『花子とアン』あらすじ第146回

1945年(昭和20年)8月15日、花子達はラジオの前に正座して玉音放送を
「…どういう事なの?」
玉音放送の内容に困惑する美里が聞くと英治は難しい顔で応える。
「戦争が終わったんだ。…日本は負けた」

家族で玉音放送を聴いていた蓮子は胸を弾ませた。
「…何度も夢見たわ。戦争が終わって…純平が帰ってくる日を」
「お母様?」
「純平を迎える支度を…いつ帰ってきてもいいように。戦争は終わったんですもの。戦争で死ぬことは、もうないんですもの」

― 花子や英治達は隠しておいた花子の書物を箱から出した。
「よかった~無事で(笑)」
「ちょっとカビ臭いけど久しぶりに最愛の友に会えた気分だな(笑)」
花子は箱に入っていた一冊の本をかよに渡した。
「郁弥さんがイギリスで買ってきた“王子と乞食”」
「…この本が残っててよかった。あんなにひどい空襲に遭ったのに…奇跡だね。私は読めないけど、もらってもいい?」
「ええ。かよが持ってて」

― 疲れた顔をして帰ってきた旭をももが迎える。
「お帰りなさい。…どうだった?何か食べ物、手に入った?」
「いや…あっちこっち行ったけど、ろくなものなくて。闇米は高くて手が出ないし…」
花子は子供達だけにでも腹いっぱい食べさせてやりたいと言うと、ももの表情が明るくなる。「汽車の切符、なんとか手に入らないかな?甲府に行けば食べ物沢山あるじゃないですか!」

― もも、英治、旭は満員電車に揺られ、甲府の実家を訪れる。
「おかあ、おとう、ただいま!」
「おお!よく来たじゃんけ!」
もも達が吉平達の家に着くと、ふじと吉平は食料を包装しているところだった。
「お義父さん、お義母さん、その節は、美里が大変お世話になりました」
「うちの直子もお世話になりました」
英治と旭が頭をさげると吉平達は笑顔を見せる。
「いや~東京は、ひでえ空襲だって聞いて、こっちまで生きた心地しなんだけんど、みんな無事でよかった!」
「ももから手紙もらって、いろいろ揃えといただよ(笑)」
「おかあ、ありがとう!」

「吉太郎は、どうしてるずらかね…」
ふじが吉太郎の事を心配する。
「…お義兄さんとは終戦後、お会いしてないんです」
「私もずっと会ってないの…連絡もなくて…」
ももと英治が答えると、吉平が眉間にシワをよせた。
世の中がこうなっちゃ軍人は…とりわけ憲兵は酷い事になるかもしれんら…」

― 花子は“赤毛のアン”の翻訳を続けていた。
『アンの地平線はクィーンから帰ってきた夜を境として狭められた。しかし道が狭められたとはいえアンは静かな幸福の花がその道にずっと咲き乱れている事を知っていた。
真剣な仕事と立派な抱負と熱い友情はアンのものだった。
何ものもアンが生まれつき持っている空想と夢の国を奪う事はできないのだった。
そして道には常に曲がり角があるのだ。
“神は天にあり。世は全てよし”とアンはそっとささやいた』
>ついに“ANNE of GREENGABLES”の翻訳が完成したのです。

>一方蓮子は、出征した純平の帰りを今か今かと待ちわびておりました。
蓮子が台所で食事の支度をしていると玄関に誰かがやってくる。
戸をあけると制服(軍服?)を来た男性が立っていた。
「…ごきげんよう」
「公報です」
男は、そういって蓮子に一通の封筒を渡すと頭を下げた。

― 手紙を呆然とながめる蓮子に龍一が気付いて声をかけた。
「…蓮子?」
蓮子の手にしていた手紙を見ると龍一も言葉を失う。
すると富士子が立ち尽くす二人に気付いた。
「お母様も、お父様もどうしたの?」
「富士子…落ち着いて聞きなさい…純平は…8月11日鹿児島で戦死したそうだ」
「お兄様が!?」

すると呆然としていた蓮子が口を開く。
「…いいえ。何かの間違いです。純平は死んだりしません。誰かがだまそうとしてるのよ。純平は帰ってきます。もうすぐ帰ってきます。もう戦争は終わったんです」
>一晩にして蓮子の黒髪は真っ白になりました。

― 走って闇市から帰ってきた妹・かよは帰宅するとすぐに花子のもとにむかった。
「昔のお客さんから聞いたんだけど蓮子さんの息子さんが戦死なさったって…」
「純平君が…?」
花子はすぐに蓮子の家を訪ねた。
>蓮子に会うのは、7年前に決別して以来の事でした。
「ごめんください。蓮様」
花子は蓮子を呼ぶが返答がなかった。
諦めて帰ろうとしたとき、戸が開き髪の毛が真っ白になった蓮子が現れる。
「蓮様…あ…私…純平君が戦死なさったって伺って信じられない思いでここへ…」
蓮子は狼狽する花子を睨んでいた。
「はなちゃん、あなたが純平を戦地へ送ったのよ。あなた…ラジオで日本中の子供たちに語りかけてたじゃない。“お国のために命を捧げなさい”と。あの子を返して!純平を返してちょうだい!」
「蓮様…」

花子とアン第146回の感想

ショックなのは当然ですが、真っ白はやり過ぎかと…。せっかくの仲間由紀恵さんの演技がちょっとコントのよう(笑)。それと、もも達が甲府に向かう際に列車のシーンが入りましたが…今迄、なかったからなんか可笑しかったです。
さて、幼い花子の幻は、すっとばして、終戦、赤毛のアンの翻訳終了、そして蓮子エピソードに繋がったわけですが…あいかわらず赤毛のアンの印象が薄くて…

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