マッサン第121回のあらすじ~エマと一馬がいい感じ

第21週『物言えば唇寒し秋の風-2月23日(月)放送-』あらすじ(ネタバレ)

1943年(昭和18年)秋
>日本が、エリーの故郷、スコットランドを含む、連合国との戦争に突入して2年。
>女学校を卒業したエマは勤労奉仕で兵隊さんの着る軍服を作っていました。

俊夫は政春を昼飯に誘うが、政春はブレンド作業の手を止めなかった。
「先にいっててくれ」
「…海軍さんに品質は期待しとらん言われとるのに、よう気ぃ入れてですのう」
「未来のためじゃ。10年20年もっと未来の樽ん中にゃ、ええ具合に熟成した原酒がよう出来とるはずじゃ。その原酒を生かすためにも、わしゃブレンドの技術を磨いとかんにゃいかん」
「はあ…20年後言や、わしら生きとりますかのう?」
「俊兄はまず生きとるわ。よう言うじゃろうが『憎まれっ子世に憚る』いうて」
「ほうか…へじゃわしは永遠にしぬ事ができんような気が…何でじゃ!たまげるわ!…で、その20年後、誰がブレンドしとるんでがす?お坊ちゃまじゃって年は取る。舌や鼻
の感覚もだんだん衰えてくるなぁ当たり前じゃ。そん時はどうしんさるおつもりですか?いずれ、エマお嬢さんにええ婿取らして、この工場を継がせるつもりでしょうが」
「エマに婿!?そがな事はまだまだ」
政春は目の前のウイスキーの原酒を一気飲みした。
「ブレンダーは一朝一夕になれるもんじゃありまへん。婿探し、そろそろ考えといた方がええんじゃなぁですか?」

その時、海軍士官が訪ねてきて、葡萄酒の製造を依頼してくる。
政春は男手が足りないないと事情を説明した。
「ウイスキー造るだけで精一杯なんです。その上、葡萄酒までいうんは…」
「葡萄酒を飲みたくて言っているのではない。必要としているのは酒石酸だ。葡萄酒を造って酒石を取り出し、冬を迎える前に納品してほしい」

― 昼食をとりながら、一馬と政春は酒石酸について知らない俊夫に説明した。
「葡萄からワインを醸造する過程で出来る粗酒石という結晶体です」
「海軍さんは、何でそがなもんを?」
「艦船や潜水艦の、音波探知機に使うらしい」
「粗酒石に加里ソーダを化合させるとロッシェル塩という少し大きな結晶体が精製されます。このロッシェル塩には音波を素早く捉える特性があるんです」
「つまり海軍さんはのう、葡萄酒は造ってほしいが葡萄酒自体は要らん。その過程で出来る酒石酸だけ欲しい言うとるんじゃ」
「なるほどのう!」
政春と一馬の説明に俊夫が腕組をしておおきくうなづいた。
「俊夫さん、意味分かってんの?」←ハナ
「さっぱり分からん!」
「いや…気が進まんのう…ただでさえウイスキー増産で人手が足らん。冬を迎えるまでに納品なんか間に合うかどうか…」
「だけど、海軍さんの注文断る訳にはいかねえんだべ?」

すると一馬が自分に任せて欲しいと言い出す。
「余市の近くでは山葡萄が獲れるし…葡萄酒造りに関しては前に本で読んだ事があります」
「それじゃったら、わしじゃって、リンゴワイン造っとった!」
「酒石酸は?冬までにどうやって取るんです?」
「…それが、工場長でもあり義理のお兄さんに対する言い方か!?」
俊夫と一馬の会話に失笑しながら政春は一馬に任せると伝える。
「うまい事いくかどうかは二の次じゃ。何より一馬が自分からやってみたい言うてくれた事が、わしゃうれしいんじゃ」
「ありがとうございます!じゃあ早速葡萄を仕入れてきます」
そういうと一馬は立ち上がり、飛び出していった。

