あさが来た第34回あらすじ~はつの出産と石炭

第6週『妻の決心、夫の決意 11月5日(木)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

陣痛が来た姉・はつ、加野屋は女中達総出で出産を手伝う準備を始める。
騒ぎを聞きつけた正吉に、よのは、青物売りがあさの姉だったと報告する。

そんな中、はつはあさに帰ると言い出す。
「お願いあさ…帰らして。迷惑かけたない」
「迷惑やら言うてる場合やあれへんみたいやで。お姉ちゃん、頑張って元気な子産まな。な!」

新次郎が慌てて帰ってきたとき、ちょうど赤ん坊の産声が聞こえる。
「生まれた!」
「やった…。お姉ちゃんが、ややこ産みはった!」
二人は、はつの赤ん坊のことを想像をした。
「かいらしいやろあぁ(笑)」
「どっちやろな?」

生まれた赤ん坊を、あさ達は覗き込んだ。
「はぁ~かいらしいなぁ」
「へぇ。えらい元気な男の子だすなぁ」
はつは、惣兵衛に似ているかもと笑顔を見せた。

出産から10日後、はつは、赤ん坊を抱きながらよのと正吉に礼を伝えた。
「ほんまにご迷惑おかけしたのに、手厚うして頂いて、お礼の言葉もあらしまへん」
「いやいや、あの…久しぶりに私らも、こうめでたいっていう気分を味わわせて頂きまして、おおきに(笑)」

はつが出て行くと、よのは大きくため息をついた。
「はぁ…」
「あんた何やねん?さっきから。へぇ…はぁ…気の抜けたような返事ばっかりして」
「あれがうちの孫やったら…。そない思わはりまへんか?うちらにかて、あないなかわいらしい孫がおってもちっともおかしい事はあらへんのだす。やっぱり、おはつさんがうちらの、嫁やったらよかったのになぁて…」
その時、表であさの声がした。
「痛っ!」

新次郎が慌てて戸をあけるとあさが立っていた。
「今の話、聞いてましたんか?」
「…いや、何も聞いてまへん。お姉ちゃんの青物の籠、取りに来ただけで…ほな、ごめんやす」
あさは、そういうといそいそとその場をあとにした。
よのは、新次郎と正吉に釈明した。
「うちは、いけず言うた訳やあらしまへん。正直な心が口から出てしもただけだす…」

惣兵衛の父・栄達は、はつの赤ん坊に終始ご機嫌だった。
「なんちゅうかいらしい赤ん坊や。こんな子がいてるのに、お父ちゃん今頃、何してんのやろなぁ…。お前がなぁ、無事に育つように、おじいちゃんますます、気張りまっせ(笑)」
「お母様、抱いてやってもらえまへんか?…ほ~ら、あんたのおばあ様だっせ。これから、お父ちゃんが帰ってきはるまで、ここで皆でたくましゅう暮らそうな」
はつは、菊に赤ん坊を抱っこしてもらうとするが、菊は無視した。
「…これだけ長い事帰ってけぇへんいうんは、もう、生きてるかどうかかて分からへんわ」
その頃、あさは、うめと一緒に黙々と縫い物をしているのだった。

>1871年(明治4年)それからしばらくして、明治政府は、全国の藩を廃止し、新しく県を置きました。同時に、藩が抱えていた負債を肩代わりしようと考えました。
しかし、その内容は、驚くべきものでした。

大番頭の雁助とあさは、政府の決めた決定に不満をあらわにしていた。
「お大名に肩入れして、古い借金は棒引き。新しいもんも50年かけて無利息での返済になるらしおます。ひどい話でっせ!もう!」
「ほんまだす。政府に尽くしても、所詮こないな事しかやってくれはれへんのやったら、やっぱりほかに商いの道考えな、生き残る手だてはあれへんのやと思います」

二人の姿を喜助と弥七は小声で話す。
「あの算盤持った番頭さんと若奥さん、東大寺の仁王さんそっくりや思いまして」
「ほんまや。りりしい男が2人て(笑)」
弥七の言葉に喜助が笑うと後ろで掃除をしていたふゆも思わず笑ってしまう。
すると山屋の与平が包みを持って現れる。

山屋は、あさに石炭を持ってきたのだった。
はじめてみる石炭にあさは、目を輝かせる。
「へえ~これが石炭だすか。はぁ…艶があって、ええ色してるもんだすなぁ(笑)」
「おっ、分かりはりますか?さすが、加野屋はんの四男坊!」
「はい!…へ?四男坊!?」
「知らんのかいな?あんさんがあんまり男みたいによう働くもんやさかいに加野屋はんは嫁さんもろたんやのうて、息子増やしたようなもんやて、評判でっせ(笑)」

山屋は石炭が取れた山の所有者・櫛田について、あさに説明し、目の前で石炭を燃やして見せた。その後、あさと山屋は、櫛田が山の買い手を捜していることなどを説明した。
お茶を運んできたうめは、置いてある石炭に気づいた。
「やぁ、こんなとこに石ころ…」
うめがひょいと持ち上げたので、あさは驚いた。
「あっ、あっ!大事に扱うてや。これは、加野屋を救うてくれるかも分かれへん、お宝
かも分かれへんのやさかい」

山屋が帰宅したあと、あさは再度、石炭について正吉に頼み込んだ。
「お父様、うちは、今を逃したらあかん思います。」
「金は足りてますのんか?」
「いや…政府が肩代わりする分と、うちがかき集めたお金、全部足してもまだ足らしまへん。せやさかい、初めに半金入れて、残りは3回払いに分割でけへんか、櫛田さんの奥さんにじきじき会いに行って、掛け合うてみよ、思てます」
「あさちゃん。あんたほんまに、覚悟はできてますのんか?嫁が長いこと家を空けるなんて事は、あってはならん事だっせ。それをよう考えた上で、まだそれでも『やりたい』、そう言うんやったら、私はもう止めしまへん」

その夜、あさは新次郎に説明した。
「門司から炭坑まで、舟を降りて、朝から歩いて、その日のうちに着いたとして、それでも3日はかかります。お金の談判かて、何日かかるか、分からしまへん。半月…いや、ひと月より、もっと長いかも分かれへん。そしたらその間、旦那様のお世話かて、でけへんようになってしもて、そしたら…そしたらうち…」
「何が言いたいねんな」
するとあさは、深く頭を下げた。
「旦那様、どうか…どうかお家のために…お妾さん、囲っておくれやす」

第34話の感想とレビュー

昨日の回の視聴率が24.1%の大台を超えたとYahooニュースに載ってました。
これだけ毎日面白いとそりゃ視聴率もあがりますわな。いや、後半もこの面白さを維持して欲しいです。ふゆも無事に加野屋で働くことなったし。わざわざ、そういうシーンを用意しなくてもこういう見せ方ってオシャレだと思います。
ところで、あさが来たの予算について、どっかで読んだのですが、時代劇の衣装や小道具に予算を使っているので、舞台セットは過去の作品の使いまわしだとか。そういわれてみれば、大阪の寄り合い所は、鴨居欣次郎の部屋に似てるし、はつ達が暮らす納屋は、ひょっとして『花子とアン』かな?こういう裏話を聞くと、なんか本当に努力して作品が作られてるんだなって、違う感動をもらえます。

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