも、思い立ったら突っ走ってしまうたちで」
「それでよろしいのや。あさちゃんは、それでよろし」
「そやけど、お父様に相談して、ほんまによかった」
「まあ、私がおらんようになっても、あささんの話を聞いて相談に乗ってくれるというような人があったら、よろしいのやけどなぁ」
「へ…?」
あさが正吉の言っている意味がわからなかった。
その時、五代友厚がやってくる。

友厚は、日本人が初めて売り出したビールを持ってきていた。
「あの…堂島の渋谷はんが作らはったというのは、これ?」
「はい(笑)」
新次郎に言われ、あさがビールの栓を抜くと勢いよく泡が出てきたので、あさや新次郎たちは慌てた。
>あさの冒険も、まだ始まったばかりでした。

第48話の感想とレビュー

サトシ、一人だけ空気が違うんですけど・・・(笑)
今日は雁助と亀助、弥七+うめのミニコントも堪能できたし、最後は噴出すビールにみんなてんやわんやと、週を締めくくるにはふさわしい良回でした。
サトシの件は、2週引っ張って、来週解決されるのかな?
そういえば、昨日の回であさが嫁いで10年みたいなことを言ってましたが、もうそんなになるんですね。時間がちょくちょく経過しているナレーションがはいっているのは知ってましたが10年とは驚きました。
冒頭の“びっくりぽん”であさが口元が緩むのが妙に印象的でした。
あさの成長を感じるというか、このあたりが『まれ』と違うな~と思う今日この頃。

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