マッサン第115回のあらすじ~エリー石を投げられる

第20週『夏は日向を行け、冬は日陰を行け-2月16日(月)放送-』あらすじ(ネタバレ)

エリーはスコットランドから届いた妹・ヘレンの手紙を政春と一緒に読んでいた。
『お姉さん、ヨーロッパの戦争はますます激しくなっています。日本はドイツと同盟を組んだことで、英国との関係も悪くなり、アメリカとも対立しています。このままお姉さんが日本にいると、きっと危ない目にあうと、ママも心配しています。お姉さん、スコットランドに帰ってくるわけにはいかないでしょうか。 ― 愛をこめて。ヘレン』
「マッサン…。戦争はきっと終わる。世界はきっと平和になる(笑)」

>1942年(昭和17年)6月、日本が、米英などの連合国と戦争を始めてから、半年。
>マッサンの工場は、海軍の指定工場となり、軍隊に納めるウイスキー造りで大忙し。
>徴兵された男達の代わりに、女性達がなれない力仕事を担っています。

作業をしていると政春が海軍将校達と一緒に現れたので一馬達は挨拶した。
「ご苦労様でございます!」
海軍将校は一馬達に作業を続けるように伝えると隣の政春に持論を展開する。
「出荷量をもっと増やせないか?これだけ立派な蒸溜釜があればもっと生産できるだろう」
「戦争は、長引きそうですか?」
「とにかく、まだまだ酒が不足しているのだ」
「じゃけど、6年物の原酒には、限りが…」
「今我々が必要としているのは質より量だ。そもそも国産ウイスキーにそこまでの品質は求めていない。とにかく、どんどん造ってくれ」
「分かりました」
政春は海軍将校に頭を下げた。

― 政春が原酒をブレンドする横で俊夫が愚痴をこぼした。
「ああー!『品質はどうでもええ、とにかく増産せえ』たぁどういうことじゃ!わしら職人をなんじゃと思とるんのじゃ!お国の為に働いているのは軍人さんだけじゃなぁど!」
大声で騒ぐ俊夫を一馬がなだめる。
「軍を悪く言うのは控えて下さい。憲兵さんに聞かれたら…」
「批判じゃあるか!悔しいんじゃ!ワシらだってお国の為に誠心誠意尽くしているのに…一馬もそう思うじゃろうが!」
「俺…ここでこうしていいんでしょうか?仲間も次々召集されてるし、戦地に行って…」
気落ちする弟にハナが声をかける。
「ここは軍需工場なんだから一馬がやっている事だって立派にお国の為に役立ってるんでねえか」
その時、政春が立ち上がり肩を一馬の肩に手を置いた。
「一馬、わしはお前を頼りにしとる。うちとしても今一馬に抜けられたら困るんじゃ。とにかく、海軍さんにどう言われようが、わしゃ味に一切妥協はせん。たとえ若い原酒を使う事になっても、わしらにできる最高の味を届けるんじゃ」
「はい!」
すると俊夫がため息をついた。
「へじゃが…とにかく増産せえ言われても、今、工場は年寄りと女でばぁなっとるし。これ以上は無理じゃなぁですかのう」

― 進と熊虎はバーバ中島でラジオを聴きながら将棋をさしていた。
すると政春の工場の工員募集の貼紙を窓に張り終えたチエが戻ってくる。
「表に貼っといたよ。後で商店街にも配ってくるから。…このご時世に働き手募集するなんてマッサンの工場もすごいね(笑)」
「海軍さんが何でもいいからウイスキージャンジャン造れって、無茶言ってきたからだ。マッサン嘆いてた」
「兵隊さんをねぎらうための酒を造らせてもらえるなんて、こんな光栄な事はねえ。贅沢言ったらだめだ」
「とにかく、日本は勝つ。そのためには、我々国民が一丸となる!そういう事だよ」

その時、ひざから血を流したエリーが店にとび込んでくる。
「血が出てる!」
驚く熊虎やチエにエリーは男の子3人に石を投げられ、逃げて転んだと説明した。
「“非国民”“国に帰れ”“鬼畜”・・・」

