マッサン第75回あらすじと感想(12月24日放送)

第13週『急いては事をし損じる-第75回-』あらすじ(ネタバレ)

「マッサンの気持ちわかる。だけど今日本すごく不景気。みんな生活会社も苦しい。大将、色々考える。それ仕方ない」
「じゃけど、熟成しとらんもんをどがいに頑張ったってできんもんはできんのじゃ」
「会社潰れる困るでしょ?頑張って大将について行くしかないじゃない。諦めないで
エリーの言葉に政春は笑顔で頷いた。

― 夜、政春が台所で水を飲んでいると母・早苗が現れる。
「…仕事、うまいこといっとらんのか?たまに大坂に来ても、お前とろくに話もできんのう
たまには広島に帰ってきんさい」
「勘当しとって何を言うとるんじゃ」
「親の面倒をみてもええ年じゃ、正志さんも待ちくたびれてあの世に行ってしまうわ」
「はぁ~縁起でもなぁ事を…親父はどがいな?元気にやっとるんか?」
早苗は政春の姉・知加子の息子が今年16歳になり、蔵で勉強をはじめたと告げた。
「お前がアテにならんけん」
「そりゃあ、ええじゃろうが」
「何がええじゃろうがじゃ、このバカたれが!」
「仕事はうまくいっとる。ウイスキーも順調に育っとる。もうじき、わしがこれじゃ思えるウイスキーが出来る。そしたら親父にも、もちろんお母ちゃんにも飲んでもらうけん。その時まで楽しみに待ちょうてくれ」
「うそつきんさい(笑)…大変なじゃろ?お前の顔にそう書いてある。洋酒会社いうもんはいつ潰れてもおかしゅうない。そん時はお前も覚悟せい」
「覚悟って…?」
「お前…広島に帰って来たらどうね?勝に遠慮はいらん。お母ちゃんが話をつける」
そして、早苗は孫のエマのことについて心配する。
「造れんウイスケにかまけて、外国人にエマ預けてホンマにエマ大丈夫なんか?」
「お母ちゃん。エリーはよう頑張ってくれとる。エマの事を思って厳しゅうしつけもしてくれとるし」
早苗は何も言わず部屋に戻ろうとすると政春は声をかける。
「…お母ちゃん。いや…なんもない、おやすみ」

>翌日、マッサンはビール事業の会議に呼び出されました。
政春に麦芽粉砕器の値段について聞いてきた役員・紺野はしたり顔をみせる。
「競売は明後日や。設備に200万も投資したウイスキーがどないにもならんのならビール事業に全面切り替え言う手もある(笑)」
すると欣次郎が遅れて社長室に入ってきて、紺野からの報告と見積もりを聞く。
「そうか、ほな現金で120万ほど都合してくれ。曙ビールも乗り込んでくるいう噂や。絶対に落とす!落札したら4月に発売をもっていく。紺野、ビールはお前に任せた」
即断即決する欣次郎は浮かない顔をしていた政春に声をかける。
「工場長、今日ちょっと会うて欲しい人がおるんや」

― 誰が来るか知らない英一郎と政春が待っていると山之内が長身の男性を連れてくる。
「こちら、澤田取締役です。」←山之内
「これはこれは、無理言うてご足労頂きまして。澤田取締役は欧米に何度も足を運ばれて日本で唯一ムにのウイスキー通とおききしまして(笑)」
「ここが鴨居さんの本拠地でっか」
澤田は興味深そうに周囲を見渡していた。

― 欣次郎は、早速、同席している息子・英一郎と工場長の政春を澤田に紹介する。
「ハハハ(笑)聞いてるよ。噂のスコットランド帰りやな。今日は何か面白いものを飲ませてもらえるらしいですな」
「まだ試作品ですが国産発のウイスキーを是非ご賞味いただきたいと」
澤田はグラスに注がれるウイスキーを見ながら鋭い視線を欣次郎に向けた。
「…わしに何を言わしたいんや?」
「澤田さんの舌で外国産のウイスキーと比べて率直な感想をいただければ…とにかく言いたい事をいうてください(笑)」
「…あんた…評判悪いで」
「はい?」
「ビールも始めるんやろ?商いにはね商いの筋というのがある。他所より何でもかんでも安うやってたたき売ったらそれでええ、そんなもんやない」
澤田は論ずるが欣次郎はすぐに反論する。
「そら、どうでっしゃろ?お客さんはええもんを安う飲めればそれにこしたことおまへん」
「それはね、商人の建前や。世界中の商人がみんな同じ事言うてるがな」
そして澤田は、注がれたウイスキーの香りを確かめると隣に座る山之内に感想を伝える。
「ははは…意外やな。香りは本格的や(笑)」

