まれ 第5回のあらすじ~希がケーキを作る

第1週『魔女姫バースデーケーキ-4月3日(金)放送-』あらすじ(ネタバレ)

元冶は祭り中止を検討しているという市の職員、紺野博之に詰め寄った。
「何を言うとるげ、博之!長年続いてきた祭りをやめるっちゅうて。ほんなだらな話あるかいえ!」
「物理的に無理でしょ。70を過ぎた年寄りにも曳山を曳けって言うんですか?」
「だら!おらあ一人でもやるわい!」
元冶はそういうと踵をかえした。

― 塩田の作業を手伝っていた徹は疲れて座り込んでしまう。
「やっぱ無理でしょ。一人で祭りは。…この辺りで一番の祭りなんでしょ?」
「こんな田舎やがい、派手な祭りじゃねえわい。ほやけど気持ちはどこより籠もっとる。船に大漁旗いっぺえ立てて、ほっりゃあ見事なもんや。曳山の上には子供らっちゃ乗って、ワ~ワ~言うて喜ぶげ。村中が一つになるええ祭りねんわい(笑)」
「ふーん」

― その頃、希は一子や洋一郎たちと神社で雨宿りをしていた。
「祭り中止け?つまらんなあ」
「子供相撲もなくなるが?」
肩を落とす洋一郎達に希が『私達も手伝えないのかな?』と言ったが『子供に曳山は曳ない』とすぐに洋一郎に言われてしまう。
そこへ紺野圭太がやってくる。
「…ちょっと、みんなに話やあって。俺…2学期から…。ごめんえ!うちのお父さん、祭り中止にするって言うて」
「何やほんな事、気にしとったんけ」
「おらっちゃず~っと4人一緒の仲やがい。あっ!5人!5人一緒!」
洋一郎が間違えた理由をみのりが『高志は影が薄いから』と話した。

― その頃、徹は役所の紺野博之を訪ねていた。
「だから分からない人だな。人手が足りなければサクラを雇えばいいのよ」
「そんな予算はありません」
「いやいや、あなた…紺谷君ね。これは村にとってもチャンスですよ。この不景気で、海外に行く余裕はないが、都会を離れて癒やされたい。どこか手軽な所はないか?あれ?こんな所に能登半島。おや?こんなところに夏祭り。このチャンスを逃す手はないよ?」
徹はそういって用意してきた企画書を博之にみせ説得を続けた。

― まれが海沿いを歩いていると“やぐら”にいる圭太を発見する。
「あの…何かあるの?神社で変だったし、この前も学校で…聞くよ!私でよかったら…」
「どうせよそもんには分からんわい!
圭太は希を相手にせずにどこかへいってしまう。

― 希と一緒に芋を食べていた一徹は友達と約束があると家を飛び出す。
元気よく出て行った一徹をみて希はため息をついた。
「一徹は凄いな。何でもすぐ出来て」
すると藍子は希が書きためている方言のメモ帳をとりだした。
「希だって凄いよ、こんなに頑張れて。…もうすぐ誕生日だね。希とお父さんの。今年もやらないの?お誕生日のお祝い…輪島行こっか?おいしいケーキ屋さんがあるんだって」
「お金ないんでしょ?」
「大丈夫、そのぐらい(笑)」
「でも、いいよ」
>徹のせいでケーキを作らなくなってから、希は誕生日のお祝いを避けてきました。
>もう手に入らないあの日の事を思い出すのが嫌だったのです。

電話が鳴り、藍子が躊躇もせずに受話器をとったので希は驚いた。
「出るの!?」
その電話は文と元治の息子からだった。
「お祭りに帰ってこられるんですか?ええ、ええ、喜ばれますよ。元治さん、すっかり頑なになっちゃって。『一人でもやる』なんて(笑)」
そこへ文が現れ、藍子が持っていた受話器を取り上げた。
「帰ってこんでもいいわいね。だあれも頼んどらんがい」
そういって文が受話器を置いたので藍子は驚いた。
「ちょっ!…せっかく息子さんが…」
「お父さんや怒ったさけ、無理やり帰ってくるげろ」
「それだっていいじゃないですか。息子さんだって、お父さんが大変だと思うから決めたんでしょ。頼れるところは頼っていいんじゃないですか?」
「よそもんには分からんげ。口出しすんなま」
「よそもんにだって分かりますよ」
「こりゃ失礼。東京から逃げてくるような、よむねえもんにゃ分からんがや」

