マッサン第92回のあらすじ~熊虎の家でお世話になる

第16週『人間到る処青山有り-第92回-』あらすじ(ネタバレ)

「んだら、スコットランドから?」
熊虎は政春が話すエリーの話を聞いて驚いた。
「ええ、船で50日かけて日本に来たんです。それから大坂で12年ですわ(笑)」

「んで、北海道へは何しに?」
熊虎の質問に政春が答えようとするがエリーが遮った。
「すみません。その前に一つ質問してもいいですか?」
「ぶったまげたな!日本語ぺらぺらか!?」
「さっきの男の人、誰ですか?」
エリーの質問に政春が熊虎に確認する。
「あれはここで働いとる漁師のタケさんですよのう?」
「・・・タケは辞めた。オラに銭借りに来たんだ!あんまりしつけえから追い返してやった。男にみてえな顔で怒ったから怖かったんだべ?心配ねえ。普段は仏のクマさんて言われてんだ。いないいないいないべえ(笑)」
熊虎がエマをあやそうとするがエマは口を尖らせる。
「赤ちゃんじゃありません」
「あら?ありゃーあらら(笑)」
熊虎の様子を見て、エリーは『よかった』と安堵した。

政春は屋敷に熊虎しかいないことを尋ねた。
「あ、そういや漁師の皆さんは海ですか?」
「今、ニシンの季節じゃねえ。皆、故郷さ帰ってる。春になったら集まってくんだ。…んで、おめえら何しに来たんだ?」

― その頃、床屋『バーバ中島』では、武井が散髪中の中年男性に愚痴を言っていた。
「借金した本人が返せねえ時には保証人が返すのが当たり前だべ?あんた、熊虎の義理の弟だべ?」
「借金の担保に兄さんの家と土地が担保に入ってんだべ?」
「ああ、家は絶対手放せねえって権利書もよこさねえ。あんたに返してもらうしかねえ!…まったく妙な外国人を連れ込んで一体何考えてんだ?」
武井は、熊虎が悪いことを企んでいると口にした。

― 政春から北海道に来た理由をきいた熊虎はウイスキーについて感想を述べる。
「んだけんじょ、あの酒は…ありゃ日本人の口に合わねえべよ」
「ここはウイスキー造りには理想の土地なんです。わしゃ誰が飲んでも美味い言うてもらえるウイスキーを造るために、はるばる北海道にやって来たんです。まずは土地を買うて、工場を造らんにゃいけんのですが大阪で調べるより、こっち来て熊さんに聞いた方が早い思うて。ほしたら、エリーも行きたい言うてくれたもんですけん、こうやって、家族3人で」
「なるほど。んで…何を知りてえ?」
「ああ…まずは、地主さんや大工さんを紹介してもらいとうて。あとはリンゴ汁を作るんで、リンゴ農家の人も」
「リンゴ汁!?」
「余市はリンゴの産地でしょうが。ウイスキーを売り出すには、それなりに時間がかかるんです。それまでは、リンゴ汁を売って、運転資金に充てようか思うて」
「朝飯前だ。大船に乗ったつもりで任せとけ!何せおらはこの町の殿様だからよ(笑)」

「そういや、ハナちゃんらは?」
政春が熊虎に尋ねるとエリーは首をかしげる。
「ハナちゃん?」
「ああ、熊さんの娘さんじゃ。息子さんもおってですよのう?」
「ハナと一馬は仕事に出てる。暇潰しだ。何せオラ達は春にニシンごっそり取って、その銭で一年中遊んで暮らせるんだから。しかも、おら親方だから漁にも出ねえ。船用意して出稼ぎの漁師たち集めてりゃ、昼寝してたってもう腐るほど銭が入ってくるんだから。海さえくきりゃ、こっちのもんだ(笑)」
「ウミサエクキリャ…?」
「春先になると、ニシンの群れが産卵にやって来る。そうすると海一面が見渡す限り真っ白に染まるんだ。そなる事を海がくきるっていうんだ。まるで米のとぎ汁みてえに真っ白になるんだ」
熊虎の説明にエリーやエマは目を輝かせた。
「見てみたい。ねっ?」
「エマも!」
すると熊虎は勢いよく立ち上がった。
「いいか?いいか?海がくきると、漁師たちは船さ漕いで沖へ出る。初めっから仕掛けてあった定置網には、目いっぱい銭が引っ掛かってる。
「網に銭が?」
「ニシンは俺達にとっちゃ銭そのものよ。その銭を皆で力合わせてもう手いっぱい引き上げんだ。ヤーレン、ソーラン、ソーラン、ソーラン、ソーラン、ソーラン、ハイハイ!」

