『花子とアン』あらすじ第127回

花子がラジオ局から家に帰ると笑顔の英治とももが出迎えた。
「待ってたんだよ。ももさん、この家で一緒に暮らしてくれるそうだよ(笑)」
「ここに置いてもらう代わりに家の仕事を私にやらせてください。2人ともお仕事忙しそうだし。私にできる事、何でもしますから」
花子は、突然の妹の申し出に頭を下げた。
「ありがとう…よろしくお願いします」

>ももが花子達と暮らし始めて数日後の事でした。
花子が仕事をしていると、ももの『キャー!』という叫び声が聞こえてくる。
慌てて、部屋を飛び出すと、ももが変な男(旭)に迫れていた。
「ももに何するんですか!」
花子がももを庇うと、騒ぎを聞いた英治もやってくる。
「花子さん、どうしたの!?」
「この人がももの事を…」

「ももさんに、お話がありまして…」
旭が花子に説明しようとするが、花子は身体を張ってももを守ろうとする。
「ももには指一本触れさせません!」
「いえ!決して怪しい者ではなく、ももさんに折り入って…」
「いやいや!君、十分怪しいよ!」
必死になる旭を英治が止めると、ももが大きな声を出した。
「お義兄さん!やめて下さい!その人、かよ姉やんの店の常連さんなんです!」
ももの言葉に花子と英治は驚いた。

― 花子と英治は旭を家にあげた。
「それで絵描きさん…ももにご用件というのは?」
「僕は益田旭といいます。まだ無名ですが近いうちに有名になる予定で…その為に、ももさんに絵のモデルになって頂きたいんです」
「また、変な絵を描くんじゃないですか?」
ももがかよの店で旭が描いていた絵を思い出して質問した。
「今度はちゃんと描きます!近いうちに大きな展覧会があるんです。僕に力を貸して下さい。お願いします!」
「あの…どうしてももなんでしょうか?」
花子が理由をきくと旭は考え込んでしまう。
「うーん…どうしてかな?これほどまでに描きたいと思うのは、どうしてでしょうね?」
「いや、僕に聞かれても…」
「あ!分かりました!ももさん、あなたが好きだからです!お願いします!僕のモデルになって下さい!」
旭が頭を下げると、ももは突然走って家を飛び出してしまう。

― かよは、店にももが走ってきたので驚く。
「もも…そんなに慌ててどうしたでえ?」
すると、ももの後に花子が続いてやってくる。
「はぁ、はぁ…もも、足速いね」

花子は、かよの店の常連であると言う旭について質問した。
「益田旭さんって、どういう人なの?」
「画家目指して東京に出てきたらしくて、毎日のように来てくれるの。いつもお金はないけど親切な人だよ。店の椅子や棚直してくれたり…ラジオも直してくれた。この絵、益田さんがももにくれたんだよね」
かよは旭が描いたももの絵を花子に見せた。
「…随分変わった絵を描く方なのね。これ…何の絵?」
「これ、ももなんだって」
「てっ!これが!?…もも、心配しなくていいよ。嫌なら、お姉やん断っておくから」
「ち…違うの。私、初めて男の人に『好きだ』って言われた。うちの人そういう事口にする人じゃなかったから…びっくりしてしまって…」
「びっくりして飛び出しちゃったの?そうだったんだ」

― 花子は、ラジオ局で黒沢から花子宛に届いた沢山のファンレターを受け取った。
「村岡先生宛てのお手紙が、こんなに届いていますよ(笑)」
「これ、全部ですか!?」
「ええ“ごきげんよう、さようなら”という村岡先生の最後の挨拶、大層評判がいいです」
花子は喜んだが、廊下ですれ違った漆原には嫌味を言われてしまう。
「これはこれは、村岡先生。“ごきげんよう”の評判がよろしいそうで、ますますご機嫌のご様子ですね(笑)」
「いえ、そんな事…」
「では、ごきげんよう(笑)」

>売れない絵描きの旭さんは、毎日、村岡家にやって来ました。
旭は絵を描きながら、モデル役のももに質問をした。
「ももさんは、どんな色が好きですか?」
「え?…好きな色なんて考えた事ありません」
「それじゃあ、好きな季節は?」
「冬は嫌いです」
「僕も…冬は嫌いです」
「今くらいの季節は好きです。植物が太陽に向かって、毎日大きくなっていくのを見ると元気がもらえるから。あの…こんな話、絵と関係あるんですか?」
「僕は…ももさんの全てが知りたいんですよ。やっぱり、ももさんには緑色が似合うと思ったのは間違いなかったな。太陽に輝く緑色。これがももさんだ(笑)」
「…やっぱり変な絵になるんじゃないですか?」
「変な絵には、しませんってば!」
ももと旭の会話をのぞき見ていた英治と花子は微笑んだ。
「あの2人、何だかいい雰囲気じゃない?案外お似合いかもしれないな(笑)」
「ええ(笑)」

― 後日、旭は完成したももの絵を英治達に見せた。
「心を込めて、描かせて頂きました!」
旭の絵は、緑をバックにした、ももが座っている絵だった。
「ももらしさが出ていて、とてもいいわ!あの変な絵を描いた人と同じ人とは、思えないわね。あっ、ごめんなさい…」
「アハハ…ももさんを描くなら、この方がいいと思ったんです。ももさんの純粋さを、ありのままに、表現したかったんです。この絵が完成したら、言おうと思っていた事があります。お義兄さん、お義姉さん、ももさんと、結婚させて下さい!」
突然の旭の言葉に、花子と英治は言葉を失う。
「し…しまった…!すみません!順番間違えました…。ももさん!僕と結婚して下さい!」
旭は、改めてももにプロポーズをするが、ももはその場で断った。
「…できません」

花子とアン第127回の感想

いつものことですが、本当に展開が早いですね…突然フルスロットルのような感じで(笑)
で、ももちゃんなんですけど、なんかこの子の演技好きだな~って思っていたら、この子ったら2015年スタートの朝ドラ『まれ』の主役だそうです。
Wikiによると2020人のオーディンションから選ばれたとか…ところで先週出てきた壇蜜さんは、あれで終わり?

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