『ごちそうさん』第35回(11月8日放送)

第6週『こんぶねーしょん』あらすじ(ネタバレ)

め以子を看病した悠太郎は会社へ戻るべく一階に降りた。
「明日の夕方、専門の病院に連れて行くんで、それまでは寝かせといて下さい」
「どっか悪いん?」
「よくないかも知れません。食事は取りたくないって言うているんで、無理には食べさせんとってください」
「大きい柄して、体が弱いんやねえ」
和枝が悠太郎にイヤミを言った。
「そうですねえ。姉さんに迷惑をかけるかも知れませんから、いっそ別居した方がええかも知れませんね。悪いですけど、今日明日は各自で食事してください」
しかし、悠太郎が市役所に到着すると、上司の藤井から木造のプロジェクトから外されたことを告げられる。

>翌日。ふたりは再び、あの店に向かったのでございます
悠太郎は空腹でフラフラの、め以子を屋台のうどん屋に連れて行った。
「ホンマにここでよかったのか?」
「・・・うん、一番分かるし…違い…」
うどんが目の前に運ばれてくるが、め以子は食べようとするも力が入らず割り箸をわることさえ出来なかった。悠太郎は箸を持たせようとするが、空腹のめ以子は虫の息で箸を持つ事さえできなかった。その様子を間近で見ていたうどん屋の店主がめ以子を心配する。
「この人、うどん屋やのうて病院行った方がええんとちゃうの?」
「大丈夫です。これ食うたら生き返るはずですから」
悠太郎は店主からレンゲを借り、め以子の口にうどんの汁を注いだ。
「ほら。大丈夫か?」
「・・・・美味しいぃぃ!昆布が!メチャメチャ利いてるぅぅ!」
「ほら!もっと食うて!何杯でもええで(笑)」
め以子は、再び悠太郎から箸を渡されると、目の前のうどんを胃に流し込んだ。
「(ズルズルもぐもぐもぐ)うん!うんうん!」
「そないに美味いか?わしのうどん(泣)」
うどん屋の店主は、泣く程、感動してうどんを食べる、め以子を見て目頭が熱くなる。
その後、め以子は10杯のうどんを完食するのだった。
「はあ~!ごちそうさん!」

― うどん屋から西門の家に帰る帰り道。
「昆布だしってカツオよりまろやかなのよね~やわらかくて、まったりしてて。どっちかっていうと女っぽい(笑)」
「うれしそうですね(笑)」
「うれしいよ。分からなかった事が分かるんだもん!目の前がバーッて開けたみたい。これからは私、大阪の食べ物もどんどん美味しくなるのよ。もう楽しみで楽しみで(笑)」
「あなたは凄いですね。そうやってどんどん変わってって。初めは料理も勉強も何も出来へんかったのに。変わらんといけませんねえ、僕も。ままならん中でもやっていけるように(笑)」

― 悠太郎は市役所に戻ると大村の図面を参考に木造建築の設計をはじめた。
め以子は台所で昆布を撫でていた。
「わしはそなたのよさに気づかずにおった。今まですまんかったのう。これからは嫌というほど可愛がってやるからのう」

― 翌朝、ダシをとる、め以子に静が挨拶をしてくる。
「おはようさん。もう体ええの?」
「はい、大丈夫です。お薬がよく効いたみたいで(笑)」
「うち、味見しようか?」
「いえ。それももう大丈夫です(笑)」

― 預けているぬか床の世話をしに源太の店を訪れた。
「うん?…ひょっとして昨日やってくれた?」
「ああ。よう漬かってたのはいただいてもうたけどな(笑)」
「ありがとう。源ちゃんってこういう時、頼りになるよね」
「まあな。わしやからな」
「じゃあもう一つ頼りにしていい?」

源太は目の前の乾物店に、め以子を連れて行った。
「何や、源太。うちの(娘)やったらやらへんで~」
店主・定吉が源太をみて言った。
「あんなカンピョウみたいなんいるか!」
「アホか。水で戻したらごっつい事になんねんで!」
「わいは生のまま食えるんがええんや!勘弁してくれ!」
「あのう…」
「なんや、その昆布みたいなお嬢はんは?」

― 定吉は大きい昆布をめ以子に見せていた
「こんな大きいんですか?昆布って…」
「せや、びっくりするやろ?」
「昆布いうてもいろいろ種類があってな…出汁取るにええのは、山出昆布や利尻昆布、煮物やつくだ煮に向くのが、これや日高昆布」
「で、何しはるの?」
「あ…まずは、とっても美味しいお出汁が取れるようになりたいです」
「それやったら、『おつい』がええかな?」
「おつい?」
「汁物…それこそ、出汁だけで勝負する椀物やな」
「それいいですね!それやってみたいです!」

― 店の調理場を借りて、め以子は昆布を使った“おつい”を作った。
「ああ、昆布とカツオの香りがええな~」
「ええですね~」
「十分美味いやん」
「美味しいんだけど、うどん屋さんで習ったのとそんなに変わらないというか…」
「よしっ、もう1回定吉さんのとこ行って来よう…煮干しとかシイタケとか、いろいろ合わせを試してみたらいいって言ってたし」
店を飛び出して、定吉の店に飛び込む、め以子の姿を見て源太が笑った。
「…昔のままや」

― 和枝が家に戻ると、テーブルにたくさんの液体が入った小皿が並べられていた。
「なんやこれ?」
「おついです。ご存知かと思いますが…昆布は産地によって味が違います。山出昆布、利尻、日高、皆微妙に味わいが違うそうです…更にそれに合わせるものが、かつお節、煮干し、あご、シイタケ、干し貝柱、各種ご用意しました。さあ、西門家にとって一番のおついを探求しましょう!」
「アホらしい…この人らが美味しい言うたのだけ、後でもらうわ~部屋、持ってきて」
和枝は一瞥すると階段を上って二階へ上っていってしまう。

― 家に帰った悠太郎は並べられた小皿を見て笑った。
「これ…またやったんか(笑)」
悠太郎はおむすびのことを思い出して笑うが、め以子は暗い表情だった。
「…で、どうやった?」
「かなわないって…和枝さんのおついには…」

希子『お姉ちゃんの“おつい”の方が美味しい…』

「ねえ、そんなに美味しいの?和枝さんの“おつい”って」
「まあ、姉さんのというよりかは…死んだお袋のって言うたほうがええと思いますけど」
「それって…西門の味ってことよね?」

第35回『ごちそうさん』の感想

どうでも言い事なんですが、今日から出てきた汁物“おつい”って言うんですね。
私の両親は京都で我が家では“おつゆ”って言ってたなあ・・・などと思ったり。
あと絶食した後にあんなに食べれる、め以子は凄い(笑)

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