「“よむねえもん”?」
藍子は文が言った言葉の意味がわからなかったので急いで希のノートをみようとする。
「“根性なし”っちゅう意味やがいね!田舎ならなんとかなるちゅうがは甘いげん。本当に家族でやり直したいがなら、東京で頑張り直さんかいね」
「そんな攻撃ずるいですよ、今は文さんと元治さんの話でしょ?意地張る事ないじゃないですか。助けが必要な時は助けてもらいましょうよ」
「ほやね~。屋根の瓦が飛んだら直しに来てもらやあいいし。重い荷物が運べんかったら来てもらやあいいし。塩田の後継ぎに困ったら帰ってきてもらやあいい。助けてもらいてえ事だらけやがい。意地はあるぞ。出てった者をちゃ当てにせん。昔をちゃ懐かしまん。自分の生きる場所は自分で守る。・・・コホコホ、しゃべり過ぎてのど痛~いわいね。薬代、お客さんの感情にツつけとくさけね」
文が部屋をでていくと希は文が言った言葉を口にしてみた。
「自分の生きる場所は、自分で守る…」
「元治さんもそういう気持ちで一人でもやるって言ってたんだね。
「輪島、行ってくる!」
「誕生日のケーキ、買いに行く?」
「ううん。自分で作る!」
「ああ…うん!ww」

― ケーキ作りをはじめる希に藍子は声をかける。
「手伝おうか?粉、量ろっか?」
「ありがとう。大丈夫(笑)」
>あの日、徹がバースデーケーキを買ってきてくれたように今度は私がケーキを作ろう。
>いつも笑ってる家族が欲しかったら、自分でみんなを笑わせてみよう。
>そんな思いで、希は生まれて初めて一人でケーキを作りました。

徹夜で希はケーキを完成させ、ケーキの上に魔女姫の人形を載せた。
「久しぶりだね、ケーキの上話(笑)」
そこへ藍子がやってくる。
「出来た?…あら~!上手に!お父さん喜ぶよ(笑)」
「うん!www」

― その日の夜、食事とケーキを食べずに藍子達は徹の帰りを待っていた。
一徹がここ最近の徹の帰りが遅いことをくちにした。
「塩田…じゃないよね」
藍子が隣の部屋をみると元冶が何事もないかのように座っている。
更に文が最近は塩田に来ていないと説明した。

藍子が冷蔵庫にケーキをしまおうすると泥酔した徹が寺岡真人や蔵本浩一たちと帰宅する。
「ただいま~!おう!希!祭りやるぞ、祭り!」
「祭り?」
「藍子ちゃん、大好き~!」
すると徹が藍子に抱きつこうとして藍子が持っていたケーキが床に落ちる。
泥酔状態の徹はそんなことに気がつかず床に寝てしまう。
「藍子ちゃん、お酒持ってきて、お酒…藍子ちゃん、やっぱりお水頂戴」
希は床にちらばったケーキにショックを受ける。

『まれ』第5回の感想とレビュー

以前から常盤貴子さんは好きな女優さんの1人でしたが、“まれ”でも十分に魅力を発揮してような気がします。なんつーか無邪気な母親って感じで(笑)
基本的に藍子も徹も娘の行動に口を出さないばかりか、友達感覚に近い感じで接してるというのが素晴らしい。こういう点でも、なんか“あまちゃん”と類似しているような気がします。いや似てる事が悪ではなく、あまちゃんと同じように楽しんで観れるという意味ですww

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