『花子とアン』あらすじ(第71回)

「ここは、あなたのようなブルジョアの、来る処じゃない。女給にたっぷりチップを弾んでから、お帰り下さい」
蓮子は宮本龍一を無視して、かよにシャンパンを注文する。
「セイロンティーないなら、シャンペンを頂くわ」(・∀・)
すると宮本龍一が蓮子に詰め寄った。
「分かんない女だな。あんたの飲む物はここにはないんだよ!帰った帰った!」(`Д´)ノ
「帰りません、絶対に。私は、世界で一番大切な友達と今夜ここで会うんです」(・`ω´・)

― その頃、聡文堂では作家・宇田川が、はなの恋愛エピソードを待っていた。
「さあ、早く。あなたの恋愛の話を聞かせてちょうだい」ヽ(・ω・´)
しかし、恋愛経験が乏しいはなは頭を深く下げる。
「完全に経験不足でお話しできる事は一つもございません!失礼します!」(;´Д`)
はなは、聡文堂を飛び出し、蓮子が待つ店へ急いだ。

― 待ち合わせの時間に1時間以上遅れて到着すると、妹・かよに蓮子の事を尋ねた。
しかし、かよは首を横に振った。
「お姉やん…何時だと思ってるでえ?」(-ω-;)
「…1時間も待ちぼうけさしちまったから…せっかく10年ぶりに会えると思ったのに…」
落ち込むはなに蓮子が嬉しそうに声をかけた。
「はなちゃん。帰る訳ないでしょ(笑)」(´∀`)ノ
「蓮様!?」(;゚∀゚)
「お久しぶり。はなちゃん(笑)」(´∀`)
「蓮様ー!遅くなってごめんなさい!待っててくれたのね!会いたかった!」(≧∀≦)
2人は10年ぶりの再会を喜び合った。

― 席に座ると蓮子はワインを取り出した。
「まずは、乾杯しましょう!覚えてる?あの事件(笑)」
「忘れたくても忘れられないわ!私、あれから自分にブドウ酒禁止令を出したのよ」
「はなちゃんには苦い思い出かもしれないけど私にとっては大切な大切な思い出なの。はなちゃんを待ってる間に、次から次へと、あの頃の事が頭に浮かんだの。もう…何もかも懐かしくて。どうしてもブドウ酒で乾杯したくなったの」

2人はワインで乾杯する。
「何だか本当に夢みたい!私この10年間ずっと毎日のように想像の翼を広げて、蓮様とこうして再会する日を夢みていたのよ。何かを楽しみに待つという事が、そのうれしい事の半分にあたるのよ」
「素敵な言葉ね。はなちゃん、ちっとも変わらないわ(笑)」
「蓮様も。すっかり素敵な奥様ね」
「お金がいくらあっても生きがいのない暮らしは虚しいわ。はなちゃんと寄宿舎で過ごしたあの半年間だけが、私にとっては宝物のような時間なの。どんな宝石の輝きにも負けないわ。今夜は、あの輝きを取り戻すわ!」
「ええ(笑)」

かよ「いらっしゃいませ。
英治「どうも。
郁弥「こんばんは。これ、かよさんに。
この花、かよさんみたいでしょう?
かよ「私、チップの方が嬉しいんですけど。
(かよの髪に持って来た花を挿す郁弥「
郁弥「よく似合います。
かよ「てっ…。

― 店に村岡英治と弟・村岡郁弥が現れる。
はなは、英治に蓮子を紹介する。
「聡文堂の取り引き先の村岡印刷さん。女学校時代の腹心の友の蓮子さんです」
「逢い引きってこういう事だったんですね」
「あれは編集長たちが勝手に言ってた事で、私は逢い引きなんて一言も言ってませんから」
その時、英治はテーブルのワインに気がつく。
「あれ?ブドウ酒には嫌な思い出があったんじゃ?」
「今日はいいんです」
「腹心の友との再会なら思う存分飲んで下さい。何ならまたおぶっていきますから(笑)」
蓮子は、はなと英治の会話を微笑ましく聞いていた。
「はなちゃん、相変わらず酒癖が悪いの?」
「もう蓮様までー」
はなは、カウンターに座る郁弥に本の礼を伝えに言った。

「先日は貴重な原書を、ありがとうございました。夢中になって一晩で読んじゃいました。あれを翻訳して、新しい雑誌に載せることができたらいいなと思ってるんです」
しかし、郁弥の言葉を聞いて、はなは目を丸くする。
「あれは兄です。兄から、あなたの気に入りそうな本を贈りたいと言われたんです。あなたに、英語への情熱を、取り戻してほしいって、今日も何冊か持ってきたんです(笑)」
「あっ…。あっ、読んでもいいですか?」

カウンターで本を読み出す、はなを見て蓮子は笑った。
「はなちゃん、ちっとも変わってないわ。村岡さんは、はなちゃんの事が好きなのね」
「花子さんを? そんな…」
「はなちゃんは、ずっと花子って呼ばれたがっていたんです。あなたのような人が現れて、よかったですね」
「いえ…そんな事は断じてありません!」
「どうして、断じてなんておっしゃるの?」
「だって僕は…」
英治が理由を言おうとした時、かよの大声が聞こえた。
「お姉やん、ダメー!それ3杯目だからダメ!」
蓮子と英治も駆寄り、慌ててはなの3倍目の飲酒を阻止した。

ー 翌朝、かよが目を覚ますと蓮子がとうに起きていた。
「お姉やん!蓮子さん、起きてるよ」
かよがはなを起こそうとするが、はなは起きなかった。
その時、蓮子は机の上の辞書に気がつく。
「この辞書、見覚えがあるわ。修和女学校の頃、寄宿舎に送られてきたの」
「お姉やん、ずっと大切にしてるんです」
かよは、昨晩店に来た村岡からの贈り物だと蓮子に説明した。
すると、家の表から蓮子を迎えに来た人物の声が聞こえる。
「奥様~! 蓮子様~! 奥様~!」
「・・・がっかりだわ。もう迎えが来てしまったようね」

― 蓮子の迎えの声に飛び起きたはなとかよが通りを見ると、人力車が待っていた。
2人が人力車に驚いている間に、蓮子は紙(手紙?)をはなの辞書に挟んだ。

蓮子は、かよの家を出る際に2人に別れの挨拶をする。
「かよさん。お世話になりました」
「いえ、また来てくれちゃあ」
「はなちゃん。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうわね」
「蓮様、今度いつ会えるかしら?」
「主人の許可が出たらね。…素敵な恋をしてるはなちゃんが羨ましいわ(笑)」
「え」?

第71回『花子とアン』の感想

うーむ、10年前の別れ方については触れませんでしたね。
腹心の友に乾杯しちゃってるし…まあ、とりあえず二人は腹心の友でしたということで。
さて、英語の情熱を取り戻して欲しいと兄から頼まれたと、躊躇無くバラす弟・郁弥君。なんでバラしたかは不明(笑)。とりあえず、かよ狙い?でも、その辺で摘んだような花をプレゼントしてるし…花屋へ行こう!

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