『純と愛』第83回(1月10日放送)

第15週『あかずのま』あらすじ(ネタバレ)

「僕は純さんにあってると思いますけど、このホテル…」
「いいの、また明日から違うホテル探すから」
「純さん!」
愛はホテルの様子に驚いて、純を呼び止めた。愛が指差す部屋を見ると男が首を吊ろうとしている影が見えたので純は走ってホテルに戻った。

部屋には鍵がかかっていたが二人は強引にドアを押し開けて間一髪の所で男を助けた。
「どうしてこんな事するんですか!理由を教えて下さい!世捨人さん!」
「天野や…俺の名前や天野巌(いわお)!」
「…天野さん、どうして死のうなんて思うですか!?」
「決まってるやろ!生きる希望がないからや!」
理由を尋ねても天野が教えてくれないので純は愛を天野の前に座らせた。
「俺は小さい頃から貧しかったからバイトをしながら必死に勉強して奨学金を貰って大学を出て一流企業に就職した。高校の頃から憧れていた同級生とやっとの思いで結婚してかわいい娘もできた。だが俺の人生はそこまでだ。会社では信頼して上司にミスを押し付けられ、家庭では無二の親友だと思っていた男に妻を奪われた。俺は激情して親友や上司に暴力を振るった。それで刑務所に入った。出てきてから俺は酒に溺れた。だが娘が結婚すると聞いて立ち直ろうと決心した。仕事も探した。しかし俺みたいな奴を雇ってくれる所はどこにもなかった。俺は自分に負けてまた酒に手を出した。そんな俺を見て娘は言った。『もう二度あなたと会う事はない』と。だから俺は生きてても仕方が無いんだ」
愛の言葉に口をパクパクして驚いている天野を見てサトは興奮した様子で尋ねた。
「当たってるの!?一体どういうこと!?」
「・・・うちの旦那、人の本性見たなものが見えるんです」
純はサトに説明するが愛は遺書と書かれた紙を純に見せた。
「あ、違うんです。今日はこれがあったんで…」
愛が手に持っていた遺書と写真を天野は慌てて奪い返した。

天野の説得を試みようとするが言葉が浮かばないので純はサトに助けを求めた。
「女将さん!何か言ってあげて下さいよ!」
「ああ、うん。ドラマチックな人生だね~」
「…それだけですか?」
「駄目?…感想を正直に言っただけだったんだけど」
「もっとこう励ますとか慰めるとかそういう言葉をかけてくださいよ!」(・∀・)
「でも私、そういうキャラじゃないから(汗)」(´д`ι)
>なんじゃそりゃ!

「お話聞くと天野さんって、とてもがんばり屋さんじゃないですか。ここに閉じこもっていたのだってもう一度お酒を止めてなんとか娘さんに会おうとしてたからじゃないですか?だったら私、応援しますから!諦めないで頑張ればきっといい事ありますよ!ね!」
「…お前みたいな人間がいっちゃん腹立つ…『頑張ったらええ事あるとか』嘘くさい言葉並べて、そんなの愛されてぬくぬくと育った人間の戯言だ!」
「私はただ天野さんの為に…」
「人の為と書いて何と読むか知ってるか?」
「…人為?」
純がわからなかったので愛は純に『偽り』だと耳打ちをした。
「お前みたいな嘘くさい人間は見てるだけで不愉快や!出て行け!もうここから一歩も出ず、一生誰とも会わへんだけじゃ!!」
天野は純達を部屋から追い出すと扉を閉めた。

― 純がサトに頭を下げて『里や』を出て行こうとしたので愛は止めた。
「天野さん、どうするんですか?…逃げないでください」
「偽りって言われちゃったんだよ?私の事はやってる事は嘘さいって言われたんだよ」
「なんで簡単に諦めるんですか!助けたい人がいるのに!」
「だってまた私がなにかやったら多分後悔するし」
「何もしないほうが絶対後悔します!」
「無理だよ!私にあの人を救うのは無理!」
「待田純の辞書に『無理』って言葉はありません。どうして『駄目だ助けられない』じゃなくて『よし助けてあげよう』って思ってくれないんですか?いつだって無理だって言わない人が歴史を変えて来たんです。マザー・テレサはこう言ってます。『愛の反対は憎しみではなく無関心だ』って…」
「何でそんなに今日ムキになってる訳?」
「水野君に負けないように名言集とか色々読みあさったのと…それと…それと純さんに出会っていなかったら僕も天野さんと一緒に生きる希望を持つ事ができなかったからです。…純さんと出会わなかったら僕も天野さんみたいになってたかもしらないからです」

すると横からサトが純が置いていった『退職願』を純に見せた。
「あの~お邪魔して悪いけど…これは破っていいのかな?」
「…お願いします」( ゚Д゚)
「オッケー(笑)」(・∀・)b
サトはうれしそうに『退職願』を破いた。

― 純と愛は再び天野が泊まっている部屋の前に立った。
「私、やっぱり諦めない事にしました。嘘くさいとか偽りとか言われても構いません。私、やっぱり間違ってると思います。そこに閉じこもって誰とも会わないなんて。私は天野さんにそこから出て来てもらって…生きる希望を持って欲しいんです」
するとゆっくりと扉が開いて天野が顔を少しだけのぞかせた。
「…分かった。ほな教えてくれ『生きる希望』ちゅうやつを。それが湧いて来たら出て来たるわ」
そして再びバタンと扉が閉まった。
純は愛にコクリとうなづいて天野の部屋に向かって力強く喋った。
「分かりました。教えてあげます!生きる希望ってやつを!」(・`ω-)=з
>おじい、こうなったら受けてたってやろうじゃないの!

第83回『純と愛』の感想

確かに壮絶な人生です…そりゃ自暴自棄にもなるっちゅうもんです。
愛が天野の遺書をいつのまに読んでいるのかなと再度よく見てみたら、純が天野に詰め寄っている間ちゃんと読んでいるんですよね。で、一時停止して遺書の内容を読むとまんま愛が喋った台詞なんです。一瞬であの間に丸暗記してしまう愛の能力は凄い
シリアスな場面にサトが割り込むネタ、今日もあってちょっと嬉しかったです(笑)

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