マッサン第109回のあらすじ~ウイスキー完成と政春の憂鬱

第19週『万事休す-2月9日(月)放送-』あらすじ(ネタバレ)

1940年(昭和15年)秋
>マッサンとエリーが、北海道余市にやって来て8年が経ちました。
>北国での生活にも慣れ、そのスタイルも随分とゆとりが感じられるようになりました。
>幼かったエマも15歳。女学校の3年生です。
朝、政春が新聞を読んでいると制服姿のエマが声をかけてくる。
「おとうさん、おはよう。…また戦争の記事?戦争なんかとっとと止めてオリンピックやればよかったのにね。どうせなら、スポーツで勝ち負けを決めればいいのよ」
「エマ…そがな事を女学校で言うたらいけんど」
「もちろん言う訳ないでしょ(笑)…だけど何で人間は戦争をやめられないんだろう」
「そりゃ欧米列強と肩を並べて自国の利益を守るためじゃ」
「そのために他の国の人の命や財産を奪っていいって事にはならないでしょ?」
「わしゃ日本の外交の力を信じたいのう。愚かな戦争にゃならんように」
政春とエマの会話を聞いていたエリーが口を挟んだ。
「愚かでない戦争なんてない。勝っても負けても戦争はたくさんの人を傷つける。はい、エマ。お弁当」
「ありがとう。いってきます(笑)」
「はい(笑)」
エリーは英語で話す娘のおでこに軽くキスをした。

エリーと政春は自転車で学校へ向かったエマを見送る。
「ようまあ…思うた事をズケズケと」
「言いたい事ははっきり言う。私たちがあの子に教えてきた事よ」

>6年前、マッサンは一大決心をし、ようやく、この北海道の地でウイスキー造りを開始しました。1年、2年、3年、そして6年。仕込んだ原酒は厳しい冬の寒さを越える度に熟成を重ね順調に育ってきていました。
― 政春は樽から原酒をグラスに取り出し、香りと味を確認する。
「うん…」
俊夫も政春からグラスを受け取り、一口飲んでみる。
「ええ具合に熟成が進んどります」
「おお!俊兄も分かるようになったんか?」
「当たり前じゃ。お坊ちゃまのウイスキー造りを手伝うようになって15年。今じゃ酒と言やウイスキーじゃ(笑)」

「これが原酒ですか。面白い(笑)」
横で見ていた一馬が感心すると俊夫が注意する。
「何を分かったような事言うてから!」
「工場長、僕だって分かりますよ!」
「一馬、工場長じゃなぁ。お兄さんと呼ばんか!」
「嫌です!」
>美しい琥珀色に変貌した、原酒。マッサンは、毎日毎日、様々な原酒を集めて、ブレンド作業を繰り返し、来たるべき、第1号ウイスキーの完成を目指していました。

― バーバ中島で熊虎から話を聞いた進は驚いた。
「んだら、ついに完成か!?」
「ああ、もうじきだ。今は毎日あさから晩までブレンドとやらをしている」
すると店の準備をしていたチエが熊虎に質問する。
「ブレンドって?」
「いろんな樽のウイスキーを混ぜ合わせんだ。同じ工場でも仕込んだ日や保管する場所、例えば同じ倉庫の奥か手前かによって、全然違う味になるんだとよ」
「その、ブレンドってのは、うまいんですか?」←三郎
「鴨居商店の丸瓶よりうめえウイスキー造んのはなかなか難しいんじゃねえべか?」
「そうだそうだ」
ウイスキーに懐疑的な三郎達に熊虎はムキになって答えた。
「マッサンが、世界一うめえウイスキーを造るって言ったんだ!世界って言ったらおめえ、世界で一番、うめえに決まってっぺ!」

― 工場の研究室では政春が原酒をブレンドしたウイスキーを確認していた。
政春は味と香りを確認すると、ウイスキーの完成を伝える。
>スコットランドから帰国して、20年。自らが建てた工場で、マッサンが目指したウイスキーが遂に完成したのです。

