『純と愛』第79回(1月5日放送)

第14週『しんねんのちかい』あらすじ(ネタバレ)

「あ、あの!…僕からもお願いします」
突然の純の行動に驚きつつも愛もサトに純が働けるよう頭を下げた。
「辞めた方がいいんじゃない?うちの実情知ればわかるわよ?」
サトはおススメはしないといった感じで純と愛に客室を案内した。
「狭くて汚いでしょ?お客は外国人のバックパッカーとか勘違いしてくる親子連れもいるけど、ほとんどが年金生活者や生活保護者ばっかり」
そして客には近くの銭湯やコインランドリーを利用してもらっていると説明した。
「ホテルって言うより簡易宿泊所だねえ(笑)…うちの旦那のお父さんが沖縄出身で大阪に来る沖縄県人の為に作ったんだけど、建物古いし儲からないし、いい加減やめたいんだけどね、旦那がホテル継ぐ時、私の名前付けちゃうからやめにくくて。この町自体、電車が停まらないから活気はないし、あんたが目指しているような夢とは正反対の現実だらけの場所なのここは。笑顔も無ければ希望も無いと」
サトはメモ用紙を純に渡してにっこりと笑顔を見せた。
「このホテルに行ってみたら?面接してくれるよう頼んでおくから」

サトから紹介してもらったホテルの面接を純は受けた。
>おじい、驚いたけどサトさんが紹介してくれたのは
>思ったよりグレードの高いホテルばっかりで…
「しかも『どこもすぐ来てくれ』って感じなの。サトさんの紹介ならって言って」
純は面接の手ごたえなどを愛に伝えた。
「へぇ〜何者なんですかね…で、どこのホテルにするんですか?」
愛の質問に純は、しっくり来る所がないと返答した。
そんな折、純の兄・正から母・晴海の様子がおかしいと電話がかかってくる。
正は毎朝、電話して来る度に晴海が孫・勇気の名前を聞いてくると伝えた。
「まさか…ぼけた…なんてことはないよな?」
純は正の懸念を笑うが愛からもすすめられとりあえず、晴海に電話をかけてみた。
「さっきお兄ちゃんから電話かかってきて…子供が夜泣きして大変なんだっていってたけど…あれ?子供の名前はなんだっけ?」
「何言ってるの!勇気でしょ?」
「そうだよね!ハハハ!(笑)そうだ。あとさ、お父ちゃん、仕事うまくいってる?」
「と思うけど…純こそ、新しい仕事決まったの?」
「まあ、アテはあるんだけどね…」

再び純と愛はサトのホテルを訪れた。
「あ、いらっしゃい。どう?仕事決まった?」
「あの…それなんですけど…」
その時、客が入って来たのでサトは注文を聞くため話しを中断させた。
強引に注文を決めさせたサトが厨房にいる男性に注文を伝えたので純は驚いた。
「板さん…いたんだ」
「この前は正月休みだったからね。…で、何?話って」
しかし従業員の女性/天草がサトに宿泊客が倒れていることをボソッと伝えてきたため、またも純はサトと話をすることができなくなってしまう。

サトが客室に向かうと天草は電話で救急車を呼んだ。
「大正区の里やですけど救急車お願いします。お客さんが息してないんで」
「息してないの!?」
純は天草に尋ねるが天草は無視してジャージ姿の若い従業員の女性・羽純に話しかけた。
「羽純ちゃん、悪いけど手伝って」
「御意」
蓮見と呼ばれた女性は短く返事をすると階段を昇っていった。
「『御意」ってって言いました!?今?」
次から次へと里やで起こる出来事に純と愛が戸惑っていると厨房から客の注文したメニューが出来上がった事を藍田忍伝えてくる。しかし従業員が誰もいなかったため、純と愛は店の手伝いを始めた。

倒れた客の対応に追われるサトに純は外国人客が金銭を所持していない事を伝えた。
サトはほっといていいと言ったので純は驚く。
「…ホントにいいの?」
純がつぶやくとテーブルで酒を飲んでいる男・金城が純と愛に話しかけてきた。
「いいのよ、何もかも失った人に優しくするのが沖縄の人のやり方なのよ。
ここは沖縄なのよ…お姉ちゃん」

― 病院から戻って来たサトに純は倒れた宿泊客の様子を尋ねた。
「あの~おばあちゃんは大丈夫でした?」
「駄目だった・・・」
純はサトの返答にショックを受けるが従業員達が無反応だったため疑問に思った。
「皆さん、なんで平気なんですか?」
「日常茶飯事だから…でも、おばあのために一曲やろうかね~」
そう言ってサトは三線をとりだし沖縄民謡を歌いだす。

歌の途中で思い出したかのように純に仕事の話を尋ねた。
「…そういえば、仕事どうなった?」
「あ、その事なんですけど、やっぱりここで働かせてもらえませんか?…ここに来たとき心地よい夢を見てるっていうか懐かしくて温かくて、ゆっくりと静かに力が湧いてくるっていうか…そんな不思議な気持ちになったんです」
「でも、ここに来る客達は何もかも失った奴ばっかりだよ?」
「そういう人達を笑顔にしたいんです。赤ちゃんの笑顔に負けないような」
純は赤ん坊の笑顔を見ればケンカしている家族でも自然に笑顔になれることを伝えた。
「ここに来たお客さんがそんな顔になるようなホテルにしたいんです」
「すいません。僕からもお願いします」愛も里に頭を下げた。

「…じゃあスタッフ~!自己紹介して!」
「え!?やとってくれるんですか?」
「そんなに言われちゃね…ほら忍から!」
すると厨房にいた藍田が緊張した面持ちで自己紹介を始めた。
「あ…板前の藍田忍です」
「旦那が生きている頃から働ずっといてくれて真面目なんだけど料理が私が創った方が美味いってのが問題で(笑)…はい次!」
「客室係の天草蘭です・・・」
「宝塚みたいな名前でしょ?っていうか偽名だと思うだけどね、人生色々だからあまり気にしないで(笑)・・・後一人、あれが雑用係の宮里羽純ね」
遠い親戚でアルバイトとして雇っているが気分が乗らないと働かないと説明した。

「あの…これからお世話になります。待田純です!よろしくお願いします!」
純は明るく挨拶をするが従業員たちは無反応だった。

「・・・じゃあ、明日から適当に来て」
>おじい、やっぱり間違いだとか言わないでね、ここで働くの

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