まれ第28話あらすじ~俺は漆にかぶれるんだ

第5週『情熱ミルフィーユ-4月30日(木)放送-』あらすじ(ネタバレ)

圭太に破門をつきつけた弥太郎は破門の理由を告げた。
「うちだけじゃなしにいろんな塗師屋から職人や引き抜かれた。輪島塗にも傷やつく。ほの原因を作ったがや俺の孫なんて、輪島のみんなに申し訳がたたん。圭太は八島にもう一度説得をするというが弥太郎は聞く耳を持たなかった。」
「俺も騙されてんよ!」
「おお、ほうや。お前も被害者やな。警察に被害届な出したんけ?」
すると希が割ってはいり、手をついた。
「圭太のせいじゃのうて、うちが安西さんちゃ紹介したがや間違いやったんです」
「紺谷弥太郎の孫ちゅう立場も忘れて、ちゃべちゃべ喋るこいつが悪いげ」
弥太郎が圭太を批難すると、圭太は声を荒げる。
「頼んで孫にしてもろうた訳じゃないわいね。何が紺谷弥太郎の孫や。えらそうに。孫でよかったことなんて1つもねえわ!」
「ふん!逆切れか?」
弥太郎は圭太を相手にせず、部屋を出て行こうとする。

「待てま、じじい!」
圭太が弥太郎に掴みかかろうとすると職人・井田が止めに入る。
「おい!親方に向こうて何言うとるがいえ!」
「波紋ねんさけ、じじいやろうが!!」
「話はついたわいえ、ほな、さよならケツの穴」
圭太は弥太郎に何も言い返さず、その場から走り去った。

希は弥太郎に再び手をついて謝った。
「本当に…本当にうちのせいなんです!うちが安西さんをちゃ紹介せんかったら、こんなことにならんかったがに…」
「圭太の協力だけで安西が動くはずはないわいえ。あいつの情報なんか近所の猫でも知っとる事ばあかしや。どっちみち同じことが起きとってんろ…」
「ほんなら、なして破門にしたんですか?」
弥太郎は何も答えずに希を輪島漆が飾られた部屋に連れて行った。

希は洋食器と並べられている輪島漆の食器に目を丸くした。
「これだったら洋食器と一緒に並べてもいいやろ。今の時代に合わせて作ったもんや。」
「綺麗!」
そして弥太郎は希に江戸時代の輪島漆など100年以上前のものを見せながら希に輪島漆についての話を聞かせた。
「輪島塗ちゅうがは古くからの歴史を背負うてここにあるげ。ほれを守って伝えていくがや塗師屋の仕事や。まあ、安西の言うとおり、輪島塗には漆を何回塗れっちゅう規則があるわけじゃないげ、塗ってしもうたら中身は分からん。ほやけどな、見えんところに魂が宿るがや」
「見えんところに・・・」
「楽をちゃせんと精魂込める。ものづくりへのこだわりが輪島塗の強さや。輪島の町は昔から分業でなりたっとるげ。町自体が1つの工場なんや。誇りで団結しとる集団や。ほの結束にひびをっちゃ入れた人間を置いてとく訳にはいかんがや」

― 翌朝、出勤した希は圭太の父・紺谷博之につめよった。
「お願いします!弥太郎さんにとりなしていただけませんか?圭太君、破門になってしまったんです!」
「仕事に私情を持ち込むなと言ったはずだ」
「まだ始業前です。課長じゃなしに友達のお父さんに話をしとるがです」
希のいい分をきいた新谷は『小学生並みの屁理屈』だと呆れていた。
希が紺谷博之に頼み込んでいると漆組合の打ち合わせにやってきたという弥太郎が現れる。
「おはようさん。希ちゃん、昨日はおつかれさん(笑)」
「昨日はありがとうございました」

「紺谷さん、おはようございます。」
打合せの準備を終えた紺谷博之が挨拶するが、弥太郎は担当の裕子に博之は参加しなくていいと伝える。
「漆のサンプル持って説明に来ただけやさけ。漆に愛のねえ人間やおっても邪魔になるだけやがいね(笑)」
希は資料を机において座ってしまった博之に声をかける。
「…行かないんですか?」
「俺にとりなしを頼んでも無駄だぞ。あの人は家族より漆が大事なんだ」

― 昼休み、希は紺谷博之に声をかける
「あの・・・」
「どっちだ?」
「圭太君のお父さんに用事です。何かあるんですか?弥太郎さんと…すいませんでした!首を突っ込みすぎました!」
「…知りたいか?俺がどうして輪島塗を避けるのか。…俺は…俺は漆にかぶれるんだ!!」
「・・・・(プッ)」
「・・・・(ジロリ)」
博之は子供の頃、漆にかぶれてしまったが弥太郎は漆の心配ばかりしていたと表情をこわばせながら打ち明けた。
「輪島塗は素晴らしい伝統工芸や。しっかりと乾燥させた輪島塗はかぶれんがもよう知っとる。ほやけど俺は生きとる限りあの家の敷居はまたがん…いやまたがれん!生の漆やあるさけな!」

― 圭太が庭から作業場を覗くと、弥太郎達は人手不足で仕事に追われていた。圭太は何も声をかけずにその場所をあとにする。
一方、希はツアーに参加した山中、高槻がたてつづけに能登への移住をやめたことを新谷に報告していた。
希が残りのツアー参加者・岡野亜美のリストを見ると亜美が市役所に現れる。
「ちょっといいすか?」
「岡野さん!また輪島にいらしてくださったんですか?」
「やっぱりどう考えても分かんないっす。ミルフィーユ、あんな重ねる必要あるんすか?」
希は亜美を自宅に連れ帰り、6層と7層でつくったミルフィーユを食べ比べさせた。
食べても分からないという亜美に希は、再びミルフィーユを作りだした。

― 夜、徹はプールで安西と会っていた。
「突然、電話してすみません」
「いや、お話、大変興味深いです(笑)」
「本当ですか?」
「はい(笑)」
夕食の時間を過ぎても帰ってこない徹を希と藍子は心配していた。

『まれ』第28回の感想とレビュー

なるほど、これで博之が屋敷に入らなかった理由がわかりました。結構、本人にとっては重大なことだったけど、それを思わず噴出す希の図がかわいかった(笑)
「生の漆があるからな!!」って力むところは、声出して笑いましたよ。つーかアドリブじゃないですよね?板尾さんがやるとなんか意味もわからず面白いです。これはダウンタウンの松本さんのコントと似てるのかも。
さて、徹が安西と接触してましたが、資金力がない徹は安西に協力を要請するのは凄く自然だし、どうしても徹に感情移入する私は徹を応援する目線で見てしまいます。案外、徹のアイディアがめぐりめぐって圭太を最終的に救ったりしたら嬉しいですね~。

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