『花子とアン』あらすじ(第67回)

1919年(大正8年)春、銀座に到着したはなは、東京で暮らす妹・かよのハガキ片手に喫茶店に入る。
するとウエイトレスのかよが声をかけてくる。
「いらっしゃいませ」(゚∀゚)
「てっ!かよ!」(;゚Д゚)
「お姉やん。ほんな大きな声出さねえでくれちゃ!」(-公-;)
>なんと、かよはカフェーの女給さんになっていたのです。
「かよ、女給さんって一体どういう事でえ?」
「話は仕事が終わってから・・・ご注文はブラジルコーヒーでよろしいですか?」
「ブラジルコーヒー?」(・д・)?
「ここのお客さんは、皆それを飲みに来るだよ」(・`∀-)
「ほれじゃあ、それを・・・」(;゚Д゚)
はなが周りを見渡すと学生や女性を連れた年配の男性客で店は賑わっていた。
>当時、銀座の町には、こういう洒落たカフェーが次々にオープンしておりました。
運ばれてきた珈琲を口に入れると、はなは『苦え~』と顔をしかめた。
「最初はみんなほうだけんど、何べんも飲んでるうちに美味しくなるだよ(笑)」

テーブル席から4、5人の若い男達が血気盛んな会話が聞こえてくる。
「よし分かった。今度の公演は〝チェーホフ”をやらないか?」
「いや。脚本は一から作る。今、この時代を生きている女性の叫びを芝居にするんだ。例えば…。君!君はここへ来る前何をしていたの?」
学生の中の一人、宮本龍一が、かよに声をかけた。
「…えっと、洋服店の縫い子や製糸工場の女工をしてました…」
「女工はつらかったろう…大変だったね。ほら。この子も資本家に踏みつけにされた犠牲者だ。特権階級はますます私腹を肥やし、労働者は苦しむ一方だ。だがロシアでも革命が起きた。俺たちは演劇による革命を起こそうじゃないか!」(・`ω´・)
宮本龍一の言葉に他の学生が同意する。
「おう!やってやろう!」(`Д´)ノ(`Д´)ノ(`Д´)ノ

「かよ。大丈夫なの?」(´д`ι)
「あの学生さん達、いつもああいう話ばっかしてるだよ。まるでおとうみてえずら(笑)」
はなは、小声で尋ねるが、かよは全く気にしてない様子だった。

― かよは、はなと自分が暮らす家へ帰宅する。
「ここが今オラが住んでるお城だ」(´∀`)
「かよ。洋服店は、どうして辞めたでえ?」(・д・;)
「オラ、前からカフェーで働きてえと思ってただ。綺麗な着物の女給さん達に憧れてただ。オラ、製糸工場逃げ出して、おかあに迷惑かけたら。だから家に仕送りしてえさ。ふんだけどオラはお姉やんみたいに学校行っちゃいん。お金がうんと貰える職業婦人にはなれん。それでも女給になれば、お客さんからチップが貰えるだよ。頑張って働けば働いた分、うんと稼げるじゃん」
はなは、心配だと伝えるとかよは笑った。
「あのお店は、いかがわしい事するカフェーじゃねえから安心して。男のお客さんだけじゃなくて、女のお客さんだって多いし。あっ!醍醐さんもよく来るだよ」
「醍醐さんも?」
「本当に大丈夫だから。オラ、お姉やんよりはしっかりしてると思ってるし(笑)お姉やんこそ、東京の男には気をつけろし」
「おとうにも同じ事言われたさ・・・ほれじゃあ、今日からお世話になりやす(笑)」(・∀・;)
「こちらこそ、よろしくお願えしやす。フフフ(笑)」(´∀`)
2人は、頭を下げ、楽しそうに笑いあった。

>さあ、はなの出勤、1日目です。
はなが梶原が立ち上げた出版社・聡分堂のオフィスに入ると醍醐亜矢子や梶原が歓迎した。
「安東君、来たか!」d(ゝ∀・)
「梶原編集長。またお世話になります」(・ω・´)
「今日から働いてもらう、安東君だ!」(゚∀゚ ≡ ゚∀゚)
はなが他の編集者に挨拶すると、編集者達は『よろしく!』と短く返答した。

