『純と愛』第72回(12月22日放送)

第12週『さいしゅうけっせん』あらすじ(ネタバレ)

「よし!すぐ始めてもらうで!」
言うことに従うと晴海が言ったので善行は上機嫌になり作業に戻った。
そして、しばらくすると重機を積んだトラックが数台ホテルに向かって来るのが見えた。

純は慌ててホテルを飛び出し、愛が止めるのも聞かずトラックの進路を体で塞いだ。
「純さん!純さん!危ないですよ!」
「絶対阻止するんだから!」
急ブレーキで純の目の前で停車したトラックに向かって純は大声を出した。
「帰って下さい!うちのホテルは壊しませんから!」
しかし善行がやってきて純と愛の体を抑えた。
「お前がなんぼ抵抗しても実力で排除するのは法律で認められてんねん!お前の母ちゃんに聞いてみい!」
重機を乗せたトラック達は純をよけてホテルへ向かい善行もトラックに続いた。

「なんでよ!お父ちゃん!昨日も一昨日も家族みんなで上手くやってじゃない!お客さんだって昔のホテルに戻ったみたいだねって凄い喜んでたじゃない!あのままみんなで頑張れば借金だって絶対返せたのに!」
「いつまで俺の邪魔したら気が済むんや!!どあほ!」
「…なんでそんな考え方しかできないのよ、たった2日だけど家族みんなでホテルやれた時、夢が叶って嬉しかったのに…うれしかったのに!お父ちゃん」
そしてホテルが重機で取り壊されて行くのが見え、純は泣き崩れた。
>おじい、この世に魔法の国なんかないんだ…悲しい人間の欲望という国しか…

― 純は完全に取り壊されたホテルの瓦礫の上に呆然と立っていた。
瓦礫の中にレコーダとオオサキのプレートが見えたので引っ張りだした。
その時、愛の携帯に多恵子から電話がかかってくる。
「あれから魔法の国はどうなったかと思って」
「それは…」
「その声からするともう無くなったみたいね?」
「…純さんのお父さんにホテルの建物と土地を先に売ればって言ったのは…」
「既成事実を作ってしまえばあの母親がビーチを手放す事くらい今まで似たような事例沢山見て来たからわかるわ。先生がそう仰るなら安心ですって梨田さん達も信頼してくれたわよ」
多恵子は梨田の会社の顧問弁護士である事を愛に打ち明けた。
「じゃ、こうなる事を見越して僕達にアドバイスをくれたんですか?」
「あなたがあの女と縁を切るためだったらいくらでもするわよ!これからも」

― 夕方、善行は引越のための荷造りを張り切ってしていた。
「大阪帰ったら俺、一生懸命働くわ!梨田さんがな会社の近くにええマンション見つけてくれたんや。きっと気に入るわ(笑)」
そして庭で棒立ちになっている純に声をかけた。
「おい!俺と一緒に大阪いくか?白旗挙げて降参やな(笑)」

「ごめんね…純。でもね剛もまだ子供だし、正のところももうすぐ子供が生まれるから親としてはこれ以上苦労かけたくないの…」
晴海は純に謝り、荷物の片付けを続けると興奮したマリアが家から出て行こうとする。
「お母さん、長い間ありがとうございました!私、お父さんとは口も聞きたくないね!だから一緒に住めない!グッバイ!…行くよ正!!」
正はマリアを追って家を出て行き、剛も荷物を持って家から出て行く。
「お世話になりました。俺もまこっちゃんみたいに自分を見つめ直す旅に出る事にしたよ」
「ちょっと剛!」
それを見ていた純が小さい声で呟いた。
「…結局バラバラじゃん、家族みんな」
純が家を離れると1人残った晴海はすすり泣いてしまうのだった。

― 空港で誠は純と愛を見送った。
「これからどうするん?」
「とりあえず大阪へ帰るよ、誠は?」
「もう少し宮古に残ろうかな、ここの人、あまり臭わへんから。…元気を出してな純さん」
「ありがと」

2人きりになると愛は純の祖父の声が入ったレコーダーを再生させた。
「純は大きくなったら何になりたい?」
「おじいのホテルの女将さんになるのが夢なの!ここを魔法の国にするの!できるかな?」
「純なら大丈夫さ!女将さんになった気持ちで練習してごらん」
「うん!いらっしゃいませ!ホテルサザンアイランドへようこそ!」
「上手!上手!純は日本一の女将さんやな!純がいてくれたらこのホテルは大丈夫さ(笑)」「ありがとう!おじい(笑)」
生気が失くなってしまった純の顔を愛はまともにみることができなかった。

>僕には、かける言葉がない…
>おじい、純さんの心の声が聞こえなくなりました。

第72回『純と愛』の感想

最後、初めて愛視点になってナレーションが流れたとき、少し鳥肌(笑)
とりあえず純のナレーションと違いを出すため青にしました。
最終決戦は善行と多恵子が純と愛に勝利したというタイトルだったわけですね。
さてホテルが取り壊され、来週から再び大阪です。
『くりすますのきせき』というくらいだから、一応のハッピーエンドで今年は終了するんでしょう。
年末年始は放送ないと思いますので、もし今日のような中途半端な終わり方だったら、悶々とした年明けに(笑)

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