― 散発を終えた熊虎の義弟・西田進は小屋へ急いだ。
小屋では、熊虎の息子・一馬と娘・ハナがリンゴの収穫作業をしていた。
「お前んちに変な客が来てるらしいぞ」
一馬とハナは叔父の話の意味がわからず、お互いに顔を見合わせた。

― 熊虎は余市について、政春達に熱く語っていた。
「ここは、夢の大地だ。ここらに住んでる奴らは誰もこの土地に先祖を持たねえ。皆、故郷さ出て、でっけえ夢を持ってやって来たんだ。ここじゃ誰もが殿様になれる。“殿様”分かっか?」
「うん。侍のボス。マッサンもウイスキーのボスになる為にここに来ました(笑)」
「生きるもしぬもてめえ次第。一発当てりゃ殿様に、負けた奴は裸になる。それがこの町の掟だ。マッサン、おめえも一発当てて、殿様になれ!」

その時、外からハナと一馬が帰ってくる。
「ハナ、いつかウイスケの行商に来たマッサンと嫁のエリーと娘のエマちゃんだ」
「ぶったまげた~!外国人の女ってカメさんの嫁っこだったんだ!!」
「12年前、はるばるスコットランドから日本にやって来たんだと。ほら、挨拶せんか!」
熊虎に自己紹介を命じられるとハナは英語でエリーに挨拶した。
「初めまして、ハナです。ようこそいらっしゃいました」
「ハナ、すごい。英語しゃべれる!?」
「YES(笑)」
熊虎がハナは女学校を出ていると説明した。
「そうですか。どうぞよろしくお願いします(笑)」
「こちらこそ!ハハハ(笑)」
エリーとハナは笑顔でしっかり握手をかわす。

 熊虎は政春達をしばらく家に泊めることを伝え、と食事の支度を命じる。
「今夜は肉だ。客人をもてなす時は、やっぱ肉だべ!」
すると一馬が熊虎を蔑んだ目で見た。
「肉なんかどこにあんだ?」
「なきゃ買ってくりゃいいべ。牛がなきゃ豚でいいや。まず酒だ。さっさと支度しろ。…マッサン、今夜はとことん飲むぞ!」
「はい!分かりました」
「気にすんな。あいつは、勉強し過ぎて少し頭おかしくなってんだ」

>その夜、食卓には北海道ならではの豪華な料理が並び、上機嫌な熊虎さんを囲んで宴会が始まりました。
ハナは豪華な料理をつぎつぎと政春達の前に出した。
「エマちゃん、ハナが作った大福、うめえぞ。ニシンの網おろしの時にな、必ずみんなで食うご馳走だ!」
エマと政春は目の前の大きな大福に目を丸くした。
「大きいのう!!」
「さあ!これが北海道の恵みいっぱいの三平汁だ。エリーさんもエマちゃんもうんと食べて下さい」
「ありがとう(笑)」
「飲んで食って、腹いっぱいになったら、もう一回みんなで“ソーラン節”歌うべ!」
「そら、ええですのう。…あれ?一馬君は一緒に食べんのですか?」
政春が尋ねると熊虎は一馬の事は気にしなくて良いと流した。

― その日の夜、布団に入った政春にエリーは熊虎と一馬について尋ねた。
「ねえ、マッサン。一馬と熊さん、仲良くない?」
「なんか、ほうみたいじゃのう・・・」
「どうして?」
「よう分からん。とにかく、わしらはわしらのやるべき事をしっかりやらんにゃいかん。土地の事、工場の事、リンゴや大麦の仕入れの事も。まずは明日、地主さんとリンゴ組合の組合長さんとこに、挨拶に行ってくるけん」
「私も行きたい」
「へじゃ、一緒に行くか(笑)」
>エリーは、一馬のことが気になっていました。

『マッサン』第92回の感想とレビュー

北海道余市編、第2回目ですけど、温水さんがひょっこり出てて、なんか笑ってしまいました。大阪編で出ていた人々の出番はなくなってどうなるかと思いましたが、余市編も出演者が上手なので安心してみれますね。あとロケしているのがいいですね。朝ドラの傾向だとこの後だんだん決まったセットしか映らなくなると思うのですが…

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