マッサン第19回あらすじと感想(10月20日放送)

第4週『破れ鍋に綴じ蓋-第19回-』あらすじ(ネタバレ)

>しとしと、雨降りの梅雨が明けて、いよいよ夏本番。エリー、初めての日本の夏です。
エリーは近所の主婦(桃子、梅子、種子)と話していた。
「エリーちゃん、日本の料理、少しは上手になった?」
「ぼちぼち頑張ってます」
「ぼちぼちやて。一本取られたわ(笑)」
すると桃子達は日本のことわざをエリーに教える。
「“習うより慣れろ”“千里の道も一歩から”大きな目標も、少しずつ頑張れば、いつか出来るようになる、いう日本のことわざ。分かる?」
「勉強します」

>日本に来て2ヵ月。エリーはマッサンとの暮らしの中で言葉や習慣にも随分と慣れてきたようですが…。
朝食を運ぶエリーがサンダルをはいたままだったことに政春は気がつき、指摘する。
「まだまだじゃのう(笑)」
「“千里の道も一歩から”それと“七転びお…七転び八お…おお…きに」
「お礼言うてどうするんね。八起き。“七転び八起き”じゃ。早よ飯にしてくれ。今日は会社に行く前に、佐渡さんとこの製作所に行くんじゃ!いよいよポットスチルの製造計画書の完成じゃ!銀行の部長さんも来てくれて、算段してもらえるお金の、詰めもやるんじゃ!とにかく、やっとわしらの夢が現実になるんじゃ」
「マッサン、おめでとう!なら、今日の夜、お祝いじゃね!」
「ほうじゃね(笑)」
「じゃね~(笑)」

― 佐渡製鉄所で銀行員・笹塚立会いのもと設計図を見ていた専務・矢口が質問した。
「このポットスチル、どないしても2つ必要なんか?」
「ウイスキーの蒸溜は、初溜と再溜、2回せんにゃいけんのです」
「そもそもこんなデカイもの、どこに置くつもりや?」
矢口の質問に政春が困窮すると社長・大作が株主会議の後だと伝える。
「それから考えたらええやないか」
「承認されると思います?」
「大事ない、大事ない。そのために佐渡社長、笹塚部長骨折ってくれてはんねや(笑)」

― その頃、エリーは種子達とエンドウの下処理を縁側で行なっていた。
お祝い料理について種子達は鯛がいいとエリーに伝える。
「“めでたい”言うて、日本では縁起物の魚なのよ」
すると種子が気をつけろとエリーに忠告をはじめる。
「気を付けた方がええな。男は仕事がうまい事いってる時が1番危ないねん。…浮気。仕事がうまい事いって調子に乗ると男は世の中自分中心に回っとると思て色々悪さしよんねん」
「マッサン、浮気しません!」
「まあまあ…用心するにこしたこたぁない。気ぃ抜いてると男はすぐに、爆発しよるから」
「マッサン、爆発しません!」

― 大作達が会社に戻ると鴨居商店の社長・鴨居欣次郎に呼び出される。
欣次郎と専務・黒沢は大作と政春に大阪中の問屋でワインの瓶が割れていると説明した。
「別に鴨居商店の太陽ワインが爆発した訳じゃなぁでしょ?」
「わての頭は爆発寸前や。太陽ワインも葡萄酒や。爆発した葡萄酒と同じやと世間は見とる」欣次郎は政春に瓶が割れた説明をもとめた。
「何で爆発したか分かるか?」
「恐らく残留酵母でしょう。製造過程で除去しきれんかった酵母が、この夏の暑さですくすく育って、瓶の中に炭酸ガスが発生して充満して…ボン!」
「太陽ワインも、爆発するおそれがありますんやろか?」
「…そりゃ多分大丈夫ですわ。うちは酵母が残らんように気ぃ付けとりますけん。おそらくそがな事にゃならん思います」
「アホ!人様の口に入れるもんに“多分”も“恐らく”もあるか!ほかが爆発しても鴨居商店の太陽ワインだけは絶対に爆発せんて証明せえ!一から実験して細かく数値とって、絶対安心な品質やいう事を、実証するんや!」
「じゃけどわしゃ今、ウイスキーの方を…」
政春が断ろうとすると大作が有無を言わさず承諾する。
「分かりました!鴨居商店とうちは一蓮托生や!責任をもって安心安全な太陽ワインを証明してみせます!」

― エリーは、昼に政春が帰ってきたので驚いた。
「マッサン?お帰り。すごい早い。どうして?」
「ちいと資料取りに戻っただけじゃ。またすぐ会社に戻らんにゃいけん」
政春は本棚から本を取り出すと会社に泊まる可能性があるとエリーに伝える。
そして取り出した本を抱えて家を出て行こうとしたのでエリーは呼び止めた。
「マッサン、待って!ハグ!“アイ・ラブ・ユー”は?」
「…ごめん!今そがな気分にはなれんのじゃ。すまんの」
政春が言ってしまうと種子がエリーに声をかけてくる。
「エリー、マッサンどこ行ったん?」
「会社。今日の夜、泊まるかも」
すると種子が政春は浮気していると言い出したのでエリーは激怒して追い返した。

― エリーが弁当を持って、会社を訪れると政春が大作の娘・優子と楽しそうに話しているのが見えた。エリーは動揺して横にあった金具を倒してしまう。
音が聞こえて、すぐに政春はエリーに気がつく。
「おお、エリー!何じゃ?」
「えーと、これ…弁当、着替え、持ってきました」
しかし、政春は優子の差し入れを食べたばかりだと答えたのでエリーは寂しくなってしまう。「…もう、仕事終わり?」
「まだなんじゃ。言うたろ?今夜は帰れそうもない言うて」
その時、帰ろうとしたエリーに優子が声をかける。
「エリーさん!よかったら、うちで晩ごはん食べていかへん?」

― エリーの話(誤解)をきいた優子は思わず笑ってしまう。
「キスって!政春さんは大丈夫やて。浮気なんかせえへん(笑)」
「だけど日本に帰ってきて、マッサン変わった。“アイ・ラブ・ユー”もない。ハグもない。会話もない」
すると優子は日本中の男がそうだと返答した。
「政春さんだけやない。日本の男の人はみんなそう」
「…マッサン、私の前では、元気ない。だけど、優子さんの前で、楽しそうに笑ってた」
「それは、エリーさんを信じてるから。しんどい時でも、他人の前では気ぃ使て笑顔にならなあかん。そやけど、エリーさんの前なら素直に自分の気持ちを出せる。それだけ、信じて頼りにしてるって事やん。日本の男性は西洋の男性と違って、少々不器用で、言葉も少ないかもしれんけど。それを察して支えてあげるんが奥さんの仕事」
「私の…仕事?」

すると戸が開き、満面の笑みを浮かべながら大作と妻・佳代が帰ってくる。
「帰ったど!優子!…見合いの日、決まったど!」
「先方のご両親も大乗り気で、できるだけ早く会いたいて言うてくれてるって(笑)」
「浪華銀行の行員さんが、婿に入ってくれるやなんて、お前夢みたいな話やないか!」
大作と佳代の話に優子は笑顔で応えた。
「うん(笑)」
>この優子さんの笑顔、エリーは、どこかが不自然だと感じてしまいました。

『マッサン』第19回の感想とレビュー

エリーはエリーの話(文化の違いや恋愛)、マッサンはマッサンの話(ワインやウイスキー)といったように、二人がところどころリンクしつつも各々の話が面白いのがいいですね。
今、思えば『花子とアン』は、そのバランスが結構微妙だったかも。

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