マッサン第137回のあらすじ~進駐軍の依頼

第23週『待てば海路の日和あり-3月13日(金)放送-』あらすじ(ネタバレ)

母・エリーを政春と共に看病するエマは戦争への不満を口にする。
>戦後の混乱は続いていましたが、エリーたちは少しずつ平穏な暮らしを取り戻そうとしていました。
―エマが外から戻ってくる。
「ただいま、お腹空いたー」
「そう。今、すぐ支度するね。どうだった?学校は?」
「頑張ってみようと思う」
「えらい!」
エリーはエマの頬にキスをして抱きしめた。
>エマは、小樽の英文タイプの学校に通い始めました。

―ある日、政春はお茶を運んできたエリーに悩みを相談する。
「いずれ、給料も払えんようなる。このまま工場を再開できずに、売り上げがなぁと、あと半年もつかどうか…」
「銀行にお金借りる事は?」
「銀行もまだ機能しとらんしのう…実は今日、変な男が訪ねてきてのう」

政春を訪ねて大阪からきた男・柴田健は、名刺を差し出した。
後ろにいた部下が酒のボトルをテーブルに置いた。
「うちはこういう商品扱うてまんねん。いわゆる三級酒っちゅうやつですわ」
「確か原酒が5%以下でしたかのう」
同席した俊夫がウイスキーの原酒について尋ねると柴田は原酒は入ってないが飛ぶように売れていると笑った。そして北海道にきた用件を説明し始めた。
「おたくは軍需工場やってて、原酒がたんまり貯蔵庫に眠ってるって話ですやん。ちょっと、分けてもらおう思いまして。今、アルコール手に入れるだけでもエライ大変です!こちらはほんまもんでっしゃろ?それを混ぜたらよそのとはグ~ッと差つけられまんがな(笑)」
「いやいや…うちはそがな商売は…」
その時、柴田の部下が湯のみを飲みだすと柴田は激怒する。
「アホンダラ!誰が立ったまま茶飲む奴がおるか、ドアホ!」
男の部下はすんまへんと即座に謝った。
「すんまへんやあれへんがな!堪忍やで。それでどないしまんねん。いくら原酒があっても、銭にならんと会社傾きまっしゃろ?」
笑顔で交渉にのぞむ柴田に俊夫がキッパリと返事をした。
「うちにはうちのやり方がありますけん!」

政春は、柴田の申し出を断る考えをエリーに告げる。
「売るわけがなぁ。わしゃ、原酒屋に成り下がるつもりはなぁ。そがな事したらメイド・イン・ジャパンのウイスキーの時代が、ますます遠ざかってしまう。イミテーションウイスキーの時代に逆戻りじゃ。明日、大阪に行ってくるわ。野々村さんらと今後の事を相談せんにゃいかん」
「大阪?」
「ああ。…ほうじゃ!エリーも一緒に来んか?」
「そうね(笑)」
「ほんまか?ハハハ!よっしゃ!」
エリーの返答を政春は喜んだ。

夜、布団に寝ながらエリーと政春は広島の人たちの話をした。
「みんな、どうしてるかな?」
「何とか無事にはしとる言うて春さんが知らせてくれたけん。エリーに会うたら皆喜ぶど」
「フフフッ…そうね。楽しみ」

―しかし翌朝、出発の準備を終えたエリーは涙を流しながら鏡を見ていた。
そこにやってきた政春はエリーの異変に気付く。
「エリー!そろそろ急がんと…どうしたんじゃ?」
「マッサン…やっぱり私大阪行くのやめる。ごめんなさい」
「謝ることはなぁ」
「怖い…私は、どう見ても外国人。人に会うのが怖い…」
>終戦から2か月。エリーはまだ、工場の外を出歩いた事が一度もありません。
「ゆっくりでええんじゃ」
政春が落ち込むエリーを慰めているとハナが慌ててやってくる。
「マッサン、エリーさん、大変だー!鬼が来た!」
「オニ?」
「アメリカだ」

―工場の事務所にやってきた進駐軍を熊虎は注意していた。
「おめえら、一体何の様だ?」
「亀山社長ですか?」
「カミヤマ?おら、熊虎だ!ここを乗っ取ろうとしてもそうはいかねえぞ!おらを倒してからにしろ!」
「あなた何か勘違いしていませんか?」
「お前ら、礼儀ってのを知らねえのか!ここは日本だ!日本語で話せ!」
進駐軍の二人が熊虎に困惑していると政春とエリーがやってくる。
二人はエリーにこえをかける。
「亀山エリザベスさんですか?あなたの無事を確認しに来ました」

―エリーと政春は二人を家に招き、紅茶をいれた。
「戦時中、日本にとどまった米国人は随分ひどい目に遭ったと聞いています。エリーさんは大丈夫でしたか?」
「はい。みんな良くしてくれましたから」
「日本人は野蛮で我々を鬼と呼んで嫌っていたんでしょう?」
「その通りです。妻も苦しみました。ですが悪いのは戦争そのものです。あなた方だって野蛮なことをしたじゃないですか!」
政春が興奮し出し出すと進駐軍のフィッツジェラルドは本題にはいる。
「戦争の話はもう十分です。あなたはウイスキーを造っていますね?実はそのウイスキーを占領軍に売ってもらいたいのです」
「あなた方に?」
「本国から送られてくるウイスキーだけではすべての兵隊に行き渡りません。ですから、日本でつくられているウイスキーを買わせてください」
するとミラーが戦時中、ウイスキー工場である政春の会社をターゲットから外すよう命令が下っていたと事情を説明した。
政春とエリーはミラーの言葉に衝撃をうける。

―進駐軍からの話をきいた俊夫とハナは話の内容に驚いた。
「へじゃ、アメリカは、あえて攻撃せんかったいう事でがんすか?
「余裕しゃくしゃくだったんだなぁ、アメリカは。…で、どうするの?アメリカ軍に…」
政春は進駐軍には売らないと少し興奮した声で答える。
「そがな事はできん!海軍が買うてくれんようになったからいうて進駐軍に乗り換えるような…そがな事はできんわ。一馬じゃて浮かばれんて!エリー…大阪に行くんはやめじゃ。こがぁな状態で出資者に会うても、ろくな事がなぁわ!」
そして立ち上がり建物を出て行った。

―熊虎から話を聞いた進は政春の判断に感心した。
「マッサンは正しい!さすがオラが見込んだ男だ。たとえ戦に負けても魂まで売ったら人間おしまいだ。なあ?兄さん!」
進と将棋を指す熊虎は腕をくんで“うーん”とうなった。
一方、三郎はウイスキーを進駐軍に売ったほういいと意見をいった。
「今の日本で金持ってんのは、進駐軍だけ。駅前だって儲かってんのは進駐軍相手の店だけなんだから。子供達だってジープの後ろを『ギブ・ミー!ギブミー!』って追いかけ回してるじゃねえか。生きていくってのはそういう事でしょ?」
その時、ラジオから“リンゴの唄”が聴こえて来る。リンゴの唄で盛り上がる三郎達の中で熊虎だけは黙って何か考えていた。

『マッサン』第137回の感想とレビュー

安田大サーカスの団長とクロちゃん登場だけで今日はお腹いっぱい(笑)
クロちゃん、どんな感じで喋るのかと気になっていたけど、やっぱり甲高い声でした。
一方、進駐軍としてやってきたフィッツジェラルド氏…どこかで見たことあると思ったら“ごちそうさん”で高校野球中止エピソードに出ていたカーチスさんでした。『また進駐軍役かよ!』とか出演依頼来た時とか思うんでしょうかね。

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