『花子とアン』あらすじ(第60回)

第10週『乙女よ、大志を抱け!』あらすじ(ネタバレ) 

向学館の編集長・梶原がはなに気がついた。
「あれ?安東君じゃない(笑)」(・∀・)
「梶原さん!ごきげんよう。あのっ!新しい物語を書いたので読んで頂けたら…」(・∀・;)
はなは持って来た原稿を渡そうとするが梶原はこれから打合せがあると申し訳なさそうに言った。
その時、後ろから女性がやってきて、はなに声をかけてくる。
「ちょっと邪魔。どいて」(-’д-)
その人物は、はなと一緒に児童文学賞を獲った宇田川満代だった。
「あっ・・・すいません。・・・てっ!?」(゚Д゚;)
梶原達は、現れた宇田川を丁寧に編集部の奥へ案内する。
>宇田川満代は言葉通り、人気作家になっていました。

「あら?どっかで見たような顔だと思ったら“みみずの女王”の…」(-д-)
宇田川に梶原が新作の原稿を持ってきたのだと説明した。
「彼女も、新作を書いたそうです」(゚∀゚*)
「ふ~ん…あなた、もう書くのはやめて田舎で教師やるとか言ってなかった?」(-д-)
宇田川は、はなの原稿を強引に奪い、原稿に目を通した。
「…たんぽぽの目。相変わらず温い作文みたいな題ね。こっちは命懸けで書いてんのよ。田舎教師の趣味と違うの」(・`д-)

はなは梶原の机に原稿が入った封筒が山積みになっている事に気がついた。
>これでは、いつ読んでもらえるかわかりません。
その時、醍醐亜矢子が現れ、はなに助言をしてくる。
「おひさしぶり(笑)・・・編集長、今日はずっと打ち合せだから、明日出直した方がいいわ。必ず読ませるから」
「…うん」

はなは、東京で暮らす妹・かよの部屋にあがった。
かよの部屋は小さかったが、それでも綺麗にしてあった。
「ちっくいけど、ここがおらのお城(笑)」
「うん。洋服店の旦那さんも女将さんもいい人でよかったね(笑)かよに話したい事がいっぱいあるさ。手紙に書ききれんかった事も、たくさんあっただよ」
「オラ、一番びっくりしたのは、ももの事じゃん。あの子がこんなにはあくお嫁に行くとはね。ほれも北海道なんて…」
はなは、一生懸命告白した妹を振った朝市が許せないと、かよに言った。
「男の風上にも置けねえ!」
「…お姉やん…何で朝市さんがももの事断ったか本当に分からんの?」
「分からんから怒ってるだよ。もも、あんなにいい子なのに!」
「お姉やんは、誰かを本気で好きになった事ねえの?本当に好きになったら他の人と取り替えなんか利かねえさ。朝市さんが本当に好きなのは…きっとそういう取り替えの利かねえ相手なんだよ」
「かよ…知らんうちに大人になっただね(笑)」
「お姉やんは、ちっとも変わらんね(笑)」
>確かに、3人姉妹の中で恋愛問題に一番疎いのは、はなかもしれません。

夜、はなは布団の中で出版社での出来事をかよに伝えた。
「勢いで出版社に持ち込んでみたけんど宇田川満代さんに会って圧倒された。小説一本でやってく人は、やっぱり違うさ」
「本当に小説家になりてえなら何だってできるはずじゃん。お姉やんが本当に本気なら」
「かよの言うとおりかもしれねえ。本当は自信がないの。…かよは何でも自分で決めて、いつも前に進んで、偉いじゃんね」

― 翌日、向学館の編集部を訪れると、梶原が原稿を読んでいる最中だった。
「…君は小説家になるには普通すぎると言ったよね?」
「はい。諦めた方がいいと言われました」
「君の新作は、ひどく普通だ」
「…平凡すぎる私が本を出したいなんてやっぱり無理ですよね。分かりました。諦めます。お時間とらせて申し訳ありませんでした」
はなは、早々に立ち去ろうとしたので、梶原は止めた。
「安東君!」
「あ!大丈夫です!慰めとかそういうのは一切いりませんから。これでこぴっと諦めがつきました。ありがとうございました!ごきげんよう。さようなら。」
「話は最後まで聞きたまえ。この作品は何気ないありふれた日常を切り取ってる。ささやかな暮らしの断片に光を当て、奇をてらった処が少しもない。そこが実にいい。君は平凡さを逆手に取って、素晴らしい作品を書き上げた。洗練された平凡。それは直ち非凡さに通じるものだ。是非、出版させてくれ」
梶原の提案にはなの目は点になった。
「ほ、本にして頂けるんですか?」
「よろしく(笑)」
横から醍醐綾子が祝福した。
「おめでとう、はなさん!…じゃなかった、安東花子先生。おめでとう!」
>はなはふわふわと、どこかへ飛んでいきそうな気分でした。
>ついに花子の名前で本が出版されるのです。

― その頃、朝市は一人、教会の本の部屋にいた。
>朝市は決意していました
>はなが東京から帰ってきたら今度こそ気持ちを打ち明けようと
朝市は、はなに告白する練習を始める。
「安東はな様!・・・堅っ苦しいな。…はな!オラずっとはなの事が好きだっただ。結婚してくりょう!」

― 梶原は出版社を新たに立ち上げることをはなに伝えた。
「この“赤い鳥”のような児童向けの本を作りたいと思ってる。独立後の第1冊目として君のあの話を出版したいと思うんだが・・・どうかな?」
「ありがとうございます!」
「もし君が、本気で執筆を続けていく気があるなら東京に来ないか?新しい会社で一緒に働いてほしい。きっといろんな出会いがあるだろうし君にとってもいい勉強になると思う」
梶原の出版社に勤めることが決まっている醍醐亜矢子が目を輝かせた。
「はなさん!一緒に頑張りましょう」
「てっ…」

第60回『花子とアン』の感想

トントン拍子な展開、嫌いじゃないです(笑)
ただ、改めて思ったのは、北海道で暮らす妹に自分の物語を読んでもらいたいって思って、まず出版社というのが凄いです。書籍化されたら、九州の蓮子の目にも留まるかもという事なんでしょうけど…私のような理解力がない人間には蓮子に対する、はなの気持ちの描写がもうちょっと欲しいところです。

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