― 早速、打合せに参加するはな。
「我々の目標となる〝赤い鳥”には芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花といった名だたる作家が寄稿している。うちの創刊号も、それに匹敵するような作家を引っ張ってこよう!そして、この聡分堂の顔になるような、新しい児童雑誌を作るんだ。安東君、君も小学校の教員をしていた経験を踏まえて、自由に意見を出してくれ!」
「物語だけじゃなくて、子供たちがワクワクするような記事も載せましょうよ!」
醍醐亜矢子は最新のリボン、帽子の記事を入れたいと発言すると編集者の三田が反対する。
「この雑誌を取る読者がリボンの記事なんか、喜びますかね…」
「あ…あの…子供たちの作文を、投稿してもらったらどうでしょうか?」
はなも意見を出すが、三田は、はな意見も一蹴する。
「間違ってもらっては困る。児童向けといっても大人が読むに堪える小説や詩を載せるべきだと私は、思いますね。まあこの雑誌に必要なのは、あくまで芸術性だ。まず宇田川先生の交渉を継続しましょう!」
>結局、はなは一言しか発言できず、それもあっさり却下されてしまいました。

― 夜、かよの働くカフェで、はなの歓迎会が行われる。
「今日の主役は安東君だ!ようこそ、聡文堂へ!」(´∀`)ノ
梶原は、グラスに酒を注ごうとしたので、はなは断った。
「あっ、あの…私、お酒はちょっと…」(;・∀・)
すると社員達が酒を飲むのも仕事のうちだと言い出す。
「はなさん。ブドウ酒じゃないんだから大丈夫よ」(・`∀-)
醍醐亜矢子にも言われ、はなはコップに酒をついでもらう。

乾杯し、グラスに入っていたウィスキーを一口飲んだはなは目を輝かせた。
「おいしい!このお酒、おいしいですね!!」(゚∀゚*)
「ウィスキー、気に入った?西洋のね、焼酎みたいなものだ(笑)」(´∀`)
姉を心配するかよは後ろから、耳元で注意する。
「お姉やん。ほれ、強えよ。大丈夫?」(;・∀・)
「ブドウ酒じゃねえから大丈夫だ。ゴクゴクゴク・・・・ぷはーっ!もう一杯!」(≧∀≦)ノ

― しばらくすると、はなはすっかり泥酔状態になっていた。
「西洋の焼酎、もう一杯下さ~い!」(≧∀≦)ノ
「・・・それくらいにしといたら?」(・∀・;)
「編集長!まだ3杯目ですよ?3杯目!」(・`ω´・)
周りに絡みだした姉をかよは慌てて力づくで連れ帰る。
「姉のために、歓迎会をありがとうございました!」(゚Д゚;≡;゚Д゚)

― 泥酔状態になったはなは、夜空を見上げて歌い始める。
「あ!星…Twinkle twinkle little star♪」(w´ω`w)
フラフラで千鳥足のはなは、店に向かって歩いてきた村岡英治とぶつかってしまう。
「いて…あっ!壁かと思ったら村岡印刷さん(笑)」
「歓迎会に呼んで頂いたのに遅くなってすいません。…もう、だいぶ酔ってますね?」
村岡英治は、泥酔状態を見て、はなを家まで送ると言い出す。

― はなをおぶって、家に届けると村岡英治は自分がはなに贈った辞書を発見する。
「・・・どうして辞書が漬物石に?」
かよはちょうどいい重さだったので、自分が置いたと説明した。
すると、はなが再び英治に絡み始める。
「うわ~!あなたのくれた辞書、なかなか役に立つじゃんねえ!全然使っていなんだし、ちょうどいいだよ(笑)」
「・・・花子さんは英語の勉強やめてしまったんですか?」
「てっ!花子!・・・花子なんて呼ばれたら、酔いがさめちもうら(笑)」
「英語の翻訳、続けてなかったんですか?」(;゚Д゚)
「エヘヘヘ…」(・∀・;)
>はなにとっては、痛い言葉でした。

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