大広間(元・熊虎の屋敷)で、熊虎たちがウイスキーの完成を祝った。
「おめでとう(笑)」
「これが世界一か!きれいだな(笑)」
エマが熊虎に飲んでみて欲しいといったので、熊虎はウイスキーを飲む。
「カ~ッカッ…!…こりゃ間違いなく世界一の味だ!」
「初めて飲んだくせに何で世界一だって分かんのよ(笑)」←ハナ
続いて俊夫がウイスキーを飲んでみる。
「…お坊ちゃまの拘りの味じゃ。程よう利いたスモーキーフレーバーが何とも言えんのう」
「うん…よく分かんないけど、マッサンみたいなたくましい感じがする(笑)」←ハナ

みんながウイスキーを飲む中、エマがエリーにもすすめる。
「お母さんも飲んでみたら?」
「ほうじゃ。エリーさんこそ、飲んでつかぁさい」
「このウイスキーは、エリーさんの長年の夢でもあるんですよね?」
俊夫と一馬もすすめ、エリーは政春を見て小さくうなづくとウイスキーを口に入れる。
「…おいしい(笑)」
エリーが笑顔をみせるとその場にいた全員から拍手がわきおこる。
「さあ、飲むべ、食うべ!今夜はお祝いだ!」
熊虎が威勢よく言った。

― 家に帰った政春が沈んだ表情でウイスキーを飲んでいた。
「マッサン…どうしたの?ウイスキーが出来たのに、嬉しくない?」
「このウイスキー…売れるんじゃろうか?」
「オホッ(笑)どうして?」
「もちろん、わしゃうまい思うとる。本場にも負けん最高の味じゃ。ただ…わしがうまい思うもんを皆がうまい言うてくれるとは限らん」
政春はこれまでにウイスキーについて酷評されてきた過去を振り返った。

「熊さんたち皆おいしいって言ってくれたじゃない」
「それは身内じゃけん(笑)」
「そんな事ない。マッサン、今は、大将のウイスキーも沢山の人が買っているでしょ?昔と違う。ウイスキーのおいしさをみんな分かってるよ」
「このウイスキーは丸瓶よりは、はるかにクセもスモーキーフレーバーも強い。今丸瓶が売れとるけんいうて、これも同じように売れるとは…」
「マッサンが信じた味でしょ?私も信じる」
「エリー…。ありがとの。じゃけどもし、これが売れんかったら、わしらだけの問題じゃ収まらん。ここで働いてくれとる社員のみんなが…路頭に迷うてしまうんじゃ」
政春の言葉にエリーもため息をつくとエマが元気よく現れる。
「Let’s challeng!しっかりしてよ2人とも。人生は冒険でしょ?チャレンジ&アドベンチャーの精神さえあったら、何でもできる!切り開ける!いつも私に言ってるのは誰?」
「ほうじゃのう」

>エマはハナに相談しマッサンのウイスキーを、おいしいと言ってくれる人を、一人でも多く見つける事にしました。
エマとハナはウイスキーを中島三郎の店へ持って行き、進や三郎に飲ませた。
「どうですか?」
「…おら、普段あんましウイスキー飲まねえし」
「三郎さん、鴨居の丸便より美味しいと思います?」
「え?…どうだろうね…(汗)」
ハナとエマが前のめりに尋ねるが、進と三郎は答えをはぐらかす。

すると散髪中の男性客がエマに声をかけた。
「あの…私にも飲ませて頂けませんか?ウイスキーには目がないんですよ。お嬢さん、一杯、よろしいですか?」
>この男性、一体何者なのでしょう。

『マッサン』第109回の感想とレビュー

いきなり6年後の世界へいったわけですが、リンゴジュースやリンゴゼリー、はたまた俊夫が研究していたリンゴワインはどうなったか教えて欲しい。まあ6年間工場が稼動しているわけですから、ある程度は利益でていたんでしょう。そう思うことにしました。
さて、そんな中、エマは成長し、『あまちゃん』で活躍していた小野寺ちゃんに、そして満を持して北大路欣也さんが謎のウイスキー好きな客として登場。やはりベテラン、なんか喋るだけで違います(笑)。

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