マッサン第123回のあらすじ~エマが一馬に告白

第21週『物言えば唇寒し秋の風-2月25日(水)放送-』あらすじ(ネタバレ)

>一馬が葡萄酒造りに取りかかってから10日ほどちました。
一馬は政春に石灰を使って酒石酸を取り出す方法を提案する。
「酒石酸は樽の中に入れた葡萄酒が、冬の寒さで沈殿分離することで直接採取できます。ただこれでは、冬が来る前に納品することは不可能です。そこで脱酸用の石灰を入れ人工的に酒石酸カルシウムを沈澱させ、採取してみようかと」
「じゃけど…脱酸用石灰じゃ溶解度が低いじゃろう。うまい事溶かせるんか?」
「一度に大量の石灰を溶かす事は難しいと思うんで、少しずつ何回かに分けて溶かしてみようかと。ただ一つ問題があって、飲み物として葡萄酒は酸味のない飲み物になってしまい美味い物にはならないと思います」
「それは構わん。もともと海軍さんが欲しがっとるんは酒石酸じゃ。酸味の抜けた葡萄酒は甘味料を足すなりして工員さんらに分けてあげてもええしのう」
「分かりました。じゃあ、とりあえず石灰で挑戦してみます!」
「ああ、頼むわ」
政春は一馬の肩をぽんぽんと軽くたたいた。
その時、ドアが開きエマが研究室にはいってくる。
「ただいま!ああ…お父さんいたんだ(笑)」
「エマこそどうしたんじゃ?」
「知らなかった?私、一馬さんのお仕事の助手をさせてもらってるの」
「一馬の助手を?エマが?…どういう事じゃ?」
「助手というのは冗談。気晴らしに見学させてもらってるだけ」
エマは白衣に着替えながら説明する。
「気晴らしに、葡萄酒造りを…?」
「勝手でしょ!さあ、邪魔だから出てって!」
エマは研究室から政春を強引に追い出した。

― ニシン御殿で皆と一緒に食事をしていた政春は俊夫からエマの話を聞く。
「ここんとこ、夕方になったら、おおかた毎日研究室に来とってですで」
「それでこの頃、帰りが少し遅かったのね」
エリーも最近のエマの行動に納得する。

「…で、何をやっとるんじゃ?
「さあ…単なる暇潰しじゃなぁですか」
俊夫と政春がエマについて話していると熊虎が呆れた声を出した。
「分かってねえな、おめえら。エマもそういう年頃になったって事だべ。いつまでも子供のままだと思ってんのは親だけだ。おらだってハナの事は、ずっと子供扱いしてたしな」
「よく言うよ。こんな小さい時から掃除に洗濯、着替えの世話から耳掃除までおらにやらせったくせに」
ハナが熊虎に反論すると俊夫が激怒する。
「耳掃除!?そがな事わしゃやってもらった事がなぁど。今晩、耳掃除せえ!」
「嫌だね!」←ハナ
「ちいと待ってくれ。早い話、熊さんは、エマが一馬の事を?そりゃありえん(笑)」
熊虎の言葉をエリーと政春は信じなかった。
「じゃ、なんで毎日一馬のとこに?年頃の娘が葡萄が発酵するとこ見てて楽しいか?」
「いやいや…ちいと待ってくれって。エマはまだ、女学校出たばっかりじゃ」
「何言ってんだ!女学校の途中で嫁に行く娘だって珍しくねえべ」
「よ…嫁!?」

すると俊夫が一馬とエマがくっつくと政春の跡継ぎ候補となり都合がいいと言い出す。
「なるほど!エマと一馬が一緒になったら、一馬はマッサンの義理の息子になる訳だ」
「そがいに簡単に言わんでつかぁさい。熊さんはええんですか?一馬の親父として」
「おらは構わねえ。一馬がここを継ぐなんてバンバンザイだ(笑)」
「ただ…一つだけ大きな問題がありますがのう。一馬が、お坊ちゃまの義理の息子になるいうことは、わしとお坊ちゃまが親戚関係になるいうことじゃ」
難しい顔で語る夫にハナが質問した。
「どこが問題なんだ?」
「分からん奴じゃのう。今まで“お坊ちゃま”言うて距離を取った節度ある関係を築いてきたのに、これで急に親戚じゃいうて親しゅうなったら色々ややこしゅうなるじゃろうが!…おら、政春!しゃんとせんか!政春!!」
俊夫が急に大きな声を出したので政春は「はい」と返事をする。
「おどりゃぁ小学校ん時にわしを柔道で投げ飛ばした事を今だに自慢に思うとるんか!どうなんじゃ!?政春!…って、いうて言えるか?」
「別にそれは今までどおりでいいんでねえの?」
「ガキの頃投げ飛ばさっちゃこと、そだに根に持つか?」
「かわいそうに。いまだに引きずってんだな(笑)」
「やかまわしいわ…で、お坊ちゃまはどう思いんさる?わしと親戚になった場合…。
「やかましいわ!みんなもちいと待ってくれ。確かに一馬がエマの婿になってくれりゃ、わしにとっても都合がええかもしれん。じゃけどエマはまだ…そもそも本人同士がどういう気持ちかどうか分からんのに」
「この際、2人にはっきり聞いてみたら、どうでがんす?」
俊夫の言葉にエリーと政春は互いに顔を見て困惑した。

