まれ第37話あらすじ~希のケーキの原点

第7週『横浜激辛プチガトー-5月11日(月)放送-』あらすじ(ネタバレ)

「見て!」
希は自分で作った大きなすごろくのようなものを徹たちに見せた。
「何これ?…『パティシエへのコツコツ道』?」
「うん。パティシエになるがには製菓学校に行くか、どっか就職して修業しながら勉強するかどっちかねんわいね。学校はお金かかるし…うちはやっぱり就職しようと思うげんよ。就職っちゅうても個人の店とかホテルとかレストランのデザート担当とか色々あるげんけど…」
希は個人の店に就職すると言い、魔女姫人形を『個人店』のマスに置いた。
「おばあちゃんが、技術をっちゃ覚えるがならほれや一番やって言うとったさけ」

藍子は『アットホームで寂しくない』と賛成すると文や一徹も好きなことを言い出す。
「何甘え事言うとるが!実力つけてほの店乗っ取ってやらんかいね」←文
「俺やったらメーカーの工場やな。商品開発に専念するわ」←一徹
「でもホテルも捨て難いんじゃないの?一流ホテルでさ、お前、金持ちの目か何かに留ま
っちゃって。「君、お店を出しなさい」なんつってさ。そうなったら経営は俺に任せりゃいいんだからさ。…なあ?ねえ?」
徹の話に全員無言になってしまう。

― 希が紺野博之に辞表を出すと博之は希を睨んだ。
「今度は誰の差し金だ?」
「自分の意志です。市役所を辞めさせて頂きたいと思っています。申し訳ありません!」
「理由は?」
「パティシエになりたいんです」
「パティシエ?」
「ケーキ職人の事で…」
「そんな事はわかっている。今年の春に入ったばかりの人間がどうして今頃になってそんなものになりたいという話になるんだと聞いてる。お前はあれか?就職してから自分の進路を考えるのか?とりあえず給料もらいながら別の道を探すのか?」
紺野博之が希の周りを回りはじめる。
「博之や、ああやってグルグル回りだしたら、相当怒ってる証拠やわいね」」
その様子を廊下から覗いていたキミ子が徹に説明した。

「応援する為にこの仕事をしてると言ったな?目の前にある熱い思いを応援していきたいと
言っていたな?それなのに数か月もたたんうちに他の仕事がしたい?そんな無責任な人間に何ができる?」
「すみません! 申し訳ありませんでした!」
「新人一人育てるのに、どれだけの手間と時間がかかると思う?お前の給料は市民の税金だ。これまで払ってきた8か月分はドブに捨てたということだ」
希は博之に謝っていると徹が部屋に入ってくる。
「ちょっと待って下さいよ!紺谷君!いや紺谷さん。おっしゃりたい事はよく分かります。でもこいつなりにね、色々悩んで出した結論なんです。初めてなんですよ!こいつが自分の事でわがままを言うのは!確かに社会人としては失格だ。それは私が父親として代わりに詫びます。ですからこいつを気持ちよく行かせてやって下さい!」
頭を深く下げる徹を博之は冷たい視線で見た。
「こいつを見ろ。でっかい夢を追ってるはずの男が、どうしてこんなとこにいる?俺はお前が、父親を反面教師にして未熟なりに将来を見据えてうちに入ったと思っていた。買いかぶりだったな。しょせん『蛙の子は蛙』だ」
「そんな言い方はないでしょ!」
徹が博之に反論しようとすると博之は方言で一喝した。
「あんたは黙っとらんかいね!」

「先の見えん夢をちゃ追ってこうなりたいがなら、別に止めんわいえ。好きにしまし」
呆れた様子で部屋を出て行こうとする博之に希は頭を下げて礼を言った。
「ありがとうございました!ここで働かしてもろたおかげで夢を応援する素晴らしさを知りました。応援してくれる人の気持ちを知ったさけ、これから目標に向かって頑張れます。世界一のパティシエになって、恩返ししますさけ。今まで、本当にありがとうございました!」
希の言葉に横にいた徹が驚く。
「世界一…希が初めてでかい口を!」
その後、市役所に向かって頭を下げて希は市役所をあとにした。

― 希のパティシエを目指す決起集会(?)が希の昔のバイト先で開かれ、みのりや洋一郎達は希を応援した。
そして希はその場にいなかった圭太に電話をかけ、どこかの店で修行しにいくと伝えた。
祖父のところで修行ができることを羨ましがる希に、圭太は反論する。
「俺は別にじいちゃんやおるさけ、ここで修業しとるわけじゃないわいえ。昔、初めてここで、輪島塗を見た時の感動や忘れられんさけ。紺谷弥太郎の輪島塗や俺の原点やさけ。ここに決めてんわい」

― 家に帰った希は、徹たちに修行する店が決まったことを告げる。
「お父さんや昔、誕生日に魔女姫ケーキをちゃ買うてきてくれたお店。うちの原点は何やろうって考えたら、やっぱしこのケーキねんよ。今でもあの幸せの味は忘れられんさけ(笑)」
徹や藍子の曖昧な記憶から、そのケーキが横浜桜木町で買ったものだとわかる。
一徹のパソコンで検索すると、そのケーキ屋『シェ・ミシマ』のホームページが出てくる。

希は店に電話をすると意外な返答が返ってくる。
「はい…本当け?ありがとうございます!…面接、してくれると!」
希の言葉に徹たちから歓声がおこった。
「はい、はい…。あん?…いえ、大丈夫です。行きます。絶対行きます!よろしくお願いします!」
受話器を置く希に藍子が心配そうに尋ねた。
「…何やって?」
「面接、オーナーが出張に行くさけ、ほの前に来てくれって。帰ってからやとクリスマスシーズンで忙しいさけって」
「ほの前っていつやいね?」
「あさって。…あさってまでに行かな。横浜!」

『まれ』第37回の感想とレビュー

退職したのは辞表を出した日みたいに見えたけど…まあ、ドラマだから、引継ぎだなんだかんだってシーンが流れるのもあれだし、そして3ヵ月後…とかも変に間延びしちゃうからいいんですけどね。朝食を食べて歯も磨かずに家を出たりするドラマとか多いのもそういうテンポが大事だって、昔、どこかの監督がテレビで言ってました。
さて、いよいよ希が横浜に来るわけですが、横浜の菓子に『横浜ありあけハーバー』というものがあるんですが、先日、お菓子売り場で箱が『まれ』の魔女姫人形になっている『ありあけハーバー』を発見。なんでコラボと思ったのですが、舞台が横浜になると知って納得です。

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