『花子とアン』あらすじ第96回

翌朝、花子は蓮子が訪ねてこなかった事を不思議に思っていた。
「蓮様…夕べ…どうしたんだろう?東京にいるのに連絡もくれないなんて」(-公-;)
「ご主人の用事や何やらで、きっと忙しいんだよ」(・∀・)
英治が花子に言うと玄関の戸を叩く音が聞こえる。
花子と英治は玄関に向かった。
「どなたですか?」(´・ω・)
「嘉納伝助たい!」
「てっ…!嘉納さん…どうなさったんですか?」(;・∀・)
戸をあけて、花子が尋ねると伝助はひどく狼狽している様子だった。
「蓮子、ここに来ちょらんやろか?」(゚Д゚;)

― 伝助は花子たちの家に上がると各部屋をまわって蓮子を探した。
「蓮子ーっ!どこにおるとか!?蓮子ぉー!」(゚Д゚;≡;゚Д゚)
伝助が大きな声で叫んだので、寝ていた歩が泣き出してしまう。

英治は、蓮子を家中捜す伝助に声をかけた。
「嘉納さん!…ここにはいらしてません。本当です」(-ω-;)
「…そしたら…どこにおるちいうとか!?蓮子…。蓮子!蓮子ぉぉぉーー!」(゚Д゚;≡;゚Д゚)
再び伝助が声を出して捜し始めようとするので英治は止めた。
「もう止めて下さい!石炭王の嘉納伝助さんともあろうお方が何をなさってるんですか!」(;`Д´)

英治の言葉に伝助は平静に戻る。そして手に持っていた風呂敷を開けた。
「…これは、あいつが旅館に忘れちょった祝いたい…。はなちゃん!ご主人!みっともないとこば見せてしもうて、すまん!失礼した!」(;´Д`A

― 花子は妹・かよに蓮子を捜しに伝助が訪ねてきたことを話した。
「何か大変な事が起きてるような気がするさ…」(-公-;)
「…昨日、蓮子さん、ここに来ただよ。待ち合わせしてただ」(・д・)
「ひょっとして…あの、宮本さんて人?」(・∀・;)
かよは黙ってうなずいた。
「…かよ、宮本さん、どこにいるか心当たりない?」(・∀・;)

宮本龍一は目が覚め、蓮子を確認すると安堵の表情を浮かべた。
「よかった…蓮子さん、いなくなったのかと思った」(;゚∀゚)
「どうして?」(-∀-`;)
「ゆうべから不安だったんだ。あの男の処へ帰ってしまうんじゃないかって」(*´ェ`*)
「二度と帰らないわ。あなたと生きていくって、決めたの」
「きっとご主人はあなたを連れ戻しに来る」
「あなたが側にいてくれるなら何も怖くないわ。何があってもあなたの側を離れないわ」
「本当に?」
「そんなに心配なら、あの人に手紙を書くわ」
蓮子は手紙を書き終えると龍一に手渡す。
「この手紙を龍一さんに託します。あなたが投函して下さい。あなたへの愛の証しですから」
「ありがとう。蓮子」

龍一のアパートの外では尾方と花子の兄・吉太郎が物陰から龍一の部屋を見上げていた。
「はぁ…女を連れ込んで全くいい気なもんだなあ」
尾方はため息をつくが、吉太郎はじっと龍一の部屋を睨むように眺めていた。

― それから数日後の早朝、醍醐亜矢子が慌てた様子で花子の家にやってくる。
「ごめんください。朝早くにすみません!醍醐です!」(゚Д゚;≡
「はい。ごきげんよう(笑)」(つ∀`)
「ごきげんよう。はなさん!今日の朝刊ご覧になった!?」щ(゚Д゚;щ)
「いえ、まだだけど…」(;・∀・)
「これ!見てください!」
亜矢子は花子と英治に新聞を見せた。
新聞には蓮子が嘉納伝助に絶縁状を送った記事が掲載されていた。
「蓮様…」

― 九州。新聞記者の黒沢は新聞を持って伝助を訪ねていた。
「嘉納さん。今日の新聞に奥様の記事が…」
「何やと?」
「旦那様…うちはいつかこげな事になるとやないかと思うちょったとです!ばってん、新聞に絶縁状載せるちゃ、ここまでひどい女や思わんやったばい!」
蓮子に対して激怒するタミが声を震わせた。
「ぜ…絶縁状!?」
「旦那様!こげな…っ!」
黒沢は興奮するタミを部屋から出し、伝助に新聞記事を見せる。
「嘉納さん、冷静に聞いてください。蓮子さんの手紙の全文がここに公開されています」
「何ち書いちゃると!早う読め!」
字が読めない伝助に黒沢は新聞に掲載されている絶縁状を読み始めた。
『嘉納伝助様。私は今、あなたの妻として、最後の手紙を差し上げます。ご承知のとおり、結婚当初から、あなたと私の間には、全く、愛と、理解とを欠いていました。
しかし私は、この結婚を有意義にする為できる限り努力しようと決心しました。私が儚い期待を抱いて、東京から九州へ参りまして10年になります。
私の期待は全て裏切られ、努力は水の泡になりました。愛なき結婚が生んだ不遇と思い、私の生涯は暗い一生で終わるものと諦めていたのです。
しかし、幸いにして、愛する人に巡り合うことができました。私は、その愛によって今復活しようとしているのでございます。
ともあれ、10年の間、欠点の多いこの私を養ってくださったご恩に感謝します』

記事を読み終えた黒澤は首をかしげた。
「なぜこのような手紙が新聞に載ったのでしょうか…」(-ω-;)

すると伝助は新聞を破り捨て、机に積まれた蓮子の本を叩き落した。
「こげなもん!こげなもん!こげなもん!!」(≧Д≦)ノ
伝助の興奮は収まらず、ガラスを割り家具を破壊していく。
そして伝助は号泣してしまうのだった。
「うわぁぁぁぁーーーーーーーーー!」。゚(゚´Д`゚)゚。

>蓮子はまだ知らなかったのです。まさか、あの手紙が新聞に公開されているとは。
>蓮子は何もかも捨てて、たった一つの夢を掴んだのでしょうか。
蓮子は家に帰ってきた龍一を笑顔で出迎えた。
「ごきげんよ…じゃなくて、お帰りなさい(笑)」(´∀`)
「ただいま(笑)」(*゚∀゚)

花子とアン第96回の感想

伝助の慌てぶり&号泣は、顔と身分で選んだけど、なんだかんだで蓮子を大事に思うようになったという事でしょうかね。きっかけは、伝助が倒れた時?まあ、そんなわけで伝助ご乱心。一方、龍一の練った計画とやらは発表されず…そして、いつものカフェで駆け落ち合流したために案の定かよが花子に情報を提供。
龍一はいつぞや『まだ越したばかりだから大丈夫』と言っていたけど、あっさり吉太郎兄やんに見張られているという…

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

最近のコメント

このページの先頭へ