― 家に帰った政春とエリーはエマたちに確認するまでもないと話していた頃、エマと一馬は研究室から帰宅する。
「じゃあ、明日もお邪魔するからねww」
「家でちゃんと、勉強でもした方がいいんじゃない?」
「何でそんな意地悪言うの?一馬さんのバカ!」
「やったな(笑)」
二人はじゃれあって追いかけっこをするが、エマは転んでしまう。
その拍子に政春が使っている鐘が転がり音が響く。
エマの身体を起こすとエマは一馬に気持ちを打ち明ける。
「好き!…一馬さんは?」
その時、鐘の音に気付いた政春とエリーが顔を出した。
「お!何をやっとるんじゃ?」
二人は慌てて離れ、エマは笑って誤魔化した。
「あっ…ちょっと転んじゃって。じゃあ、また明日ね(笑)」
「始業の鐘です。…おやすみなさい
残った一馬も鐘を政春に渡すと早々にその場を立ち去った。

― 夕食を食べながらエマは勤労奉仕をやめたいといいだす。
「父の軍需工場を手伝うからと言えば許してもらえると思うの」
「そりゃ構わんが…。何でじゃ?」
「外で言いたい事も言えず我慢してるより、その方が気が楽だし、お父さん人手不足だって言ってたでしょ?
急に俊夫や一馬と一緒に働きたいと言い出したエマにエリーと政春は困惑する。
「じゃけど、エマ。何でじゃ?急に」
「じゃあ正直に告白します。私…一馬さんに恋をしているの(笑)誤解しないで。一馬さんが私の事どう思ってるかはまだ知らない。これからどうなるか分からないけど温かく見守って下さい」
エマはそういうとお茶を飲み、自室に向かった。

エマは机の引き出しから日記を取り出す。
『一馬さんの葡萄の発酵実験12日目。遂に一馬さんにI love youと告白してしまった。一馬さんは少し戸惑ったような、だけども決して迷惑だという態度は示さなかったように思う』

― 翌朝、政春が研究室に行くと一馬が実験がしているのが見えたので慌てて隠れた。
「出来た!…マッサン…マッサン、来て下さい!早く!」
「どうしたんじゃ?」
「見て下さい。酒石酸です!石灰を少しずつ30回ぐらいに分けて溶かしてみたんです!」
一馬は固まったピンクの結晶を嬉しそうに政春に見せた。
「へじゃ、ゆうべは徹夜で?」
「はい。始めたら夢中になってしまって、気が付いたら朝でした」
「ようやった!ご苦労さん!さすがわしの後継ぎ候補じゃ!」
「後継ぎ?」
「いや…」

― 政春はエマから聞いた話を一馬に説明する。
「エマが…そんな事を…」
「ああ…。エマの気持ちは知っとったんか?」
「…はい」
「一馬は…どう思うとるんじゃ?…どうなんじゃ?」
「こん…こんな時代に女性を好きになるなんて不謹慎ですし…相手は社長の娘さんですし…」「へじゃ…一馬もエマの事を?」
「…はい」
「ええ加減な中途半端な気持ちとは…」
「違います!」
一馬は勢い良く立ち上がったので、政春は驚いた。

『マッサン』第123回の感想とレビュー

外国人であるエリーに育てられたから普通の日本人と感覚が違うというエマお嬢さん、一馬に告白した日に両親にも報告…実際、外国人の文化ってこういうもの?
一方、エマとは違いひたすら現実逃避&政春に気をつかう一馬。この対比はちょっと面白い。ただ同じ男性としては、小さい頃から面倒を見ている子って恋愛の対象になるかって疑問(笑)

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