マッサン第51回あらすじと感想(11月26日放送)

第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず-第51回-』あらすじ(ネタバレ)

「鴨居商店の大将をうちに招待して、「マッサンと一緒にウイスキー造って下さい」って、ちゃんとお願いしたい」
エリーの話を聞いたキャサリン達は、呆れた顔になった。
「またマッサンのためかいな・・・」

エリーは家に欣次郎を呼んで紅茶とクッキーを振舞うというのでキャサリン達は止めた。
「そらあかんやろ。鴨居商店いうたら今や飛ぶ鳥を落とす勢いの会社やん。天下人、お殿様やで」
「そやなぁ…こんな辛気くさいとこに来てもろてもなぁ。日本ではそういう場合、ちゃんとした場を設けな。
「場を設ける?」
「ちゃ~んとした座敷なりを借りて、ご接待せなあかんいう意味」
「セッタイ…つまりもっと…ファーマルな場所でのディナーが必要ってこと?」
「そうそうそう!ディナーや!格式のある場が必要やろな」

― キャサリンはエリーを料亭に連れて行き、女将に事情を説明した。
女将は商談の相手が鴨居欣次郎だと聞くと快諾する。
「分かりました。他でもないキャサリンさんの頼みやし、鴨居の大将お迎えできるやなんて盛大気張らしてもらいまっせ。これをご縁に大将にもご贔屓にしてもらんとあきませんし」
「しっかりしてんな。この若女将、うちの妹の幼なじみでな、小さい時よう面倒みたってん。今は気取ってはるけど、小さい時は鼻ったれのおてんばでな(笑)」
「種子はん(ジロ)。・・・ほな、日取りが決まりましたら仰って下さい。お出しするお酒やお料理の細かい事は、またその時に」
するとエリーが女将を呼び止め、質問をした。
「あの…一つ教えて下さい。…ここ、いくらかかりますか?」

― キャサリンは帰り道、エリーに謝った。
「堪忍な。ちゃんとした接待の場言うから、パッと思いついて…なんぼかかるか気にせんと連れてってもうた」
「ううん。ありがとう」
「お金、大丈夫・・・・な訳ないわなぁ。やっぱりエリーの言う通り家でもてなすんがええん違う?」
「大丈夫です。こんな時のために使わないで取って置いたお金あります」
「えっ?エリー、へそくりあんの?」
「ヘソクリ?・・・分からない」
「へそくりは、へそくりや」
家に帰ったエリーは床下の棚から封筒を出した。
それは、政春の実家で政春の母・早苗から女中の給金と貰った金だった。
「お母さん…マッサンのためにヘソクリ使わせてもらいます」

― 欣次郎は役員会議でウイスキー事業について打合せをしていた。
「ウイスキー事業に関する予算見積もりの総額は…200万や」
欣次郎の言葉に役員達からどよめきがおこる。
「200万円!?」
「そないにかかるんですか?」
「かかるんやない。かけるんや!」
「せやけど、この不景気にそないな大金…なんぼ太陽ワインが売れてるいうても3年分、いや…それ以上の売り上げに相当しますで」
「本格的に金が要るんはもっと先…工場用地を決めてからや。それまでにもっともっと太陽ワイン売りまくって、売り上げをウイスキーにつぎ込むんや!」
黒沢は終始、欣次郎に反対意見を述べるが欣次郎は聞き入れなかった。
「不景気や言うたな?ほんなら太陽ワインにしがみついて、ただ指くわえてんのか?おい紺野、どないや?」
「攻め続けてこその鴨居商店やと思とります(笑)」
すると今度は白井が不安を口にする。
「いや、しかしウイスキーは仕込みから蔵出しまで少のうても5年はかかるんでっしゃろ?かなり危険です」
「そやから今すぐにでも始めなあかんねん!この間スコットランド人が言いよった。日本人には無理やと。アホぬかせ!わてはこの鴨居商店の全財産と社運を懸けてウイスキー事業に乗り出す!そして必ず本場に負けへんウイスキーを造ってみせる!」
その時、従業員が欣次郎に来客を知らせてくる。
廊下に出てみるとエリーが来ていた。
「エリーちゃん!」
「大将、こんにちは!また、お願いがあります」

― その日の夜、エリーから話に政春は納得がいかなかった。
「何でわしが頭下げんにゃいけんのじゃ!?」
「当たり前でしょ?大将の話、ちゃんと聞かせてもらって、マッサンのやりたい事ちゃんと伝えるんでしょ!」
「仮に…仮にわしが頭下げたとして、ほんまに鴨居商店でウイスキー造れるんじゃろうか?世の中不景気じゃ。ほんまにウイスキーなんか造れるんかのう?」
「おお…マッサン!何言ってるの?マッサンの事、全然分かりませ~ん。どうしたいの?…面倒くさい!」
「面倒くさい言うな!」
「大将は必ずウイスキー造るって言ってた。だからこそ自分でスコットランドまで行こうとしてるんでしょ?」
「…じゃけど…もし、わしが頭下げて、それでウイスキー造れなんだら、わしの頭下げ損じゃろうが(ブツブツ)」
「小さい!マッサン、器が小さい!」
「そがな日本語どこで覚えたんじゃ」
「キャサリン(笑)・・・とにかく、一緒に練習する」
政春はエリーの指導の下、欣次郎との商談の練習を行なう。
「大将、一緒にウイスキー造らしてつかぁさい。お願いします」
「そうそう…でも、頭もっと…もっと下げる。…ふつつか者でございますが、どうぞ、よろしくお願い致します」
練習途中で政春が急に笑い出す。
「ハハハッ(笑)」
「何?何がおかしい?」
「いや…思い出したんじゃ。エリーが和尚にこう抱きついて(笑)」
「ハハハ!あ~恥ずかしい(笑)お母さんの顔…」
「・・・エリーは凄いのう。エリーはたくましゅうなった。わしゃ、えらい嫁さんもろうたもんじゃ。じゃのに…わしゃずーっと止まったまんまじゃ。このままじゃ、エリーの子供の、親父にはなれんのう(笑)」
「マッサン・・・」
「明日、ちゃーんと話してみる。大将の本気をちゃんと聞いてみるけん。もう心配すな」
「ありがとう。ありがとう(笑)」

>そしていよいよ、マッサンと鴨居の大将の会談の日がやって来ました。
料亭の前に車が到着し、欣次郎と黒沢が降りてくる。
出迎えたエリーは欣次郎に礼を言った。
「大将、わざわざ、ありがとうございます」
「んな他人行儀な!わてとエリーちゃんの仲やないか(笑)」
「おおきに。マッサンの事、よろしくお願いします」
「エリーちゃん…まるで日本の嫁はんやな」
「本当?うれしい!」
「いやいや、そこは日本語で言わな!」
「もちろん。ごめんなさい(笑)」

― 部屋で政春がおじきの所作をシュミレーションしているところへ欣次郎が現れる。
「・・・何しとんねん?」
「エリーは?」
「できた嫁はんやで。旦那を立てて、気ぃ利かして。・・・さてと、ほな話、聞こか」
「えっ?わしから?」
「お前から話がある聞いたからここへ来たんや」
「ほうじゃった。大将・・・・・・ええ日和ですのう!」
「・・・そやな」
政春の言葉に部屋の外で聞き耳を立てていたエリーは呆れた。
「何言ってるのー!」

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