マッサン第66回あらすじと感想(12月13日放送)

第11週『子に過ぎたる宝なし-第66回-』あらすじ(ネタバレ)

政春が病室を出ると英一郎が立っていた。
「先に帰れ。わしゃ今日、ここに泊まるけん」
「すいません!僕…僕のせいです。僕が2階で食べるて言わなんだら…。ごめんなさい!」
「わしも一緒じゃ。エリーを止めて…わしが2階に持っていっとりゃ…わしのせいなんじゃ。もうええけん。帰って休め」
二人の会話をエリーは泣きながらベッドで聞いていた。

― 山崎のウイスキー工場では、欣次郎が従業員達を前に話をしていた。
「工場長には何日か休んでもらうことになった。…が、来月には工場長のおかげで完成した山崎工場のお披露目会を行う。このポットスチルをつかった初蒸留をみなさんにお見せするんや。お披露目会には在阪の新聞社、雑誌社はもちろん名古屋東京からも新聞記者呼んで大々的に日本発のウイスキー誕生を宣伝してもらうつもりや!工場長が帰ってくるまで、皆にはその準備をしっかり頑張ってもらいたい!」
「はい!」
従業員達が気合をいれた返事をする中、英一郎だけは複雑な表情を浮かべていた。

― エリーの見舞いにキャサリンが到着する。
「気分はどうや?」
「…すいません」
エリーが申し訳なさそうに謝った。
「何いうてんのや。うちら家族もおなじやろ?」
キャサリンは政春が山崎の工場からもうすぐもどってくることを伝えた。

― 政春が自分の研究部屋で落ち込んでいると、欣次郎と俊夫が部屋に現れる。
「こないな時こそ、マッサンやからできることがある。マッサンが笑てんと、エリーちゃんはどないもならへんで」
「…はい」
「お坊ちゃま。まずぁ、お2人とも元気になることでさ」
政春は、自分を気遣って言葉をかけてきた二人に深く頭を下げた。
「ご迷惑かけてしもうて…ホンマにすいません」

― 政春と英一郎が病院へ着くとエリーの病室からキャサリン、梅子、桃子がでてくる。
「エリーはどがなですか?」
「だいぶ元気出て来た(笑)」
「ホンマにありがとうございます」
政春が頭を下げると、キャサリン達は政春に耳打ちをした。
「まあ…ぼちぼちな。まだ2人共若いんやしな(笑)」

病室に入る前、政春は英一郎の背中をポンと叩いた。
「前向け!笑うんじゃ」
「はい…」
二人が部屋に入るとエリーは笑顔で出迎えた。
「お帰り。早かったね(笑)」
「ああ。しばらく、休みをもらえることになったけん」
「どうして?私一人で大丈夫」
「わしの事は気にすなって。エリーは自分の体が元気になることだけ考え」

すると英一郎が深々と頭を下げた。
「エリーさん!ホンマにすいません!申し訳ありませんでした!僕のせいで…僕が素直に下で、ご飯食べてれば、こんなことには…。ほんまに、僕なんかしんだ方がマシです!」
「英一郎…大丈夫。英一郎、何も悪くない。私おっちょこちょいだったから、私悪い。私ベビーにごめんなさい。うん?」
エリーが英一郎に言葉をかけると政春がエリーの横に来て手を握る。
「のうエリー、わし…考えたんじゃ。何でわしらが、こがな目に遭わんといけんのかって。ここでへこたれて、挫けてしまうか。もっぺん希望を持って生きていけるか。ここさえ踏ん張りゃ、いつかきっと子供はできる。今度は絶対元気に生まれてくれる」
「本当?」
「うん。エリーの苦しみは、わしの苦しみじゃ。2人で一緒に乗り越えていこう」
「ありがとう。英一郎も…ありがとう…」
エリーは涙を流しながら二人に礼を言った。
>いつかまたきっと…マッサンに励まされ頑張って前を向いていこうと思ったエリーでしたが…。

― 病院は消灯時間になり、エリーは眠っていた。
花瓶の水を取り替えにいくと言い出す英一郎に政春が声をかけた。
「英一郎、もうちいとしたら着替えとりに帰るけん、エリーみとってもらえるか?」
「わかりました」

英一郎が部屋を出ると担当医師が政春を廊下に呼び出した。
担当医師はエリーの貧血について政春に説明した。
「だいぶ改善が見られますが、まだ貧血が見られます。エリーさんは子供の頃何か病気をされましたか?」
「いや…詳しゅうは分かりませんが、あまり丈夫ではないいう話は聞いとります。何か悪いんでしょうか?」
政春と医師が会話する中、英一郎が戻ってくる。
英一郎は、二人の会話が聞こえてきたので足を止めた。

「日常生活には支障はないでしょうが、エリーさんは血液の量が人より少ないんです」
「そりゃ、どうすりゃ治るんです?」
「残念ながら今の医学では治せません。今後もし妊娠したとしても、まず出産までもつかどうか…。出産となると、母体はかなり危険にさらされると思います」
「へじゃ…」
「今後、出産することは難しいでしょう」
政春は担当医師の言葉に言葉を失った。
「考え方によっては今回もし流産しなかったら母体はもっと危険な状態になり、場合によっては、命も危なかったかもしれません。お辛いと思いますが、どうか不幸中の幸いやったと考えるようにして下さい」
担当医師はそういうと立ち上がった。

「工場長…」
花瓶の水を替えてきた英一郎が政春に声をかけるも政春は返事をしなかった。
そしてそのまま、呆然としながら帰って行く。

帰宅途中、政春の脳裏に医者の言葉が何度も思い返される。
『今後、出産することは難しいでしょう』

政春はその場で泣き崩れる。
「なんでじゃ…。わしら、こがぁに一生懸命…真面目に生きとるのに…なんで…こがぁにむごい仕打ちを受けにゃいけんのじゃ。うっうっ…何でじゃ!(泣)」

『マッサン』第66回の感想とレビュー

そういえば前作の『花子とアン』も途中、子供を亡くすエピソードがありましたね。
とにかく土曜の朝からなかなかパンチのきいた回でしたわ。調べてみるとエリーのモデルとなったリタさんの流産と子供が産みにくい身体というのは本当の事のようです。
来週はどうかというと、これまた寂しい音楽での予告…今日はさすがに涙出た(笑)

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