あさが来た第24回あらすじ~あさ、玉利から金を借りることに成功

第4週『若奥さんの底力 10月24日(土)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

あさは、金を借りに奈良の豪商、玉利の元を訪れるが、玄関で面会を断られる。
「またの日ぃに、改めてお越し下さいませ」
「はぁ? 大坂から奈良まで、そない何べんも来られますかいな!」

その頃、新次郎はあさの身を案じていた。
店の前で心配する新次郎に才助が声をかける。
「ごめんください。あささんは、ご在宅ですか?初めまして。私は新政府の参与で、先日、大坂府、権判事に任命された五代才助と申します」

新次郎は、突然訪ねてきた新政府の役人を家にいれた。
才助は大阪の港開港に向けて、大阪にすむことになったと新次郎に伝える。
「で、あささんに、ご挨拶をと、思ったとでごわす」
「はて…五代様が何で家内をご存じなんだすやろか?」
「それは…運命としか言いようがありませんな! ハハハ!」
「運命とは!?はぁ~こら驚きましたな」
新次郎は、使用人達に酒を持ってくるように声をかけた。

あさと亀助は馬小屋につれてこられる。
「今夜は、あっちこっちから珍しいもんを集めて、奥様方の宴会があるのでございます。どないしてもお待ちになるというなら、ここでお待ち下さい」
小屋には、かくし芸の準備をする大道芸人たちが所狭しと座っていた。
さすがのあさも意気消沈して帰ろうとするが、猿回しの猿に気づくとテンションをあげた。
「あーっ!うち、ほんまもんのお猿さん、初めて見たわ!」
あさは、もってきた菓子を猿にあたえると掃除をすることを決断する。
「よっしゃ。掃除しよ! こないホコリっぽい部屋で待たされたら、うちらもお猿さんも、かなわんよってなぁ」

― 夜、帰る才助を見送りに新次郎も店の外に出る。
才助は、新次郎に礼を伝えるとともに質問をなげかけた。
「なんで金の用立てに行くのが旦那のおまんさぁではなく、奥方のあささんなんですか?」
「そうだすなぁ…まあ、わては、お店に座って笑てんのが仕事だすさかい」
「そうですか…いや…両替屋も大変な時ですけど、どうか達者で生きったもんせ」
才助は握手を求めようと手を出すが、新次郎はわからず、提灯を握らせた。

夜道を歩く才助を見送りながら、新次郎はあさが言っていた言葉を思い出した。
『達者で生きったもんせ』
「あんたさんでございましたか(笑)」

― 一方、京都の今井家に到着した惣兵衛とはつ。
「情けないわ。こないな事で、里に帰らせる事になってしもた…」
「旦那様はここでお待ち下さい。うち一人で、話してまいります」
はつは、惣兵衛をおいて一人で家に入ろうとするが惣兵衛は止めた。
「そないな訳には、いかへん」

― 惣兵衛は、忠興と梨江に深く頭を下げ、借金を頼み込んだ。
「お願いします!お金用立てて下さい!このままやったら山王寺屋はもう終わりや。お金用立てて頂き、今のこの窮状を乗り越えたい思てるんだす!」
「貸したとして、返していくメドは立ってるんか?」
忠興の質問に惣兵衛とはつは、何も答える事ができなかった。

「商売いうんは、先を見る目ぇと、その道を貫く覚悟がのうてはあかん…金は貸せん」
忠興の決定に梨江は動揺するが、はつは、笑顔を見せた。
「お母はん。これでええんだす。旦那様もうちも喉から手が出るほどお金が欲しいはずやのに。何やどっかで、断って頂きたかったんや。それが旦那様とうちのせめてもの誇りだす」

― あさが馬小屋の掃除をしていたと報告をうけた玉利は、あさと会うことにした。
「加野屋の若奥さん、えらいご苦労さんやったな。近頃の金貸せいう輩は、うんざりや。けど、猿まで世話した人初めてや。参りました。私の負けや(笑)」
「いえ。会うてくれはりまて、ほんまおおきに」
「フフフ。頭上げなはれ。けど、商売には人情は禁物や。わしはなぁ…。商いでは危ない橋渡らんのや。瀕死の両替商に金貸して返済できんのかいな?」
「今の世の中には、もうじき新しい朝が来ます」
「新しい朝?」
「へぇ。世の中が変われば、時代に合うた新しい商いが出てきます。加野屋は両替屋だけではのうて、新しい商いで儲けたいて思てます」
玉利は、新しい商いは何かと尋ねるが、あさは秘密だと返答した。
「商人はお互いに、しのぎを削って生きてます。加野屋が何やるかは秘密だす。玉利さんかて、商いの手の内は、人に見せとうはござりまへんやろ?」

あさの目をみていた玉利は感心した。
「目、泳げへんな(笑)…いや~ええ度胸してるわ。その意気込みやったら、どえらい事できる。よっしゃ、金貸そう」
「ほんまだすか? おおきに。おおきに!」
「あんた…もうじき、日本一の女商人になるで。そうなったらな、この玉利の事、この恩忘れたらあきまへんで」
「へぇ。忘れまへん。昔、お金をお貸しした恩をお忘れになってた事も、馬小屋で待たされた事も、このご恩も、加野屋のあさ、決して一生忘れまへん!」
「また一本取られた!あっはっはっは(笑)」
>こうして、あさは、何と無利息で玉利氏からお金を借りる事に成功したのでした。

帰り道、あさは亀助に“新しい商い”というのはまだ考えてなくて、あの場で出た言葉だと伝えた。亀助はあさの度胸に感心してしまう。

その時、あさは、惣兵衛と一緒にあるく姉・はつと再会する。
「あさ! 元気そうや」
「へぇ。お姉ちゃんも。相変わらず仲良しや!今、どこ行ってきはったんだす? うちは…」
「あさ…ううん、何でもあらへん。お互い、頑張ろな?」
「うん」
「どないな事になっても、お父はんに言われたとおり、お互いに精一杯、お家を守ろな?はつ)会えてよかった。ほな、急ぐから。」

あさと別れると、惣兵衛がはつに声をかける。
「恨んでるんやろ、わしの家を。加野屋に嫁いでたら、こないな事にはならへんかったて」
「…え?」
「知らんかったんか?」
惣兵衛は本来は新次郎がはつの夫になるはずだったと告げた。

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