マッサン第136回のあらすじ~操業停止と畑仕事

第23週『待てば海路の日和あり-3月12日(木)放送-』あらすじ(ネタバレ)

母・エリーを政春と共に看病するエマは戦争への不満を口にする。
「私は…一馬さんをころした戦争を絶対に許さない!」

エリーは夢を見ていた。
物音がする方向に行くと少年が棚をあさっていた。
エリーが声をかけると少年は大きな声をだした。
「父ちゃんころしたアメリカが何でここにいるんだ!」
少年は刃物を向けたのでエリーはすぐに逃げた。
すると背後に知らない軍服を着た日本兵が立っていた。

「だれ!?」
エリーが英語で問いかけると日本人兵士は叫んだ。
「敵国語を使うな!」
「戦争は終わったんでしょ?」
「俺はお前にころされた!国へ帰れ!日本から出ていけ!」
日本人兵士と少年はエリーに出て行けと何度も叫んだ。

― 夢にうなされ、エリーは起きる。
「エリー、しっかりせえ」
「マッサン、逃げないと。逃げないと!」
「エリー。戦争は終わったんじゃ」
「終わった?」
「ああ…」
エリーは政春のひざにしがみつきむせび泣いた。

『ママ。長く続いた戦争が終わったと聞かされました。でも私には到底その実感がわきません。戦争はあまりにも多くの物を私たちから奪っていきました』

工員達が帰って行くのが見えた。福田がエリーに挨拶してくる。
「家族と一緒にいてやれって、社長が」
「そうですか」

『人々は皆、とまどい、どうすればいいか答えを探しています。みんな、悲しみの奥底から抜け出せません。大切な人の事を忘れることなどできません。ただ怒りと悲しみがわき上がってくるのです。この悲しみに沈んだ国で、一体私に何ができるのでしょう』

政春は声をかけ、カーテンを開けた。
「外に出かけんか? 今日はええ天気じゃ。ちいと出かけたら、気分も…」
「うん。ありがとう。だけど、今日は、やめとく。ごめん」
「エリー…今…わしに何ができるんか考えたんじゃ」

― 政春は工員たちを一堂に集め、工場操業の停止を発表した。
「皆で畑を作るんじゃ。わしは工場の敷地を皆に解放しよう思う。まずは飯を食わん事には、生きていけんけんの。のう? 工場長」
「ほうじゃ! 腹が減っては戦はでき…あっ、戦はもうええ」
「心配せんでもええ。皆はこれからも、わしの大事な社員じゃ。給料は僅かずつでも、払うていくけん。ウイスキー造りはいつか必ず再開する!ありがたい事に貯蔵庫には原酒が残った。工場も残った。とにかくわしゃ…この余市が生きていくために…できる限りの事はやろう思う。以上じゃ」
政春の言葉に工員達から感謝の言葉が飛び交う。

『ママ。今日うれしいことがありました。マッサンは、工場の土地をみんなに解放し
ました。今できることをすみやかに決断して、人々に笑顔を取り戻したマッサンを、私は
誇りに思いました』

『今、日本はとても貧しい。食べていく事、生きていく事に必死です。でもそれが、今の
私たちには救いなのかもしれません』

そんなある日、熊虎が豚を3頭連れて帰ってくる。
「エリー、俺、豚飼うぞ。名前は花子に絹代に珠代」
「みんな、女の子?」
「そうじゃ。こいつら育てて子豚産ませて、そいつを売る。オスは育てて食っちまう」
熊虎の計画に俊夫とエマが驚いた。
「生きてくっつのはそういう事だ!」
熊虎は俊夫に豚を大八車から降ろすように指示するが、俊夫はうまくできず豚に逃げられてしまう。俊夫達は逃げた豚を必死でおいかけた。
エリーはその様子を微笑みながら見ていた。
『皆、必死で生きている。だからこそ、悲しみを忘れられる』

― 広島の実家から電報が届く。
エリーから電報を受け取った政春は目を輝かせた。
「エリー! 親父らみんな無事じゃったど!」
エマがエリーの代わりに電報を読んだ。
『カゾク ミナ ブジ チカコ』
「千加子さん…。マッサン、よかったね!」
「ああ。いや~ほんまにえかった!」

その時、エマは正春の足が汚れていることにきがついた。
足をふいてくれるエリーに政春はエリーの格好に言及した。
「もんぺはもう脱いでええ。戦争はもう終わったんじゃって。エリー…」
するとエリーは笑みを浮かべた。
「このもんぺ、好き。前よりももっと好きになった」

「でも…洋服を着たきれいなお母さんが、私は見たい。早く見たい。だから洋服を着てほしい」
「わしも久しぶりに、見てみたい」
「うん。ハハハ(笑)」

1945年(昭和20年) 10月
『ママ。終戦から2か月がたちました。でも私は、まだ立ちどまったままです』

『マッサン』第136回の感想とレビュー

なんでエリーが立ち止まったままか気になりますが、とりあえず皆に笑顔が戻ったということで一区切りというところでしょうか。ところで熊虎がメス3頭飼いだしますが、オスがいないと子供産まないんじゃ…。

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