マッサン第113回のあらすじ~社員を半分にせよ

第19週『万事休す-2月13日(金)放送-』あらすじ(ネタバレ)

その夜、俊夫、ハナ、一馬達が政春の家を訪ねてくる。
俊夫達は自分達の給料を後回しにして欲しいと願い出た。
「俺たちの給料は後回しにして、業者の支払いやみんなの給料を優先して下さい」
「焼け石に水かもしれまへんが今わしらが会社のためにできる事は、それぐらいしかありまへんけぇ」
ハナも賄い料理や石鹸などの経費節約をエリーに伝える。
「社長、頑張りましょう!」
3人の気遣いに言葉を失う政春にエリーがそっと肩に手を置いた。
「マッサン…」
「…みんな、ありがとう」

しかし、出資者の野々村から電話がかかってくる。
>とうとうマッサンは、大阪の出資者から呼び出されてしまいました。

― 野々村家に到着した政春は出資者・渡と野々村に頭を下げた。
「列車が遅れましてお待たせてもうしわけありません」
「…何の話か、分かってはるな?」
「ウイスキーの方は、まだなかなか結果を出せず…」
政春が話そうとすると渡は鼻で笑った。
「何を寝ぼけたこと言うてねん。結果はもう出たがな、負けや負け!大負けや!」

「亀山さん、なぜ売れないと考えてはります?」
「そりゃ、やはり…」
「ハハッ…『味は絶対の自信がある。鴨居よりもうまい。鴨居よりも売れるウイスキーを必ず造ってみせる』。みんな、お前が言うたやないかい!…会社は畳んでもらうで」
「そんな…」
「あんたはな、賭けに負けたんや(笑)」
愕然とする政春をよそに渡は、立ち上がると部屋を出て行ってしまう。

すると野々村が政春に座るように声をかける。
「…残念ながら、芳利さんの言わはるとおりや…このまま会社を畳んで工場の敷地や設備や売却したところで、たかが知れてます。私らが出資した金がすべて返ってくる訳やない。それに貯蔵庫には、まだ6年分のウイスキーが眠ったままです」
「そのとおりです。もっぺん…やり直しさしてつかぁさい」
「是非そうして頂きたい」
「ほんまですか?」
「今ある6年分の原酒をゼリーやワインの時のように別の商品に作り直して売って下さい。薄めようが甘うしようが、それを考えるのはあなたの仕事です。私が求めてるのは今ある品物で一銭でも多くの売り上げを上げる事。会社を畳むのはその後です。利益率を上げる為にもう一つ、今いる30人の社員、工員を半分にして下さい」
「半分?そりゃ無理です」
「とどのつまり、在庫の処理です。半分の人数でも十分やっていけるはずです」
「じゃけど…今働いてくれとる社員みんな、ほんまに一生懸命…」
政春は必死に説明しようとするが野々村は冷たく跳ねのけた。
「儲けてこそ商い。一生懸命とか精一杯とか、そんな口先だけの事聞く耳持ちません。もしそれができないなら、あなたに工場から出てってもらいます」

― 政春が肩を落として北海道に戻ると、工場では工員達が一生懸命仕事していた。
政春は1人で貯蔵庫へ行き、欣次郎の言葉を思い出す。
『お前は経営者にはなれん。無理やり社長になったら、みんなが不幸になる。エリーちゃんも、従業員も、その家族も、みんなや。経営者は従業員とその家族を食わしていかなあかん!幸せにしたらなあかん!お前はほんまにそこが分かってんのか!』

家に帰ると庭で熊虎や俊夫達がエリーの提案で花の種を撒いていた。
「きれいな花が咲くと、みんな気持ちが明るくなる(笑)」
「たとえ会社が厳しくても、花を見れば心が和むって…あっ、どうでした?大阪は」
一馬が尋ねると熊虎が笑った。
「ビシッと決めてやったんだべな?『ウイスキー造りを、わしは諦めませんのじゃけんのう』って(笑)」
「熊さん、今なぁ広島弁のつもりでがんすか?」←俊夫
「うるさい! おら、会津の男だ。広島弁なんかしゃべれっか!」
明るく盛り上がる俊夫や一馬達を見て政春は辛くなった。

― 夜、政春が台所で水を飲もうとするとエリーが声をかけてくる。
「マッサン?」
「…今おる社員半分にせえ言われた」
「そんな…マッサン…」
「できんなら…わしがこっから出ていけ言うて」
「それでどうするの?」
「頭ん中真っ白じゃ」
「マイ ラブ…私はマッサンが決めた事、必ず応援する」
政春は肩を落としたまま着替えをしに部屋を出る。
そこへ入れ違いにエリーが部屋に入ってくる。
「お母さん…大丈夫?私に何かできる事ない?」
「ディア・ハート…ノー。ノー大丈夫だよ。大丈夫」
エリーはぎゅっとエマを抱きしめた。

― 翌朝、男性がハナに声をかける。
「おはようございます。亀山政春いてますか?」
「少々お待ち下さい。…エリーーさーん。マッサンのお客さーん」
ハナに呼ばれ、エリーが顔を出すと、そこにはかつて働いていた住吉酒造の社長・田中大作が立っていた。
「エリーちゃん!久しぶりー(笑)」
エリーが驚いていると、そこに政春もやってくる。
「社長?」
「亀山!おお~!久しぶりやな(笑)」
大作は札幌の知人の結婚式ついでに来たと二人に説明した。

― 家に招待したエリーは大作にコーヒーを出した。
「ありがとう。しかし、立派な工場やな。いや~大したもんや(笑)」
「いや…」
「ドウカウイスキー、飲ましてもろたで。それで何とかやっとるか?」
「ああ…それが…」
大作は政春の様子をみて、だいたい事情が分かった。
「いや、そら長い事商いやっとったらな悪い時もある。そんな時こそ上に立つ人間が前向いて、みんな引っ張っていかなあかんがな」
「はい!」

その時、エリーが政春と大作に声をかける。
「マッサン、ちょっと、買い物に行ってきます。ボス、ごゆっくりね(笑)」
「ありがとう。気ぃつけてな(笑)」
>マッサンに何かいい知恵を授けてほしい。
>エリーは、気心の知れた大作社長に大きな期待を抱いていました。

『マッサン』第113回の感想とレビュー

6年間も黙ってウイスキー事業していて、挙句に『売ってみせる』と豪語して、原材料の支払いも滞るくらい売れないという結果…そりゃ出資者として優しかった野々村さんも激怒するわけです。凄いのは主人公の政春ではなく、出資者や欣次郎が指摘することが最もというドラマのあらすじ…こういうドラマとか物語って珍しくないですか?
それにしても、このピンチをどうやって乗り越えるんだろ…スモーキーフレーバー捨てる?

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