マッサン第129回のあらすじ~エリーも千人針を縫う

第22週『親思う心にまさる親心-3月4日(水)放送-』あらすじ(ネタバレ)

研究室―政春は一馬にグラスに入った原酒がどの樽のものかテストさせていた。
「テイスティングは口に含んで喉越しや鼻に抜ける香りをじっくり嗅ぎ分けるんじゃ」
グラスに入った原酒の香りをじっくり確認し、一馬は口に含んだ。
「はぁ…華やかだけどズッシリ重く感じます。これは…新樽ですね」
「正解じゃ(笑)」
その時、熊虎が慌てた様子でやってきた。
「おい!来たど!早く来い!早く!早く!」

― 政春が表に出るとカメラマンが撮影の準備をしていた。
「ああ…写真か」
「一馬!お前は真ん中だ。何たっておめえが主役だ。大事な記念写真だ、男前に撮ってくれよ」
撮影するための長いすを準備し終えた熊虎がカメラマンに注文した。
全員がカメラの前に並ぶ中、エマだけが笑顔をつくれなかった。
異変に気がついた熊虎が笑うようにエマに言うがエマは苦言を呈した。
「みんな、どうして笑えるの?」
「…しょうがねえな。んだらエマは笑わなくていい」

写真撮影が終わるとエマは小さな声で一馬に声をかける。
「お昼休み、少し話せる?」
一馬は小さくうなづいた。

― ウイスキーの貯蔵庫に一馬が現れるとエマは一馬に迫った。
「逃げよう!2人で一緒に逃げよう!」
「どこに?」
「どこでもいい。戦争のない所ならどこでも」
「戦争のない所なんてどこにもない。もし仮にそんな所があったとしても逃げる訳にはいかない」
「なんで?」
「これは…この時代に生まれた俺の運命なんだ。人は運命から逃れる事はできない」
「じゃあ一つだけ教えて。私は一馬さんの事が好き。今もこれからも、その気持ちはずっと変わらない。一馬さんは?私の事どう思ってるのかハッキリ聞かせてほしいの」
「…もう行かなきゃ」
「どう思ってるのか、それだけでいいから聞かせてお願い!」
「エマ…俺は戦争に行くんだ」
必死にエマは一馬に懇願するが一馬は笑顔を見せ、貯蔵庫を去っていった。
1人取り残されたエマは嗚咽した。

― 一馬は政春が待つ研究室に戻る。
「すいません。続き、お願いします」
「へじゃ、次は、ちいと複雑な特徴を持ったサンプルをテイスティングしてみよう」
すると政春の家からエマのオルガンの音が聴こえる。
「一馬?」
「…すいません」

― その頃、ハナはバーバ中島を訪れ、チエに千人針を頼み、チエは快諾する。
「ここんとこ、千人針はしょっちゅだから任せといて(笑)」
「助かりますw」
すると三郎が千人針についての疑問を口にする。
「ところで、なんで寅年の女だけ年の数縫えるんだ?」
三郎の疑問に店にきていた進が答える。
「今頃、何言ってんだ。寅年の女は縁起がいいからだ。虎は強えべよ!虎は千里を駆けて千里帰るっていうべ」
「何か分かるような分かんないような理由ですね」
「とにかく、千人針は弾よけだ。これがありゃ一馬は無事に帰ってこれる。なあ?兄さん」
「生きるか死ぬかより大事な事は、この戦争に勝つって事だ!」

― ハナが帰宅すると政春の家でエマがオルガンを弾いているのが見える。
ハナは声をかけずニシン御殿に入った。
「ただいま」
「どうじゃった?」
俊夫が千人針について尋ねる。
「何とか間に合いそう」
「間に合う?」
二人の会話についてエリーが不思議そうな顔をしたのでハナは慌てて話題を変えた。

「オルガン、エマ?蛍の光だね?」
「別れを、忍んどるんかのう」←俊夫
「違う。エマが弾いてるのは“オールド・ラング・ザイン”。スコットランドでは、親しい人との再会を祝う歌。一馬に、必ず生きて帰ってきてほしい。また会いたいと願ってる。私もエマと同じ気持ち。一馬とは、また笑顔で再会したいと思ってる。
エリーの胸中を知ったハナは千人針をエリーにも頼みたいと俊夫に伝える。
「俊夫さん…おら、エリーさんにも頼みてえ。頼んでいいべ?」
「じゃけど…」
「エリーさん、これ…千人針って言って兵隊さんの無事を祈ってみんなで縫う日本のお守り。戦地でこれをお腹に巻くと鉄砲の弾にも当たらねえっていわれてんだ。一馬が戦地で戦う相手は、エリーさんの生まれた国の人かもしれねえし、申し訳ねえから頼むのよそうって思ってたんだけど…」
「エリーさん、無理せんでつかぁさい。エリーさんが、日本に勝ってほしい思えんのは当たり前じゃ。その事はみんなよう分かっとるし、しょうがない事じゃ。じゃけん、無理して千人針まで縫う事ありまへん」
「ハナ、俊夫さん…2人とも何言ってるの?千人針、私も縫う!一馬に鉄砲の弾が当たらない事を願って縫わせて下さい。お願いします!」
「エリーさん…」

― 熊虎は一馬の頭を刈るために三郎にバリカンを借りていた。
「無理ですよ、熊さんには」
チエと三郎は断ろうとするが熊虎は頑として聞かなかった。
「おめえが使えるものを、俺が使えねえ訳ねえべ。いいから早く貸せ!」
「壊さないでくださいよ」
「分かってるよ」
「しかし、ついに大学生まで戦争に駆り出し、山本五十六元帥は英霊になっちまったし、アッツ島は玉砕、イタリアは降参、日本は本当に勝てるんですかね…」
すると熊虎は三郎から凄い勢いで新聞を奪うと大きな声を張り上げた。
「バカヤロー!日本は勝つ!勝つに決まってる!でなきゃ一馬は何のために戦争行くんだ!今度そんな事言いやがったらな、ウイスキー樽に詰めて余市川へ放り込むぞ!」
そして熊虎は新聞を三郎に投げ返した。

―政春が帰宅するとエリーが千人針を縫っていた。
「ただいま。千人針か」
「私も縫わせてもらったの」
「…エマは?」
エリーはあごでエマの部屋を指した。
「泣いても笑うても明後日の朝にゃ出征じゃ。わしらだけでも、笑顔で見送ってやろう」
政春の言葉にエリーは黙ってうなづいた。
その頃、帰宅した熊虎は、そのまま家に入らず、外にある長いすに腰掛けた。

『マッサン』第129回の感想とレビュー

一昨日の回で一馬のためにできることを考えるようにエリーに言われたエマ。考えて出した結論が『一緒に逃げよう』(笑)…いや、笑っちゃ駄目か。一馬も呼び出されたり、自分の写真に不機嫌に写られたり、オルガンを聴かされたり、色々大変。いや、そもそもなんで写真撮影に参加するのか理解できませんが…。エマは小さい頃は、頭はいいけど言うことを聞かない子という感じだったけど、ここ最近はキャラが崩壊しているというか、とにかく頭が悪そうな子になった印象を受けてしまってます。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

最近のコメント

このページの先頭へ