マッサン第80回あらすじと感想(1月6日放送)

第14週『渡る世間に鬼はない-第80回-』あらすじ(ネタバレ)

政春の母・早苗の診察を終えた医者は山は越えたと告げるが早苗は不満そうだった。
「うちはいつまで生きるかのう…自分の事は自分が一番ようわかってる。山なんか越えんでええ」
「ハハハ!そがな憎まれ口がきけるうちは大丈夫じゃ。じゃがのう、油断はいかん。気つけてつかぁさい」
医者が笑って帰ると早苗は口を尖らせる。
「あがなヤブ医者の言う事はあてにならん」
そんな早苗に政春の姉・千加子は呆れる。
「また憎まれ口ばきいてから」

するとそこへ大阪からやってきたエリーとエマが到着する。
すみれが電報を出したことを知り、早苗は『余計な事をして』と更にふてくされる。
「エリーさんまで来たら、うちはもうしまいじゃ。しねるわ…」
「だけど、お母さん、元気でよかったです(笑)」

千加子とすみれはエリーに昨晩の早苗の容態を説明した。
「昨日は大変じゃったんよ。水も飲めんくらいに咳が出てから」
「熱も上がってほとんど口もきけんかったもんね。…お兄ちゃんは?」
「マッサンは今、北海道です」
「北海道!?」

政春が北海道に営業に行ったと知り、早苗はため息をつく。
「あのバカタレ。まずいウイスケ持って北海道まで売りに行って…」
「まずいってお母ちゃんいつ飲んだん?」
「飲んどらん。あんたらが『まずいまずい』言うたんじゃろうが。ごほごほ…エマ、茶だんすにコンペイトウあるけん、島爺に出してもらいんさい」
早苗の言葉にエマは目を輝かせる。
「コンペイトウ!」

早苗を連れて、すみれと島爺は部屋を出て行くと早苗がエリーに話を切り出す。
「政春と話合うたか?3人で広島帰ってくること」
「それは…」
「ウイスケなんてまずい。ああっ…そんな鴨居商店なんて潰れるわ。あんたらはええ。じゃけど、エマの事は考えてやらんと。ごほっ…現にウイスケは、売れんかったじゃろう?」
「マッサン思った通り造れない。だけどマッサン諦めていません。私も諦めていません」
「バカタレが…ごほっごほっ!」
咳がひどくなる早苗を見て、エリーは千加子にレモンがあるか尋ねた。

― エリーは千加子と台所に立ち、ホットトディーを造り始める。
「咳、止まる薬。スコットランドでは咳が出る、みんなこれ飲む。体の中、温かくなる。汗かく。咳、止まる。」
「生姜汁みたいな、もんですかのう?」
ウイスキーを持ってきた島爺がエリーに尋ねた。
「はい(笑)」

― 千加子はエリーと一緒に早苗にホットトディーを出した。
「お母ちゃん。エリーさんが作ってくれた咳止めの薬、よう効くんじゃって」
「いらん!」
頑なに飲むことを拒否する早苗だったがエリー達が部屋から出るとホットトディーを飲み始める。
「酸い!!!…まずい…」
早苗は文句を言いながら一気に飲み干し、コップに残ったレモンも食べた。

― その頃、政春は小樽での行商に苦労していた。
宿の前で通行人に声をかけるが、なかなかウイスキーを飲んでもらう事はできなかった。そしてタダだからと飲んでもらう通行人から『クスリの方がマシ』酷評されてしまう状況に政春はため息をつく。
「あかん。北海道の人は舌がイカレとるわ。まだまだなんかのう…」
すると、1人の中年男性が政春に声をかけてくる。
「あんちゃん、行商かい?大変だな。どっから来た?」
「大阪です。どうぞ見てってつかぁさい。これはウイスキーです」
「ウイスケ?」
「西洋の酒。日本で初めての国産ウイスキーなんです。」
「うめえのか?」
政春は今までの周囲のウイスキーの反応に返答に困る。
「何だ、うまくねえのか」
「いやいや…わしが目指しとるのは、あがなウイスキーとは違います。もっともっと深い、コクと旨みと香しいスモーキーフレーバーの効いた美味いウイスキー造りますけん!」
「何言ってんのかさっぱり分かんねえな。うめえのかうまぐねえのか聞いてんだ」
「大阪では正直今ひとつでした。じゃけど北海道の人じゃったら、うまい言うてもらえるかな思うて…」
「九州でも北海道でも、うまぐねえものはうまぐねえべよ」
「いや、そうとは限りません。例えばうどん。うどん一杯とっても大阪の人は薄味じゃけど、東京の人は、濃いしょうゆ味です」
「おら、東京も大阪も、一回も行った事ねえ」
「そがな話じゃのうて…。一杯だけ飲んでつかぁさい!」
「おら、ビールも洋酒も飲まねえ。親父の代からずっと日本酒一筋じゃ」
男は政春がウイスキーを持ってついてくるのもかまわず話しながら宿に入っていく。
「おらの親父は、働きもんだったけんじょ、大酒飲みでな、毎晩浴びるほど酒飲んで、体壊して死んじまった。まあ、おら親の死に目にも会ってねえから偉そうな事は言えねえけどな」
「わしゃ、あの酒売って帰らんと、会社クビになってしまうんです。わしを助ける思うて、1本買うてつかぁさい!」
「そりゃ、大変だな。…故郷、どこだ?」
「広島です」
「田舎者だな」
「北海道の人に言われとうありません」
「おら、もともと北海道じゃねえぞ。生まれたのは会津だ。5つの時、船で北海道さ来て、そっから青森、秋田、山形、新潟と渡り歩いて…でまた、北海道にけえってきたんだ」
「そがな事はどうでもええですけん、とりあえず1本買うてつかぁさい。お願いします!」
「どうでもいいとは何ぬかす!広島ったら長州の近くだな?おら、会津の侍の倅だ」
「確かに山口は隣りじゃけど、広島は広島。しかもわしゃ、造り酒屋の倅です」
「酒蔵の息子が、なんすて西洋の酒なんか売ってんだ?」
「わしゃ…ウイスキーに惚れ込んどります。これからの日本には新しいウイスキーの時代が必ず来ます!その新しい時代をつくる為にも、わしゃ、命を懸けてみよう思うとるんです!」
「…名前は?」
「亀山政春です。」
すると男は自分は森野熊虎だと名乗る。
「おら、明日、余市さ帰る。大酒飲みが大勢いっから来てみっか?」
「ほんまですか?連れてってつかぁさい!」
「よし!ついてこい!」
熊虎は歩いたら5時間かかる隣町に汽車で行くので朝一番に出ると政春に告げた。
>この熊さんとの出会いが、この先の人生を大きく変える事になる事をマッサンはまだ何も知りません。

『マッサン』第80回の感想とレビュー

年をまたいで昨日からマッサンの主題歌『麦の唄』が変わりましたね。
大晦日のNHK紅白歌合戦で、初めて聞いておりましたが、改めて聞くと本当にいい曲です。さすが中島みゆきさん。この人の歌って本当に私的にハズレがないんですよね。
それにしても、今日はなんだか全体的にかわいい話で、朝からほっこりしました(笑)

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