欣次郎がウイスキーの感想を澤田に尋ねると『中途半端やな』と短い感想が返ってくる。
「…鴨居さん、ウイスキーなんかに手出してどないしまんねんな。そもそも日本と本場では歴史が違い過ぎます」
「歴史には必ず始まりがあります」
「あんた、イミテーションの鴨居さんやな。…太陽ワインか、あれもあかんな。子供騙しもええとこやわ!あんなもん欧米人に飲ましてみいな、笑われまっせ。あんたは何でも偽物でよろしいでっしゃろ?」
すると横で聞いていた英一郎がたまらず反論する。
「お言葉ですが、これから鴨居商店は世界を驚かせるMade in Japanの本格的なウイスキーを作って行こうと…」
「はははは!世界を驚かす?世界を笑かすやろ?」
「確かにこれはまだまだです!しかし研究を重ねて着実に」
今度は政春が澤田に意見するが澤田はスルーした。
「そもそもね、そんな財力おまんのか?イミテーションの鴨居さんはワインもウイスキーもとことんイミテーションでよろしいやないかい。もっと香料ばんばん足して、まだ舌の肥えてない日本人向けにやな、もっと甘うせな。それでなかったらあんたの酒やないで。
…言いたい事は言わせてもらいましたさかい」
澤田はそういうと山之内と一緒に社長室を出て行った。

― 欣次郎は金魚を眺めていた。
「澤田はんは口は悪うていけすかんけど、いうてる事は一理ある。舌も確かや」
「せやけど、なんぼなんでもイミテーションの鴨居やなんて」
「それが現実、今の鴨居の評判や。今、世間にどう思われてようが何を言われようが噛まへん。ようはこれからや。…売り出そう。ウイスキーを売り出すんや」
欣次郎の言葉に政春は驚く。
「…大将、今ですか?!」
「確かに条件は完全に整ってないかもしれん。せやけどこれは日本で初めて本格的な国産ウイスキーであることは間違いない!飲んでほしいやろ?わてらの作ったウイスキーを。まだまだやれる!これがマッサンのウイスキーやいうもんをもう一回ブレンドしてくれ!イミテーションの鴨居言われたままで終わるわけにいかん。わての本気見せたる。マッサン…わてに力貸してくれ!」
政春はウイスキーボトルを手に取り、少し考えると首を縦に振った。
「わかりました!」
「よっしゃ!ウイスキーは4月に出す!太陽ビールにぶつける!」
「同時にですか!?」
「やるならとことんど派でにいく!もちろん出す限りは味にも妥協したない!これが鴨居の本物のウイスキーや言えるまでやり抜いてくれ!やってみなはれ!」
「はい!」

― 政春は山崎の工場の従業員を集めた。
「これが今、ここでできる最高のウイスキーじゃいうもんが出来上がるまでわしゃ絶対諦めん!これからわしと英一郎はブレンド作業に集中する。皆、それぞれの持ち場をしっかり支えてつかぁさい!」
政春がいうと従業員達は『はい!』と返事をし、仕事に戻る。
すると俊夫が政春に声をかける。
「ホンマにええんですか?今までさんざん長う寝かした方が美味うなるいうとりんさったのに…」
「やるしかなぁ。いや…わしゃ、やりたいんじゃ!」
「…へじゃ、お坊ちゃまの覚悟に従いまひょ!」
俊夫も作業に戻り、政春は1人で気合をいれていた。
「やるど!絶対やったるど!」

『マッサン』第75回の感想とレビュー

ウイスキー造りで苦労しながらも最近急成長する政春効果か、視聴率も20%台に戻ってきたみたいです。とはいえ、今日も冒頭は、少しネガティブマッサン。でも、最後はえらいポジティブになっちゃって…大将に影響されつつあるということかしら。
とにかく来週で前編終了とことで、30日は前編の総集編が放送されるみたいです。

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