政春が血相を変えて家に帰るとハナがエリーの治療をしていた。
「エリー!エリー、大丈夫か?」
「マッサン…ああ…ハナ、ありがとう(笑)」
治療を終えると熊虎が怒りをあらわにする。
「まったく、どこの悪ガキだ。見つけたらただじゃ済まねえぞ!」
「んだけど、石投げた子供だけ責められねえよ。町の至る所に“鬼畜米英”って張り紙があるもの」
「戦争は戦争。エリーはエリーだべ」
「うちはそうでも、よその人は…」
「エリーは日本人だ。なあ?エリー」
熊虎の質問にエリーはニコリと笑顔でうなづいた。

政春はしばらく家の外に出かけないようにエリーに伝える。
「まあ、そんなに深刻になんなくても。たまにはおらと出かけるべ。また悪ガキが出てきたら、おらが蹴散らしてやっから。なっ!」
「ハハハッ…ありがとう、熊さん(笑)」

― エマの学校では同級生・清水春枝が卒業して結婚すると担任が発表していた。
帰宅準備をしながらエマは友人のよしえに結婚について話す。
「結婚なんてまだまだ考えられない。卒業したら何をするのか将来の夢も定まらないのに」
「非国民って言われるよ。今はお国のためにたくさん子供を産むのが女の仕事だって言われているから」
その時、鞄に入れようとしたノートに“鬼畜の娘”と書かれていることに気がつく。
エマは激怒し大声を出した。
「誰?こんな卑劣な事したのは!」
しかし、誰も名乗りでず、クラスメイト達は無視して帰っていく。

― 家に帰ったエマはエリーのことを聞いて心を痛める。
エリーは興奮するエマをなだめようとした。
「エマ…石を投げた子供たちは外国人は敵、だと教えられてる。だから、仕方ない」
「お母さんは敵じゃない。今の日本はどんどんおかしくなってる。女学校でも、コロッケの事は油揚げ肉まんじゅう。カレーライスは、辛み入り汁かけごはん。カレーライスをカレーライスって言って、何が悪いの?」
すると政春とエリーがエマを注意した。
「エマ!外でそがぁな事言うたらいけんど」
「エマ…分かった?だけど、お父さんの言うとおり、思っている事を口にする時、場をわきまえなさい」

するとエマはエリーの言葉に反発する。
「お母さん、時々ずるい。『言いたい事ははっきり言え』って言ったり、『場をわきまえろ』と言ったり。都合よく日本人になる」
「エマ!」
「ごめんなさい。でも…」
「世の中いうのはのう、思いどおりにはいかんもんじゃ。わしの人生もそうじゃった。大切なものを守るため、生きていくために、やらんにゃいけん事、守らんにゃいけん事もあるんじゃ。」
「戦争なんかなくなればいい」
「マッサン。エマ…あなたの言うとおりよ。間違ってない。戦争は…戦争は、全ての人を苦しめる。あなたの考えは高潔で正しい。母として誇りに思う。…でもね、私たちは、エマの事が心配なの」
「私はお母さんが心配」
涙を流しながら母親を心配する娘に政春はやさしく命じた。
「エマがお母ちゃんの事を、大事に思うんじゃったら、余計な事を絶対外で口にすな。絶対じゃ。英語で話するんも…この家の中だけじゃ」
「はい(泣)」
「とにかく、どがぁな事があっても、わしゃ2人の事を、絶対守るけん」
「ほら!フフフッ…。頼りにしてます(笑)」

>外出できなくなったエリーは家事や賄いの手伝いをする以外の時間、一人部屋で過ごす事が増えていました。この日は、工場が新たに人を雇うための面接の日。
家の前に面接を受けるために列ができていた。
エリーと目があった親子の母親はエリーを睨んでくる。
エリーはそのままカーテンを閉めた。

『マッサン』第115回の感想とレビュー

後半、登場した親子の母親役、堀内 敬子さん。
この人がでるドラマって、なんとなく暗いものが多いような・・・ということで、今回も登場するやエリーにガン飛ばします。たぶん夫を亡くしたとかそんな感じなのかな?
それにしてもやはり戦時中の話になると、朝から見るのが辛いです…。個人的には、『そんなこんなで5年後―』とか、なんの前触れもなく、すっとんで欲しいです(笑)

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