あさが来た第28回あらすじ~新次郎、はつと惣兵衛と再会

第5週『お姉ちゃんに笑顔を 10月29日(木)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

新次郎を見ると、惣兵衛の父・栄達は逃げ出してしまう。
荷台から落ちたカブを新次郎は拾った。
「こら、おいしそうないかぶらさんや(笑)」

逃げ出した栄達の代わりに、新次郎はリアカーを引っ張ろうとするが、びくともしなかった。
「う~ん…あかん、いっこも動かへん…う~ん!」
「もうやめとくなはれ。手ぇが汚れてしまいます」
「そやけど、わて、こない見えても、一応男だっせ。はぁ…こないな手伝いもでけへんやて、ほんま情けないわ」
新次郎は、あさがはつのために用意していた荷物を持ってきたらよかったというと、はつは断った。
「施しは要りまへん。今はそこのお百姓さんとこでご厄介になっておりますさかい」
その時、天秤棒に野菜を載せた惣兵衛が現れる。
「新次郎はん!なんでこないなとこに?」

するとはつが新次郎に自分のことは妹には内密にしてほしいと訴えてくる。
「あの…あさには、うちの居場所、決して言わんといとくなはれ。今日、うちに会うた事も。お願いします」
惣兵衛はリアカーの後ろに回ると後ろから押した。
「へえ~加野屋はんは、まだご無事だすのか?」
「まあ、なんとかなぁ」
「ほんなら今度、酒など馳走してもらわんとな(笑)」
そして、はつと惣兵衛はリアカーをひっぱって行ってしまう。

>そのころ、大阪商人の寄合所にいた、あさは…
才助は集まった大阪の商人に自分のビジョンを説明する。
「異国と対等に商いをするには、大阪商人が結束して、ビッグな取引が、できるようにせんとあかんのです。皆さん、新しい大阪を作りましょう!大阪には、皆さんのような、ええ商人が大勢集まってはります。そやのに、このままではすぐ、東京や、新しく入ってくる西洋諸国の商売に、潰されてしまいます」
しかし、商人達と才助の話は、どこか論点がづれていた。
「そやから、どないしたら、今すぐ儲けられるのか、それを五代様に聞きたいんだす」
「儲けとは、そう簡単にできるもんやない。まず、焦る事なく、根底から、ビジネスを変えていく事です」

商人達から、才助に失望する声がわきあがる。
「やっぱりよそもんや。どっかひと事やなぁ」
「しかも元はあの、薩摩のお武家はんやし」
「五代様のお話は大きすぎて、私ら大阪商人には、ちんぷんかんぷんでおます」

雁助も商人と話がかみ合わない才助に落胆していた。
「噂どおりのお方やなぁ。あのお方はお武家様のくせに西洋かぶれでお商売ばっかりやったはるいう噂て…何でだす?何で若奥さん、こんなとこでそんな事してはんのだす?」
雁助は隣で縫い物をしているあさに気が付き驚いた。
「すんまへん…なかなか縫い終わらへんもんやさかい」
「はぁ…相変わらず大きな縫い目だすなぁ」

商人の集まりが終わると、あさは才助に声をかける。
「あの…大丈夫だすか?」
「ああ、あささんか。大阪商人には困ったもんや。なんぼ才覚があっても、家のしきたりに縛られて、新しい事に手を出さない。しかし、あなたに心配されるとはな(笑)」
「…こないだは、ほんますんまへんだした!」
「よろしよろし。今日は縫い物しながら一生懸命私の話を聞いてくれてましたなぁ」
「見てはったんだすか?」
「ああ。来てくれはって、ほんまおおきに」
才助は、あさが来たことに感謝を伝えた。

あさは、姉の両替屋がつぶれて、姉が行方知れずだと伝えた。
「ほんまは今かてちょっともお商売の事なんか考える気ぃになられへんのだす。そやけど…今うちがすべき事は、これや思て」
「申し訳ない。あの時あなたが言ってたように、両替屋がこうなったのは新政府の不手際でもある」
「何でだす? 何で新政府は…」
あさが質問しようとすると雁助が止めた。
「若奥さん。“何で”はもうあきまへんで」
「はっ! すんまへん。…うちゆうたらまた…堪忍だす」
「ええんですよ。その罪ほろぼしのためにここにいるのだ」
「は?」
「せやから、この大阪を、世界に知られる町にする事がこれからの私の使命です」

家に戻ったあさは、母・梨江からの手紙をうめから受け取った。
>その手紙には、あさの実家の今井家が正式に新政府の仕事を請け負う事になった事。
>またその仕事のために、一家でそろって、京都を離れ東京への移転を考え始めている事などが書かれていました。

『はつの様子を知りませんか?私も知り合いを通して捜してもろてますが、いまだに消息が分かりません。何で助ける事ができひんかったんかと、後悔の気持ちばかりです。どうぞ、あなたは新次郎さんをよう支えて、お家をお守りください』

― 新次郎は、夜、出店で惣兵衛と酒を飲んでいた。
「ほんまびっくりしたわ。色白男前の惣兵衛さんがふんどし姿あない似合うてなぁ」
「フンッ。ケンカ売ってはりますのか?けどまあ今は、ケンカすら買うお金、残ってまへんけどな(笑)」
「アハッ。うまい事言うがな(笑)」
すると惣兵衛は、母親への恨みがなくなったことを新次郎に伝えた。
「…はつのおかげやろか。あいつは女々しい女や思てたけど、案外ずぶといのかも分かれへん」
「さすが姉妹そろて、今井の娘やなぁ。という事は、おはつさんも頑固なんやろか?」
「そら間違いない事だすわ(笑)」
新次郎は、あさとはつを会わせる手立てを考えていると惣兵衛が笑った。
「あのじゃじゃ馬の妹も、そこまで旦那さんに思てもろてたら、幸せ者やな!せやけどわしは…ハハハハ、久しぶりのお酒はよう回るわ(笑)」

自宅で本を読んでいたあさは、帰ってきた新次郎に石炭の話を聞かせて欲しいと伝えた。しかし、新次郎は眠いといい、布団に入った。
「今日はもう眠たいさかい」
「旦那様!」
>あさの心は、はつへの思いを全て商いへの熱意に変えるかのように燃えていました。

第28話の感想とレビュー

今まで能面のような男だった惣兵衛が、なんとも屈託のない笑顔を!
酒を飲んだシーンで、言いかけたセリフの続きが気になります。そういや『あさが来た』は、こういった演出がところどころでで効いている気がします。最後、はつを見つめるシーンと照らし合わせると、はつに罪悪を感じているという解釈でいいのかな?

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