マッサン第144回のあらすじ~三級ウイスキーの完成と試飲会

第24週『一念岩をも通す-3月21日(土)放送-』あらすじ(ネタバレ)

>マッサンは、ついに香料も着色料も一切使わずに三級ウイスキーを完成させ、社運を懸けた、試飲会を開く事にしました。
>小樽や札幌、函館からも目利きの問屋さんを招待したのです。
大勢集まった問屋がウイスキーが置かれたテーブルの前に座っていた。
「お坊ちゃま」
俊夫が声をかけると政春はうなづいた。

>そしてエマも留学を懸けた面接試験に望んでいました。
エマは海軍士官の前で英語でスピーチをしていた。
「私の父は日本で初めての国産ウイスキーをつくった男です。母はスコットランドで父と出会い、父の夢をかなえるために海を渡って日本に来ました。両親は「人生は冒険だ」と教えてくれました。そして、たとえ肌の色、瞳の色、髪の色が違っても、人間はわかりあい、愛し合う事ができると教えてくれました。ですから私は異なった言語を使う人と人、国と国の懸け橋になれるような仕事をしたいのです」

― 政春は試飲会に集まった問屋達に挨拶した。
「皆さん、本日はありがとうございます!我がドウカウイスキーが来年春の自由化に向けて、造った三級ウイスキーです。是非、ご賞味つかぁさい。よろしくお願いします!」

ウイスキーを飲んだ問屋業者達から次々と驚きの声が上がる。
「喉越しもいい! うちで仕入れたろう!」
「雑味がなくて、ス~ッと飲める!」
「うちも売るぞ。よろしく頼む!」
俊夫と政春は問屋業者達に何度も頭を下げた。
「ありがとうございます!ありがとうございます!」

その時、背の高い男・澤田が現れる。
問屋業者達は突然現れた澤田に驚いた。
「長越百貨店の澤田さんだ」
「あの大社長が大阪からわざわざ?」
政春は大阪からやってきた澤田に挨拶をする。
「澤田さん…遠路はるばる、ありがとうございます」
「お久しぶりでんな(笑)」
>何としても、澤田さんに試飲してもらいたいと思ったマッサンは大阪の出資者を通じて、招待していたのです。

「今日も、しっかり味見させてもろて言いたい事言わしてもらうで(笑)」
「よろしゅうお願いします」
政春の目の前に座った澤田はグラスを手に取り香りを確認する。
「フッ…お得意のスモーキーフレーバーが利いとるな(笑)」
「ありがとうございます(笑)」
一口飲んだ澤田は感想を言わずに政春に質問した。
「希釈のアルコールは、何を使いはったんや?」
「大麦で造った醸造アルコールを使いました。廃蜜糖やサツマイモも試しましたが3年もんの若い原酒をキーモルトにした場合、大麦で造ったもんが最も香りがようなり自然な甘みも加わる。そう判断しました」
澤田は政春の回答に『なるほどな』と言い、もう一口飲んだ。

「あんた…変わったな(笑)」
「はい?」
「前にあんたの造った酒を飲んだ時には、この酒を造った人間は独り善がりやなと思うた。日本で初めてウイスキーを造った事自体に酔うとるなとそう感じたわ。せやけど、これは違うな。この酒は…伝える酒や。あんた、造る時にお客さんの顔を見ようとしたやろ?伝えたい思いを込めたやろ?」
「・・・はい!」
「うまいわ!はっきり言うて今の日本にこれだけうまい三級ウイスキーは他にはない。このウイスキー、うちの百貨店で扱わしてもろても構へんか?」
澤田の言葉に試飲会に来ていた業者達にどよめきが起こった。
「このメイド・イン。ジャパンはな、きっと時代を変える。あんた…新しい時代作ってしもうたな!」
「ありがとうございます。じゃけど…わしゃ、これでは終わりません。この三級ウイスキーは、わしにとっても、この国にとっても一つの通過点です。いつかわしゃこの日本に…本物のウイスキーの時代を作ってみせます。その日が来るまで…わしゃ絶対諦めません!」
「楽しみにしてるで(笑)」
「はい!」
悟と問屋業者達から拍手が沸き起こる。立ち上がって政春は深く頭を下げた。

― 政春の父・政志と姉・千加子が広島に帰る寸前、悟が余市に残ると言い出す。
「叔父さんのウイスキー造りを本気で学びたいんじゃ!」
突然の息子の発言に千佳子は困惑する。
「何言うとるん。ウイスキーは気の長い仕事なんよ。造り始めてから何年もたたんと…」
「学びたいんはウイスキー造りだけじゃなぁ。叔父さんは何回も言うた。『信じてやり続けるしかなぁ」いうて』ほいで言うた通り、ついに安うて美味いウイスキーを造った」
すると政春は悟に諭した。
「わしの言葉じゃなぁ。わしゃのう親父とお母ちゃんから教えてもろうたんじゃ。信じてやり通す。何があっても諦めんいうんは、亀山家の伝統じゃ」
「じゃったら、その伝統、わしにも受け継がしてつかぁさい。わしは、わしが生き残った意味を見つけてみたいんじゃ」

「あんたが広島帰ってこなんだら、お父ちゃんの蔵どうなるん?」
酒蔵を悟に継がせる気だった千加子は反対する。
「長男の勝が教師になってしもうたんじゃけぇ、次男の悟が、蔵を継ぐんが筋じゃ!」
そんな娘を見て政志は笑った。
「ハハハハ!千加子、お母ちゃんによう似てきたのう(笑)」
そして政志は立ち上がると悟に言葉をかける。
「悟、せっかく生きて帰ってきたんじゃ。広島の事なんか気にせんでええ。自分のやりたい事を思いっきりやったらええけぇ(笑)」
「はい!ありがとうございます!」

― 荷物を持って玄関に向かう政志に政春が声をかける。
「どうじゃった?ほら、わしのウイスキー飲んだ感想じゃ」
「わしにはウイスキーの味はよう分からんけぇ」
「ほうか…」
「ただ…うれしかったわい。お前が造ったウイスキーを飲んで、みんな笑うとった。うれしかった。胸がいっぱいになった。ええ仕事したのう。じゃけど、これがおしまいじゃなぁど。これからも地道に美味い酒を造り続けぇよ(笑)」
「はい」

― 表に出ると試験を終えたエマが帰ってくる。
「試験どうじゃった?」←政志
「結果はまだ分からないけど、思いっきりやってきた(笑)」
「ああ、ほうか。アメリカに行く時は、じいちゃんもついていくけぇのう、覚悟しとけよ。
エマ)ちょっと、もう(笑)」
政志と千加子は見送りにきた熊虎とハナにも礼をいい、広島へ帰っていった。

『マッサン』第144回の感想とレビュー

最後のシーンで政志の見送りに俊夫がいないのか純粋に疑問。
それはそうと、客を向いてウイスキーを造ったことを褒める澤田氏の台詞はなんか良かったわ~。澤田を呼ぶなら鴨居欣次郎もと思ったけど…。
話は変わりますが、昨日『竹鶴ピュアモルト17年』が二年連続『ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー』を受賞したとニュース。3度目の世界一らしいですが、天国のマッサンもきっと喜んでることでしょう。ちょっと竹鶴買ってきます(笑)

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