あさが来た第17回あらすじ~あさ、新撰組と対峙する

第3週『新撰組参上! 10月16日(金)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

あさの声で、美和が玄関に現れる。
喋ろうとするあさに、美和は声を出さないように促す。
すると部屋の奥から、新次郎の三味線が聴こえてくる。

「今日は新次郎さんのお三味線のお披露目会だすのや。お謡もお茶も絵も何でもお上手だすけど、お三味線はずば抜けて。『家ではお父ちゃんが嫌いやから、稽古でけへん』て、せやから毎日、ここで稽古に精出さはって(笑)」
「そうだしたんか。」
「申し遅れました。うち、新次郎はんにお三味線教えさしてもろてます。美和と申します」
美和が自己紹介したとき、新次郎があさに気が付く。
「あさちゃん? なんでこないな所にいてますのや?」
「そら、こっちが聞きたい事だす!」
あさの反応に新次郎は笑ってしまう。
「せやな。怒られるのは、わての方やな(笑)」
「そうだす! こないな立派なご趣味、隠したはるやなんて。お三味線は、おじいちゃんが隠居の楽しみでやってましたけど、こないなお三味線聴くのは初めてだす。びっくりぽんだす!」

― 新次郎とあさは、小雨が降る中、一緒に帰る。
新次郎は夜に美和の家にあさが来たことの方がびっくりぽんだと言い出す。
「びっくりぽんはわての方や。若い娘が、晩に一人で…」
「そやけど、旦那様が、どこに行かはんのか心配で。まさか、あないきれいなお人のとこ行ってはったやなんて」
「ん? 何や、やきもちか?」
「そ…そんなんやあらしまへん!そやけど…あ~ぁ。また旦那様にうまい事ごまかされてしもた気ぃする」
「ごまかすて、わてそない器用な男やあらへんで。ほれ、見てみ。わて、大事な事や、楽しみな事がある日ぃには、必ず雨が降りますのや。みんなに雨男言われてな」
「おいしそうなお名前だすなぁ」

新次郎は、出かける前にあさが言いかけた話について切り出す。
しかし、話が店のことだとわかると、話をきりあげようとする。
「…それやったらええわ」
「それやったらええって。何でだす?なんでもっと、お店の事に関心持ちはらへんのだす? 加野屋は立派なお店だす。旦那様も分家やいうたかて、あの家の息子、跡取りの後見人。しかも、もうええ大人や。お三味線はあない凛々しい弾かはるのに、お店の事だけ、ふらふら逃げはるのはおかしい。どないな訳か分かりまへんけど、もうちょっとしっかりしはったらどないだすやろか?・・・堪忍。また言い過ぎてしもた…」
「何で家に帰らへんのやて、文句言われんのは分かるけど、まさか、家の事で怒られるやてなぁ」

― 家に到着すると二人は並んで布団に入った。
その時、あさは母・梨江が送ってきた手紙について、新次郎に尋ねてみた。
「旦那様。新たな風いうたらどないな意味やて思いはります?」
「う~ん…このご時世で、新たな風いうたら、薩長の新政府の事やろな。戦がある、いう噂もあるし。新政府いうのは…って、こら、床でする話やあれへんで」
二人が話していると店のほうから男の声がする。
「誰か! 誰かおらぬか!?」

二人は飛び起きて、門を開けると新撰組が外にいた。
「俺は新選組副長・土方歳三だ。夜分にすまない」
土方歳三が言うと、部下が紙を取り出した。
「この証文で、金4百両を借用したい」

「幕府再興のためだ」
土方がにらみをきかせると正吉達は金を用意する。
するとあさが土方の前に立った。
「幕府は今、どないなったはるんですか?先ほど土方様は『幕府再興』と言わはりました。もし幕府に何かあったら、その4百両ほんまに返してもらえるんだすやろか?」

「なに?」
「両替屋は、信用が何より大事だして、そやさかい、あなた様方を信用してええもんかどうか思いまして…」
すると土方の部下が刀に手をかけた。
「おのれ! 新選組が信用できぬと言うのか!?」

「謝りなはれ!早う、謝りなはれ!」
正吉は、慌ててあさに注意を促すが、あさは震えながら大きな声を出した。
「謝れまへん! …刀と信用は、真逆のもんだす!うちは『お金返してくれはりますか』て聞いてるだけだす! うちは、この家の嫁だす。このお家守る事が、嫁のうちの務めだす!」
新次郎は、土方に手をついて、妻の非礼をわびた。
「土方様、すんまへん! これは、わての嫁だして、えらい出過ぎた事を申しました」

土方は、あさを見て口元を緩めた。
「いい女だな。大した度胸じゃねえか。女だてらに新選組を怖がらねえとは。大変な嫁をもらったもんだな(笑)…ご内儀、金は返す、いずれ必ず。俺が生きていればの話だがな」「あ…。あ…ありがとうございます」
あさは、腰を抜かし、しりもちをついてしまう。

― 新次郎はあさと部屋に戻ろうと廊下を歩いていた。
「ほんまに肝冷やしたわ。相手は気の荒いお武家さんや。下手したら、お手討ちに遭うてたかも分かれへんのやで」
「心配かけて堪忍だす。つい、この口が…また余計な事…何でうちはいつまでたっても、こないなんやろ…」
「せやな。その口には、わてが蓋したらなあかんな(笑)」

新次郎があさに口づけをするとあさはきょとんとしていた。
「今の何だす?」
「あかん。わてが間違うてました。あさちゃんの事、まだまだ子どもや思てたけど、とんでもあれへん。あんたは芯のある、大人のおなごはんや。惚れてしもた。わてと夫婦になってくれ」
「もう夫婦だす」
「せやったか。ほんならよかった」
新次郎はあさの体をもちあげ、部屋に入っていった。

― 翌朝、目を覚ましたあさは、あとから起きた新次郎に話しかけた。
「もし戦になったら、あのお金は、どないなりますのや?」
「ひゃ~。またそないな話かいなぁ」
「旦那様、一つ、お願いがございます」

第17話の感想とレビュー

新撰組が大阪まで行動範囲に入っていたか正直わかりませんが、そんな事はどうでもいいんです。土方歳三さえカッコよければ(笑)
でも、土方の横にいた、若干ふくよかな男性が新撰組のイメージをこわすという(笑)
さて、今日のスタートは新次郎が1年間、浮気ではなく三味線の稽古をがんばっていたという流れ。ただ本当に美和と何もなかったとは言ってないあたりがオシャレな作りです。江戸時代末期の朝ドラって、見る前はなんとなく不安でしたが、どっぷり世界観にはまってます。…今月末放送の『まれ』のスピンオフは観なくていいかな

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