― その頃、勤労奉仕中のエマは女性二人に責められていた。
「亀山さん、まだ出来てないの?」
「すいません…」
「精神がたるんでるからじゃない?」
「あなた学生の頃、戦争は愚かな行為だと言った事があるそうだけど。まさか今でもそう思ってる?」
「そんな事、思ってない…」
友人であるよしえが否定するが女性達はよしえににらみをきかせる。
「よしえさんは黙ってて。…どうなの?」
「…思っていません」

特高の監視に苛立ちながらエマは家の前で一馬と会った。
葡萄を流しで洗う一馬にエマは愚痴をこぼした。
「本当は行きたくない。戦争で使う服を作るなんて」
「そんな事言っちゃいけないよ」
「前は何となくだったけど、今ははっきり思うの。私たち家族をあんなに苦しめた戦争なんて嫌い!言いたい事も言えない、やりたい事もできないって…じゃあ、私は何なの?私もお父さんのように大きな夢を持ちたい。お母さんのように行動的で強い勇気を持った人になりたい。でも…何も見つけられない。夢も希望も持てない自分が情けなくて…」
「驚いたな。エマはまだまだ子供だと思ってたのに(笑)」
「ひどい。一馬さんまでそんな…」
「どういう事?」
「両親に相談しても、お父さんは『勤労奉仕が嫌ならうちの工場を手伝えばいい』お母さんは『戦争を言い訳にしちゃダメ。英語を勉強したいなら家の中で教えてあげる』って、まるで子供扱い」
「そんな事ない。エマは随分成長して、すっかり大人になったさ(笑)」
「本当に?心からそう思ってる?」
「ああ。それに…エマだけじゃないよ。今の時代に悩みを抱えて生きてるのは」
「一馬さんも?…一馬さんはどんな悩みをを抱えてるの?
エマの質問に一馬は答えないでいると、エマは大量の葡萄に気がつく。
「…ねえ、これ何?」
「ああ…葡萄酒を造るんだ。俺は、その責任者に任命された」
「へえ!一馬さん出世したわねww」
「生意気言って。エマ、困った事があったら、何でも言えよ。相談料は1回1円」
「もうっ!」
「安すぎるか?ww」
「一馬さんのバカ!」
「やっぱりエマには笑顔が似合う」
「本当?…はい。笑顔の見物代、1回10円ww」
「おいおい…」
「安すぎるかしら?ww」

― エマが元気よく帰宅したので政春は驚いた。
「ただいまー!」
「おお!えろう元気じゃのう!(笑)」

そのままエマが自室に行くと、エリーが机を整理しているのが見えた。
「何してるの?」
「お帰り。今机の中、片づけてあげてる」
「大丈夫!自分でやるから!もう…勝手に引き出し開けないで!」
エマはエリーがもっていた本をとりあげた。
「エマ…何も見てない。片づけてただけ」
「私、もう子供じゃないんだよ!」
「そんな事分かってる」
「もう出てって!自分の事は自分でやります!」
エマはエリーを部屋の外に追い出し、戸を閉めた。

― エリーは政春にエマのことを相談する。
「ただ、片づけてあげてただけ」
「エマじゃって、もう年頃じゃ。親に見られとうないもんもあるんじゃろう」
「勤労奉仕で嫌な事があったのかも…」
「帰ってきた時は、えろう元気じゃったど?」
「私、エマの事を心配して…」
「じゃけど、一緒についていく訳にも…」
「できる事なら一緒に行きたい」
「エリー…表には特高がおるし、籠の中の鳥みたいに1日中家ん中でイライラするエリーの気持ちも分かる」
「そういう意味じゃない!マッサン!私は平気。ただエマの事を心配してるだけ」
>仲の良い母と娘の間に何やら不穏な空気が漂ってきました。

『マッサン』第121回の感想とレビュー

突然訪れたエマと一馬のさわやかなラブストーリー。確かエマが5歳くらいのとき、一馬って大学生くらいでしたよね…じゃあ、15歳くらい違うのかな?
それんしても、熊虎はあんまり役に立たず将棋ばかりしてるけど一馬はとにかく優秀ですね。突然出てきたワインについて、専門知識を有した政春と同等のことが喋れるなんて…。

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