マッサン第5回あらすじと感想(10月3日放送)

第1週『鬼の目にも涙-第5回-』あらすじ(ネタバレ)

>法事が終わると、亀山酒造には、静かな日常が戻ってきました。ですが…。
ある日、政春の母・早苗は政春とエリーに結婚を認めないと再び言い出す。
「お前の嫁にはこの家の跡取りに相応しい家柄と品格を備えた日本の娘さんじゃないと務まらん」
するとすぐに政春は母親に反論する。
「見とったじゃろが!エリーは皆にも気に入ってもらえて!」
「物珍しいだけじゃ。お前も見せ物になったのが分からんのか?この際ハッキリしとこ。お母ちゃんとこの人とどっちが大事?この家を取るかこの人を取るか返答次第じゃお母ちゃんも覚悟があるけん!」
「覚悟ならわしらにもある。エリーは皆捨てて、わしと一緒に日本に来てくれた。どうしても結婚は認めん言われるんなら、わしも皆捨てる」

「お母さん、ワタシ頑張ります!政春のいいお嫁さんになります!」
エリーは早苗に懇願するが、早苗は呆れた顔を見せる。
「大体、日本じゃ夫の事は呼び捨てにはせん。あんたの国じゃどうか知らんが、この日本では、年下でも“さん”を付ける。…分かった。お前がどうしてもこの人と別れとうない言うなら…お妾さんになってもらい。妾なら許す。正妻は認めん(笑)」
「オメカケ?」
エリーは早苗が何を言っているかわからず首をかしげた。
一方、政春は激怒しエリーを連れて部屋を出ようとする。
「なんぼ親でも言うてええ事と悪い事がある!バカにするのも大概にしてくれ!行くど!」
「出ていくんなら勘当じゃ!」
「勘当で結構じゃ!」

― 政春は自分の部屋に戻り荷物をまとめ始めた。
「カンドウってどういう意味?」
「親子の縁を切るいう意味じゃ。親子でのうなるいう事じゃもうええ。わしゃこの家を出る。今夜の汽車で大阪に行こう!」
政春は次々に荷物をトランクに入れているとエリーは反対する。
「ダメ!」
「…エリーじゃって親の反対押し切って、ついてきてくれたじゃろうが!」
「絶対ダメ!」
「何でじゃ!?」
「大きな声出さないで。政春」
そして、政春が幼い頃の家族写真を見せた。
「笑ってる。本当は家族大好き。大切な人を失ったらダメ!」
「もう無理なんじゃ…」
政春はトランクに入っていたウイスキーを手に取り、父親に田んぼでエリートのことを懇願したことを思い返した。
『認めてもらいたいんじゃ。わしゃ、うちの酒蔵を継ぐつもりはない。エリーと一緒に大阪へ出て、ウイスキーを造りたいんじゃ!ウイスキー造りの事、エリーとの結婚もどうか…認めてつかぁさい』

― 政春は、蔵にいた父・政志にコップに注いだウイスキーを出した。
「飲んでみてくれ。これがほんもんのウイスキーじゃ」
政志はウイスキーを口に含むがむせてしまう。
「ゴホッ!」
「焦げくさぁ感じるんはのう、造る時にピートっちゅう泥炭をつこうとるけんじゃ。よかったら、置いていくけん」
「要らん…わしにゃウイスキーのうまさはわからんけぇのう」
「今にきっと日本中の人がウイスキーをうまい言うて飲む時代が来る!その時飲まれるのは…わしが造ったウイスキーじゃ。今夜の汽車で大阪に帰るけん。エリーと一緒に頑張ってみるわ」
政春は立ち去ろうとするが政志が何も言わないことに我慢ができなかった。
「なんで何にも言うてくれんの!」
「…ええ子じゃないか。幸せにしてやれ。…政春、久しぶりに相撲取らんか?昔ようわしと相撲取ったじゃろうが(笑)」
「自分が何歳になったか分かっとるんか?」
「子供の頃から1回も勝っとらんくせに偉そうに言うな!かかってこい!はっけよい!」
そんな二人をエリーは外から見ていた。

政春と政志は相撲をとるが、政春はことごとく投げ飛ばされてしまう。
二人が組み合って硬直したとき、政志が笑った。
「正直わしゃ、お前にこの酒蔵を継いでもらいたい思いよった!…やってみい!お前の尻は、わしがなんぼでも拭いたる!思い切って、やってみい~!」
政春は、再び投げ飛ばされると、目に涙を浮かべた。
「…自分でもよう分からんのじゃ!わしゃもしかしたら…親父から逃げとるんと違うんかって…わしゃウイスキーに逃げとるんと違うんかって!
「そがな泣きごと言うんじゃったら、やめてしまえ!日本で初めての男になるんじゃろうが!世界一、うまいウイスキーを造って新しい時代を作ってみい!」
「わしゃ命懸けでやる!世界一うまいウイスキー造ってのう…親父に飲んでもらうけん!」
政春は政志に突進し、見事に政志を投げ飛ばした。
投げ飛ばされた政志は、息を切らしながら、笑った。
「…はあ、はあ。くそ~、よっしゃ!これでええ(笑)」
「ありがとな。親父…」

― エリーは、台所にいる政春の妹・すみれに声をかけた。
すみれは、エリーの目が涙で潤んでいることに気がついた。
「泣いとるん?」
「大丈夫(笑)…お箸、貸してください」
「お箸?これでええ?」
「ありがとう(笑)」
早苗は、その様子を廊下から伺っていた。

― エリーは自分の部屋に行き、豆を箸でつかむ練習を始めた。
なかなか上手くつかめないでいると、部屋の外から早苗の声がする。
「入りますで」
「お母さん…」
早苗は、部屋に入ると何も言わずにエリーに箸で豆をつかんだ。
そして、姿勢をただしエリーに頭を下げた。
「政春は…心の優しい子ですけん。うちが悪者になって代わりにハッキリ言わせてもらいます。あの子の事思うなら…あの子の将来を考えてくれるんなら…どうぞ国へ帰ってつかぁさい。お願い…お願い…お願いします!」

『マッサン』第5回の感想とレビュー

「~してつかぁさい!」って広島の方言なんでしょうか。そういや、福山雅治さんが主演していたNHK大河『龍馬伝』でも“つかぁさい”が使われていたな。でも、あれって高知だし…。
さて、ドラマの方は複雑な思いで別れさせようとしているように見える母・ピン子さんと、熱血スポ根漫画のように相撲をとりながら、本音をぶつけ合う政春と父親という、なんとも見ごたえのある回でした。政志は婿養子って設定だったから、てっきり早苗の言いなりかと思ったら全くそんなことなく、理想の父親みたいな感じ(笑)
「お前の尻は、わしがなんぼでも拭いたる!」に、涙でそうになりましたわ。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

最近のコメント

このページの先頭へ