マッサン第31回あらすじと感想(11月3日放送)

第6週『情けは人のためならず-第31回-』あらすじ(ネタバレ)

1920年(大正9年)11月、エリーが血相を変えて政春に米びつを見せてくる。
「マッサン!マッサン!マッサン、お米、ない!見て!」
「貸してみい!」
「やっぱり、夢だけじゃ、食べていけまへんな(笑)」

>ウイスキー造りへの糸口が何一つ見いだせないままマッサンは、この二月仕事を転々と
>してきました。どんな仕事も長続きしないマッサン。今日も新たな仕事の面接です。
>エリーはわずかな蓄えを取り崩し何とか計をやりくりしてきました。
「今度こそ、長う続けられる仕事じゃ思うんじゃ!翻訳の仕事だったらマッサン得意の英語も生かせるけん!」
「マッサン、私も仕事探そうかな」
「何言うとるんじゃ!働いて金稼いでくるのは男じゃ!」
政春を送り出すとエリーは庭先の木になっている果実を見た。
「ねえ、マッサン!この果物、そろそろ食べられる?」
「言うたじゃろうが。これは渋柿じゃけん、このまんまじゃ食えん(笑)」
「…Really?」
「食べてみりゃぁわからあ(笑)なら行ってくるけん」
「行ってかえりぃ」
>スコットランドでは、見た事がなかった柿の木。
>ああ…ダメダメ。いくら家計が苦しくても、エリー無茶だと思うよ。
エリーは柿の実を手に取り一口食べるが、すぐに顔がゆがんだ。

― キャサリン(種子)、梅子、桃子がエリーの家にやってくる。
「おヨシさんに聞いたで。家賃もえらいためてんねやろ?」
キャサリンが心配そうにエリーに尋ねた。
「うん…キャサリン、何か私に出来る仕事ない?」
エリーは仕事がしたいと伝えるが梅子達は否定的な返答をする。
「おなご雇てくれる所なんか、そうそうないもん」
「ましてやエリーちゃんの場合、まだ、読み書きもできへんしな」

すると政春が落ち込んだ様子で帰ってきて、エリーに申し訳なそうな顔をする。
「せっかく、紹介してもろたのに、その…」
「不採用かいな。もう、覇気がないねん。そないな辛気臭い顔してたら、だ~れも仕事なんか任せられへん」
キャサリン達が帰ると政春はエリーに釘をさす。
「余計な事言いふらすなよ。わしが、職なしじゃとか、金に困っとるとか」
「言わなくても、みんな知ってる!…どうして、翻訳の仕事、ダメだった?」
「わしの方から断ってやった!文学の翻訳は、なーんか眠とうなるし、人の研究した論文を扱うんは、なーんか胸くそ悪い。あがな仕事は性に合わん!体動かしてる方がマシじゃ!心配すな。蓄えもあるじゃろう!」
「もうすぐ、なくなる」
「・・・・・・・・・」

― その頃、鴨居商店の欣次郎は専務の黒沢に指示を出していた。
「焦ってへん。欧州の市場の売れ筋を知っておきたいんや。世界は待ってくれへんで。なんぼ使てもええ。輸入してへんのも、みんな揃えてくれ。ジャパニーズウイスキーの、
夜明けは近いで。
>鴨居の大将は、ウイスキー事業に、いよいよ本腰を入れ始めたようです。

― 政春は、食事のテーブルに“たくあん”しかない事に気がつく。
「おかずは?」
「これだけ。お金ない。節約」
「こないだ植木屋で働いた3日分、渡したじゃろうが!」
「2週間も前でしょ?」
するとキャサリンと桃子が家を訪ねてきて、卵と“ふかし芋”をエリーに渡した。
「ありがとう!2人とも、おおきに(笑)」
「何言うてんの“情けは人のためならず”人に親切にする事は人のためやない。いつか巡り巡って自分に返ってくる(笑)」
「そうや。“困った時は、お互いさま”(笑)」
その時、キャサリンはふてくされている政春に気がつく。
「マッサン、どないしたん?」
「そがな事してもらわんでええわ。食いもん恵んでもらえん程落ちぶれとりゃせん!」
「いや、そんな意地張らんでええやん。よう言うやろ“遠くの親戚よりも近くのべっぴんさん”」
「誰がべっぴんさんじゃ!わしらの家の問題はわしらで解決します!お節介は結構じゃ」
「さよか。余計なお節介ですいませんでした!」
キャサリンと桃子は意地をはる政春に呆れて帰ってしまう。

― キャサリン達が帰るとエリーが激怒する。
「マッサン!どうしてあんな事言うの!?」
「武士は食わねど、た…武士は食わねど高楊枝じゃ!どがぁに貧乏しても腹が減っとっても侍としての誇りを捨てたら、男はしまいじゃ!」
その時、政春の腹から空腹の音が鳴る。
「うん。お腹空いてるんでしょう?無理しないで。ほら、お芋さん。美味しそう(笑)」
「いらん!」
「じゃあ、わかりました。私が働く」

エリーが働くと言い出すと政春は断固として反対する。
「おなごは家の事だけしとったらええんじゃ!」
「マッサン!スコットランドでは夫婦は助け合い、困った時は女も男も同じように働く!」
「ここは日本!第一…外国人のエリーが働けるようなとこなんかありゃせん!」
「探してみなきゃ、わからないでしょ?」
「わかるんじゃ、絶対ない!」
「食べるものもない。どうやって生きてくの?」
「武士は食わねど、た…高楊枝じゃ!」
「私、侍じゃない!」
「おなごは黙って男の言う事聞くもんじゃ!」
政春の言葉にエリーは耳を疑う。
「今、なんて言った?私、もうマッさんの考えについていけない!」
「ほうか。じゃったら出ていけ!」
「マッサン、また言っちゃったね!さいなら。それから、マッサンはアホ。ドアホ。ド・ア・ホ!」
激怒したエリーは家を飛び出す。
>やっちゃいましたね、マッサン。
>外国人のエリーが外で働いて辛い思いをするのが心配だと素直に言えばいいのに。

政春は食事を続けようとするが、雨が降っていることに気がつき慌てて庭にでる。
「エリー?エリー。エリー!エリー!」
はだしで外に出ると玄関からエリーが呼び止める。
「マッサン!」
「何やっとるんじゃ?」
「行く所なんかない。わかってるでしょ?」
「すまん…」
政春は抱きしめようとするがエリーが拒絶した。
「やめて!マッサン、ドアホ!絶対許さない!」

その時、政春は大家・ヨシがやってくるのが見えたので慌ててエリーを連れて家に入った。
ヨシは、正春とエリーに家賃の催促に来たのだ。
必死の交渉の末、エリーと政春は3日だけ家賃の支払いを待ってもらうことになる。

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