マッサン第98回のあらすじ~エマがタケシを・・・

第17週『負うた子に教えられる-第98回-』あらすじ(ネタバレ)

政春の工場で働く工員達は、エリーとハナが用意したまかないを食べていた。
「ハナの飯は美味いのう!」
食事を終えた俊夫は、後片付けするハナに聞こえる様大きな声で言った。
「そう」←ハナ
「…行くど!」

俊夫が男性工員達と食堂を後にするとエリーが学校から帰ってくる。
「間に合った?」
「はい…」
「良かったね(笑)・・・どうかしたの?」
「別に…」
ハナは元気がないエリーの様子が気になった。

― 大根を干すエリーから事情を聞いたハナは納得した。
「かもねえ…この辺の子ども達はエリーさんみたいな異人さん見たことねえ子ががほとんどだから、色々言うかもね」
その時、エマが学校から帰ってくる。
「アイムホーム」
帰宅したエマは靴を揃えずに家に入ったのでエリーは注意した。
「エマ、靴ちゃんとする。いつも言ってるでしょ!」
エマはエリーの注意を聞くがおやつのクッキーを食べようとリビングに座った。
「今日、大丈夫だった?お母さんのこと、何か言われた?」
「…別に」
「本当?」
「頂きまーす!ww」
>自分が学校に行った事がきっかけで、エマがいじめられなかったかエリーは心配でした。

― その日の夜、政春はエリーから弁当を届けた話を聞いた。
「考えすぎじゃて!大阪におる頃から何べんも話し合うてきたじゃろうが。親が外国人じゃいうてバカにするような子供は相手にせんでええ。誰に何言われようが、堂々としとりゃええんじゃ。それはエマもよう分かっとるはずじゃ」
「マッサン、だけど…」
「大丈夫じゃって(笑)今まで通り親子3人堂々と胸張っとりゃええ。エマにはわしからもよう話しとくけん」

エマは自分の部屋で作文用紙を眺めていた。
『わたしのかぞく』と課題である題名以外、なにも書いてなかった。
そしてエマは、壁に貼ってあるエリーの絵を見て昼間に言われた事を思い出す。
『外国人の娘なのになんでエマの髪は黒いんだ?』

その時、政春が部屋に入ってきたのでエマは慌てて作文用紙を鞄にしまった。
「おお…宿題か?」
「今からやるとこ」
「その前に、ちいとええか?…実はのう…エマはお母ちゃんの事好きじゃろう?」
「うん、お母さんがどうしたの?」
政春は壁に貼ってあるエマが描いた自分とエリーの絵に気がついた。
「おお!これ大阪におる頃に描いてくれた絵じゃ。よう描けとるのう(笑)」
「…それで?」
「ああ…エリーはのう、お父ちゃんにとっちゃ世界一の嫁さんでエマにとっちゃ世界一のお母ちゃんじゃろう?」
「うん!」
「おいで、エマ」
政春はエマを自分の膝に乗せると壁の世界地図を指差した。
「あれ見い。世界は広い。世界にはのう肌が白い人、黒い人、いろんな人間がおる。肌の色がどうじゃろうが、使う言葉がどうじゃろうが、みんな同じ人間なんじゃ」
「うん!」
「ハハハッ…よっしゃ!」
「エマも髪の毛が金色になっても堂々と生きていくね(笑)」
「おお!・・・・・え?」

― 政春は早速、エマが言っていたことをエリーに伝えた。
「エマは自分の髪の色、目の色もエリーと同じように変わる。いや…変わりたい思うとるんじゃ」
「はぁ…エマ、どうする?」
「そろそろホンマの事を話さんにゃいけん時が来たんかもしれんのう…理解できるんじゃろうか…」
「まだ話すの早い?私、どうしたらいい?」
「エリーは今のまんまでええ。もう十分ええお母ちゃんじゃ。わしゃ明日から大阪に出張じゃ。帰ってきてからまた、ゆっくり相談しよう」

― 翌朝、学校に到着したエマに隣の席のよしえが話しかけてくる。
「おはよう!算術の宿題できた?」
「うん!お父さんに教えてもらった。算術はお父さん、漢字はハナちゃん、英語はお母さんに教えてもらってるの(笑)」
「いいなぁ、今度エマん家で一緒に勉強していい?」
「いいよ(笑)」
仲良く二人が話しているとタケシとミツルがエマをからかいにやってくる。
「コンニチワオハヨウゴザイマース!」
「エマは異人さんの子どもなのになんでお母ちゃんに似てないんだ?本当は拾われたこどもじゃねえか?」
「ちがう!」
「やーい!やーい!お弁当届けにキマシタ!ワタシニホンゴワカリマセン!コンナお母さんでゴメンナサイ(笑)」
「・・・・・」

― その日の午後、エマが普段と同じような様子で帰ってくる。
エリーは広間でハナから鮭の干し方を学んでいるとタケシの父親とタケシが入ってくる。
タケシの頭には包帯がまかれていた。
「亀山さん、いるか?」
「・・・私が、亀山エリーです」
「あんたが噂のエリーさんか。今日学校で、うちのタケシがアンタの娘に突き飛ばさてケガしたそうだ。娘から何も聞いてねえのか?」

「エマ、どういう事?エマ…どうしてタケシ突き飛ばした?ちゃんと説明して」
エリーはエマに訪ねるがエマは何も答えなかった。
するとみかねた熊虎がタケシの父親の前に立った。
「お父さん!何があったか知らねえけど、子供のケンカに親が出てきて、無理やり謝らせるってのはどうなんだ?子供のケンカは子供同士で解決すりゃいいんでねえのか?」
「いや…待ってくれ。違うんだ!おら、タケシに、謝らせに来たんだ!」
タケシの父親の言葉にその場にいた熊虎や一馬、ハナも困惑した。
「どういう事だ?」
「学校で、タケシが、娘さんに、ひでえ事言った。突き飛ばされても仕方ねえような事だ。だから詫びを言いに来たんだ」
「エマに何言ったんだ?」
熊虎が訪ねると武は小さい声で答えた。
「…エマは、本当の子じゃない。拾われた子だ」
エリーは慌ててエマの耳元でささやく。
「ザッツ・ノット・トゥルー」
そしてエリーはエマを抱きかかえた。

タケシの父親はタケシに謝れと叱るとタケシは叫びながら家を出て行ってしまう。
「こら、タケシ!本当、すまねえ!きつく叱って2度とこんな事ねえように言い聞かせる。これ、うちで取れた芋だ。よかったら、食べて下さい。んじゃ、失礼します!」
タケシの父親も家を出て行くとハナがエマに声をかける。
「タケシは、みんなの前で謝るのが恥ずかしかったんだよ。エマ、ちゃんと謝りに来てくれたし、許してあげたら?」
「…うん」
「偉い!どれどれ…どれ。うわ~これ、立派なじゃがいもだ(笑)」
ハナと熊虎、一馬は重い空気を和らげようとタケシの父親が置いていった芋をみてオーバーにはしゃいでみせた。

『マッサン』第98回の感想とレビュー

タケシの父親がイタ親かと思いきや、そうでない展開にちょっと驚きました。
王道だったら『うちの息子になにしてくれるんだ!』とかなのに。
ハナや熊虎たち全員でエマを大切に育ててるってのが見て取れて、そこにホロリときました。あと小池栄子さんは本当に演技の幅、広くて毎回関心させられます。

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