あさが来た第35回あらすじ~あさ、妾を囲うことをすすめる。

第6週『妻の決心、夫の決意 11月6日(金)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

あさは新次郎に家のために妾を囲うことをすすめた。
「もともと、旦那様とうちは、幼い頃からの許嫁。お家を繁栄させるために、一緒になった仲でございます。そやのにうちは、一番大事なお仕事が、でけしまへんだした。お家のため思たら、お妾さんつくって頂くのが、当然の事だす。せやから…どうか、ええお方を選どくなはれ」
「本気で言うてますのんか?」
「…へぇ」
「分かった。あさがええのやったら、そないするわ」
そういうと新次郎は、部屋を出ていってしまう。
その二人の会話を偶然庭で聞いてしまった女中かのは、急いで、よのところへ行った。
「奥様にお知らせせな」

― 心配したうめが部屋に入ると、あさは泣きながら旅支度をすすめていた。
「東京で鉄道の普請も始まって、もうじき誰もが石炭の値打ちに気ぃ付く! 一刻も早、事起こして、手ぇ打つ事が大事なんや! 旅の装束はこれでええやろか…? ハハ…こんなんかぶってたら、男みたいやわ…うちにぴったりやわ(泣)」
「やっぱり泣いてはった」
「泣いてへん! これでええ。これでええのや!せや。炭坑の櫛田さんに、お手紙書かな。アホ…旦那様のアホ!」
うめが同意すると、あさはすぐに否定する。
「違う! アホはうちや…」

 翌日、加野屋に美和がやってくる。
正吉が、よののすすめで美和を見ると、美和が笑顔で挨拶をした。
三味線嫌いな正吉だったが、美和の笑顔にショックを受ける。
「…悪ないなぁ」

>その頃、藍之助と名付けられた子は順調に育ち、はつは野菜を売り歩きながら惣兵衛を捜していました。

あさは、はつの住まいを訪ね、仕事を手伝いながら妾の話をはつに伝えた。
「旦那様の事は心配あれへんのやから、あとはそのお妾さんとやらに一切任してしもたらええわ。それに向こうには男前の力自慢の炭坑夫さんがぎょうさんいてはる事やろうし」
「男前の炭坑夫?」
「せや。せやからさみしがらんと行っといで(笑)」
「なんや、お姉ちゃんがそないな事言わはるやなんて、びっくりぽんや(笑)」
あさも、惣兵衛が帰ってこないからと新しい夫を捜すことをすすめた。
するとはつは、笑顔でこたえる。
「せやなぁ。もっと目ぇの大きい人でも探したろかしら(笑)」
「うちももっと男らしいキリッとしたお人探しまひょ!なんや楽しなってきたなぁ」
あさとはつは互いの手をとり、笑いあった。

― 商人の寄り合い所で、五代友厚を待つ間、うめはあさをさとしていた。
「何にも悩む事なんかあらしまへん。正妻と妾は全然別のもんなんだす。旦那様かて、たとえ何人も妾を囲う事になっても、きっと心はいつでもおあさ様にございますんやよって。」
「そうだすやろか…」
するとそこへ友厚がやってくる。
「ほう…興味深い話ですな(笑)」

あさは、友厚が購入したという鉱山について尋ねようとするが、友厚は話をそらす。
「仕事熱心もええんやけど…。ラブの話でも、しましょう」
「らぶ?」
「あささんは、新次郎さんを愛してますか?」
「あいして…?」
「“惚れてるのか”という意味です。一度酒を飲みましたけど、あの男は、あささんが惚れる価値のある男やない。あの優男、男のくせにふらふらして、家が大変な時まで、芸事ばかりしてるというのは何なんですか。旦那衆はあささんの事いろいろ言うけど、私は、加野屋が潰れへんのはただひとえに、あささんの力や思てます。私が、味方になる。大丈夫」
するとあさは、友厚をにらんだ。
「優男の何が悪いんだす?…お三味線や、お茶や謡かて大事だす!そないな芸事をこなすいうのは、いわば大阪商人の粋なんだっせ!それに…それにうちは…男前の力自慢より、ふらふらしてる、かよわい旦那様が好きなんだす!」
きびすを返して、かえっていくあさを見ながら、友厚はつぶやいた。
「ほう…そう来はりましたか」

あさが加野屋に戻ると、正吉たちの姿が見当たらなかった。
弥七が『お妾さんの引越しの日』だとせつめいすると、あさは呆然としながら再び店をあとにする。

うめが出て行こうとするあさを止めようと声をかける。
「おあさ様、どこ行かはるんですか?雨降り出しましたよ」
「知ってる? 旦那様は、雨男なんやで。うれしい時に、雨が降りますのや」
あさは、そのまま雨の街に消えていってしまう。

あさがいなくなったことを知り、新次郎は傘をさしながら、街中を捜す。
すると神社で一人雨宿りをしているあさを見つける。
あさは、新次郎に気がつき、意外そうな顔をした。
「何でこないなとこに? 今日はお引越しやて…」
「わては妾なんか囲わへん。せやさかい、引っ越しはなしや」
「何でだす? お家のために、大事な事だす!どうか、そないな事言わんと…。お、おめ…おめか…」
あさは、精一杯しゃべろうとするが、なかなか声にならなかった。

するとあさはせきをきったように大きな声で話し始める。
「やっぱり嫌や!うち、旦那様がほかの人と一緒になるやなんて、やっぱり嫌だす! 堪忍。わがまま言うてすんまへん! それでも、お願いだすさかいお妾さんは囲わんといとくれやす!うちだけ…お嫁さんにしといとくなはれ」
その様子に新次郎は、あきれた表情を浮かべる。
「ほんまアホやなぁ、あんたは。あんたの代わりになるようなおなごがおりますかいな。これ以上嫁さんに手ぇかかったら、わて、遊ぶ間、のうなりますわ」
「旦那様…」
「あ~あ、一番ええ着物、濡らしてしもて」
「へぇ、これが、一番おなごらしゅう見える思て…」
「あさほど心の中が、女らしいおなご、わては知らん。行こうか」
「へぇ。…はれ? 何で今日は、雨が降ったんだすやろ?」
「さあなぁ」

>2人が帰ってくると、店には、驚くような人が待っていました。
「あなた様は…?」
あさが、加野屋で待っていた女性に尋ねると女性はニコリと笑った。
「お初にお目にかかります(笑)」

第35話の感想とレビュー

新次郎って、本当にかっこいいですね~朝ドラの旦那さんって、基本的に男前だと思うのですが、新次郎は格別にオシャレな夫役かと。
前作『まれ』の圭太と比べると、本当に新次郎が懐の大きさとか実感できます。
つーか圭太は、子供過ぎて、苛立つ場面が多かったな~(笑)
新次郎の話はおいておいて、『あさが来た』の無言のシーンに結構じ~んとくる事が最近増えてきました。うめと無言で刺繍するシーンや、はつの手がアカギレが映るシーンとか。あえてセリフにしない演出が素晴らしい。いまだに『漆はウソをつく』というセリフを何度もリピートされた事を思い出すと、『あれは壮大にスベったな~』と思ってしまう今日このごろです。

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