マッサン第122回のあらすじ~エマと一馬がいい感じ(その2)

第21週『物言えば唇寒し秋の風-2月24日(火)放送-』あらすじ(ネタバレ)

エマが朝食の時間に現れないのでエリーが部屋に呼びにいく。
「エマ、起きてる?朝ご飯たべないの?」
しかし返事がなかったので仕方なく食卓に戻ると、あとからすぐにエマが現れる。
「おはよう。お母さん…。昨日はゴメンね。私少し言い過ぎた
エリーは謝ってきた娘を抱きしめた。
「エマ…大丈夫」
「だけどもう、勝手に引き出しを開けたりしないで。お掃除も片づけも、きちんと自分でできるから。
「うん、わかった。約束する」
「ありがとう。お母さん」
「さあエマ、早よ食べよう!遅刻するど」

朝食を食べ終えるとエマは勤労奉仕に出かけるために自転車に乗った。
するとエリーが呼び止め、弁当を渡した。
「ありがとう。行ってきます(笑)」

― 特高が監視する中、エマを見送った政春とエリーは家に入りカーテンを閉めた。
「えかったのう。仲直りできて。これからも親子3人、まあ仲良うやっていこう。…ところで、エリーに相談があるんじゃ」
政春はエリーにソファに座るように伝え小声で話しはじめた。

「俊兄にのう工場の後継者の事を聞かれて…」
「コウケイシャ?」
「わしの後継ぎの事じゃ。エリーもエマの事をこの家に縛り付けるつもりはないじゃろ?」
「うん、勿論。エマにはどこにでも好きな所へ行って自由にやりたい事をやって欲しい」
「わしも一緒じゃ。後継ぎの為にエマに婿を取らせるような事は…少なくとも今は考えとらん」
「エマはまだ17歳。今は戦争中で不自由だけど、いずれ外国に行ってみたいと思うなら行ってもいいと思う」

「うん。まあ、エマのことは分かった。後継ぎの事もわしゃまだまだ元気じゃ。ただブレンダーは俊兄の言う通り、そろそろ育て始めた方がええかもしれん。ブレンドするための鼻や舌は、すぐに身につくもんじゃなぁ。素質は勿論長い経験に根気に努力、探求心が必要なんじゃ」
「誰かいる?」

「こないだのう、広島の姉ちゃんから、手紙が来たじゃろう。息子の悟が、北海道大学の大学院で、醸造学の勉強をしたがっとるいうて」
「そう…悟をブレンダーに?ちょっと待って。悟が北海道に来る事は大歓迎。だけどもっと近くにいい人がいるんじゃない?」
「誰じゃ?」
「一馬。いつも仕事頑張ってるし、マッサンの事も尊敬してる。一馬を育てるのがいいと思う」
「なるほどのう。そりゃ灯台下暗しじゃ(笑)」
「そう!灯台下暗しね。やっぱり、マッサンと一馬凄くよく似てる」
「どこがじゃ?」
「う~ん…マッサンも一馬も真面目。うそがつけない。勉強熱心で一生懸命働く。大丈夫!一馬なら、きっといいブレンダーになれる」
「ほうか…一馬かぁ」

― 昼食、よしえと一緒に弁当を食べていると女性二人組がエマの席にやってくる。
「あなたのお弁当、少し贅沢すぎない?自分で詰めてきてるの?」
「…母が詰めてくれたものです」
「随分甘やかされてるのね。あなたのお母さん“贅沢は敵だ”って言葉、知ってる?」
二人組みの女性は嫌味を言うと防火訓練に出るようにエマに迫った。
「なぜ参加しないの?今まで一度も参加した事ないじゃない」
「外国人の母親が行くなって言ってるから?」
「そんな事言われてません!」
「じゃあ、なぜ?」
「竹やり訓練の、意味が…」
「え?よく聞こえない」
二人組の女性はエマを問い詰めようとするがエマは何も言わなかった。
「もういい!あなたは来なくていいわ!」

― エマは工場の倉庫で作業中の一馬に愚痴をこぼす。
「結局、私自身の問題なのよ。弱いのよ、私。だから自分の意見もはっきり言えずに…。本当はお父さんやお母さんみたいに強くなりたいのに…。なのに私は何の取り柄もなく…誰からも必要とされてない、つまらない人間なの。だから両親からもいつまでも子供扱いされて…やっぱり原因は…血がつながってないからかもしれない。育ててくれた外国人の母親と、留学した父の影響を受けて、私の考え方は、他の日本人とは少し違う。一体私は何人なの…?」
「エマはエマでいいじゃないか。エマはエマだ。他の誰でもない!」
「だからその私が、どこにあるのか、何者なのか分からなくなってるの、今!」
一馬は作業中の手を休め、長椅子に腰をかけた。
「…俺も同じだ。俺はこのままでいいのかって、いつも思ってる」

「このままって?」
「このままグズグズ仕事をしているのが恥ずかしい。早く赤紙が来て欲しいって。幼馴染みは、もうほとんど戦場へ行った。この工場で働く、工員さんの旦那さんや息子さんも…今戦地で必死に戦ってる。中には、もう亡くなられた人さえいる。なのに俺は…いくら海軍さんの仕事とはいえ、このままここで、ただ赤紙が来るのをじっと待ってるだけでいいのかって…。そういう、消極的な自分に時々嫌気がさすんだ。だけど…そんな偉そうな事言っておきながら…一方では…戦争に行けば死んでしまうんじゃないかと赤紙を来るのを恐れてる自分もいて…。葡萄酒造りに立候補したのも、そういう、自分の中の矛盾を忘れて、打ち込むものが欲しかったからなんだ」

「駄目よ、戦争なんか行っちゃ。いいじゃない。臆病者と呼ばれても(笑)」
「そうはいかない。俺は男だ!」
「関係ない!男も女も。日本人も外国人も。命の大切さは同じなんだから。命をなくす事が怖くない人なんかどこにもいない。当たり前の事じゃない」
「何でだろ…エマにこんな事…。親父や姉ちゃんにも言った事ないのに」
「うれしい。一馬さんの気持ちを聞けて(笑)」
「エマ。マッサンには言わないでほしい。葡萄酒造り任せてもらえなくなるから」
「もちろん誰にも言わない。約束する」
エマが小指を出すと一馬もはめていた軍手を外し、二人は指切りをする。

『マッサン』第122回の感想とレビュー

一馬とエマの純愛ストーリー二話目ということで…なんだか朝から甘酸っぱいです(笑)
それにしてもエマの英語、もう少しネイティブっぽくして欲しい…今日は、エリーに気持ち(謝罪)を伝えるのに、無理矢理英語使ってます!みたいに見えました。いや、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね…。
で、マッサンのストーリーというと、話はどんどん暗い方向へ。比較的明るかった前々作のごちそうさんでも似たような感じだったから、一馬にも赤紙くるのかな?

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