あさが来た第16回あらすじ~才助と再会、梨江が山王寺屋へ

第3週『新撰組参上! 10月15日(木)放送-』

あらすじ(ネタバレ)

偶然、大阪の町で再会した才助に声をかけられるが、あさはわからなかった。
「…あなたは、誰だしたっけ?…どっかで会うた事があるような…」
「なんち! 忘れてしもたとか。せっかく苦労して身元を捜してイギリスから文まで書いたちゅとに!」
あさは、イギリスからの文を出したと聞き、やっと思い出した。
「じゃっど、薩摩の五大才助じゃ。たまがったが! あんおてんば娘が、こげんビューティフルになっちょるとは(笑)」
「…びゅ…びゅ~てふ?」

あさと才助は、話をしながら米会所が一望できるやぐらのうえに登った。
才助は、大勢の男性たちが米の取引をする米会所について、あさに説明する。
「江戸も京都も、大津も、赤間関も、みんなこの大坂のコメ相場を基に動いとる。値段をちっとでも早よ知らせるために、飛脚を飛ばすほかに、天気がよか日は、あげんして高い場所で旗を振って、次々に伝えていっとじゃ」
「へえ~そらえらい事どすなぁ!びっくりぽんや」

あさは、賑わう米の取引を見て目を輝かせていた。
「あ~!うちもあんなふうに威勢よく働いてみたいなぁ」
「ほ~う。ビューティフルレディーになったち思たどん、中身はまんまんごたい」
「それ、うちが子どもやいう意味ですか?」
「うんにゃ『実によかった』という意味じゃ。それでこそ、おいが見初めたおなご(笑)」
それから、才助はやぐらを降り、あさに別れを告げた。
「達者で生きったもんせ。世ん中はこいから、大きく変わっで。おはんがワイフとは、実にもったいない。それでは、またどこかで会いましょう。グッバイ(笑)」
「ぐっばい。え? えっ…いえ、お待ち下さい。もっと聞きたい事が…もう一度お名前も!」
「名なら、五代才助じゃ。今度こそ覚えとけ(笑)」
あさは、人ごみに消えていく才助を見ながら首をかしげた。
「何で五代様はうちに文をくれたん?何をしているお方なんやろか? …訳が分からへん。世の中が変わるって何?」
>あさは、その時まだ知りませんでした。時代の渦が、それから1年の間にどんどん大きくなって、日本中を嵐のように巻き込んでいく事を…。

半年後1867年(慶応3年)、梨江がはつの嫁ぎ先・山王寺屋を訪ねる。
はつは、久しぶりの再会に喜び、二人は奥の部屋で話すことに。
「少し、肥えたようどすなぁ」
「へぇ。毎日、ええもんばっかり食べさしてもろてます。そやけどまだ、子宝に、恵まれへんよって」
「まだ嫁いで1年もたってないやないの。ちぃとも気にする事ないわ」
「おおきに。お母はんにそう言うてもろたら、少しだけ気ぃが楽になりました。お父はんは、お元気だすか? おじいちゃんも久太郎も」
「みんな息災です。せやけど…山王寺屋はんのお商売は、今どないですか?お父さんは今、四苦八苦や。天下の大坂かて、大変なはず。万が一、あんたらのお家に何か起こってしもたらと思たら心配で…」

梨江がそういうと、菊と惣兵衛が現れる。菊は笑顔で梨江にいやみを言った。
「そないな事聞きに来はったんでおますか?そないな事のためにわざわざ京都からなぁ。まあ、それはそれはご苦労はんな事でございました(笑)」
突然、現れた菊に梨江は慌てて頭を下げた。
「今のは、ただの世間話でございます」

「ほうそうだすか。ほんならおはつさん、どうぞ気兼ねのうお答えしなはれ。ほれ、この山王寺屋が今どないな様子か、正直に答えてさしあげたらよろしがな(笑)」
容赦のない母に惣兵衛が小声で止めに入る。
「お母ちゃん、もうええがな」

はつは、梨江に気を使いながら、菊に意見をする。
「うちは、難しい事は、よう分かりまへん。難しい事は旦那様と番頭はんに、お任せしてありますさかい」
「せやなぁ。ややこさえできたら、もっとやる事もありますやろになぁ。うちは、商いは男任せだす。そんな世間話分かりますかいな。それにこの山王寺屋、今井さんとこの商い高には追いつかれへんかっても、決して外から心配して頂くような情けないお店ではございません!」

「お母様。うちは母から『おなごは商いに口を出すもんやあらへん』と固う教えられてきたんだす。母は決して、そないな気持ちでここに来たのではございません」
はつは、梨江をかばうと、菊の目が鋭くなった。
「へぇ、そうだすか。それやったら、もっと他に何か話したい事ございませんのか?あらへんのやったら、ぼちぼちお帰りを」

帰りがけ“ふゆ”にあさの事を尋ねられると梨江はため息をついた。
「あさにあれだけ、おなごは余計なことしたらあかん言うてたのに、うちは一体、何をしてんねやろ…」

>そのころ、あさは新次郎との仲は相変わらずでしたが店の者たちとすっかり仲よくなり、普通の商家のお嫁さんのように日々を過ごしておりました。

あさは、弥七の縫い物をしていると、大番頭・雁助が笑顔でやってくる。
「若奥さん、おおきに。わてのお気に入りの襦袢にこないにかいらしい猫ちゃんの継ぎはってもろて…ああ、かいらしい(笑)」
外に出れず、才助が言っていた『世の中の変化』を感じる事ができず、不満に思っていたあさは、雁助を呼び止めた。
「雁助さ~ん、そのお礼いうたら、何なんやけどな…お父様には内緒で、お店の事、ちょっとでええさかい、教えてもらわれへんやろか?」
「・・・え?」
>そうです。このあさが、普通のお嫁さんになれるはずがありません。

あさは、雁助に両替屋についての指導をうけることになり、目の前で算盤を使いだすあさに雁助は目を丸くした。
「そろばんはじきはりまんのかいな!?えらい若奥さんだすなぁ(驚)」
その様子を影から見ていた新次郎もニヤリと笑った。
「お化粧してる時より、今の方が目ぇキラキラしてるがな(笑)」

亀助が梨江の使いが土産を置いていったと箱を持って現れる。
あさがはこのふたを取ると『アユの菓子』のほかに手紙が入っていた。

「『風代わり 父はあらたな 風にのり』…これは…?」
その詩が才助が言っていた事だと直感したあさは、でかけようとしている新次郎を呼び止めた。
「旦那様。またお出かけだすか?お話があるんだす」
「そうか。ほんなら、明日ゆっくり聞こか(笑)」
新次郎は、そういうと家を出て行ってしまう。
「あたまにきた!」

夜、小雨のなか、町の中をあるく新次郎をあさは後ろからつけて歩いていた。
すると新次郎が若い女性の家に入ったので、あさはショックをうける。
「なんて事や…」
しかし、あさはそのまま新次郎の入っていた家に、はいっていき大きな声を出した。
「頼もう!」

第16話の感想とレビュー

いよいよ本性を出した惣兵衛の母・菊さん、惣兵衛が反発するのもなんとなくうなずけるキャラ。自分の店の心配をされるのがつまらないというのもわかりますけどね。
とにかく、梨江とはつへの嫌味が秀逸。菊がよりダークだと惣兵衛がいい人に見えてくるから不思議です。
惣兵衛は相変わらずだけど、彼が何を考えているか凄い気になり、ちょっと喋っただけで、それがどういう意図というか裏があるのか考えちゃいます。惣兵衛のキャラは私の中で最も熱いです(笑)。

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