『ごちそうさん』第18回(10月19日放送)

第3週『なっとうくう!』あらすじ(ネタバレ)

め以子が突然部屋に現れたので悠太郎は慌てて着衣を正しながら言った。
「あなたの普通は開けてから声をかけるんですね?」
「好きな食べ物、思いつきましたか?考えてみてって言ってたじゃないですか・・・明日から私、自分の分とついでに西門さんの分、お弁当作る事にしたんで(笑)」
め以子に言われ、悠太郎は、しばらく考えた。
「うーん・・・・・・・・・・・じゃあ、おむすびを」
「おむすびって…あの“おむすび”ですか?」
「他におむすびと呼ばれるものがあるんですか?」
悠太郎が、め以子にたずね返した。
「バカにしてます?私の事、どうせ、おむすびくらいしか作れないだろうって」
「そういう言い方は、おむすびをバカにしてませんか?」
「そうじゃないですけど」
「“けど”何ですか?」
「わかりました…明日から世界で一番美味しいおむすびを目指して精進します!」
め以子は口を尖らたまま、悠太郎の部屋を後にした。

― 翌朝、め以子は悠太郎に弁当を渡すと逃げるように去って行った。
「…どうないしたんや?」
悠太郎は、うつむいたまま走って行っため以子を目で追った。

昼、め以子の弁当の中身を見て親友の桜子と民子は唖然とした。
「どうしたの?これ…」
「自分で作ったの・・・う~ん、難しいんだね…料理って」
め以子は朝の苦労を思い出しながら弁当から、ボロボロのおむすびを取り出し口に運んだ。
「パク・・・・なにこれ?」
その頃、帝都大学―悠太郎は、め以子が作った弁当を無表情で食べていた。

― 自宅に帰り、め以子は、ぬか床をかき混ぜながら、大きくため息をついた。
すると母・イクがめ以子に声をかけてくる。
「それ終わったら御飯炊くよ。いい機会だから御飯炊くの覚えておいた方がいいだろう?」
「お母ちゃん、お店は?」
「忙しくなるまでだよ。さっさとやるよ!」
「うん(笑)」

― イクは、め以子に米のとぎ方から炊き方を丁寧に教えていった。
「米をさっと洗ってすぐに水を捨てる。水を捨てたら米をとぐ。この時のコツは強くとぎ過ぎない事。米が割れちゃうからね。やってみな」
め以子は、米をとぐ時、米が炊きあがる時に音が重要だと教わる。
そして、米が炊きあがり、イクはしゃもじで釜の米をおひつに移そうとした。
「おひつに移して少し冷ましてから、おむすび握ろうか」
しかし、め以子はイクを止めた。
「待って!おむすびは熱々で握った方が美味しいんでしょ?」
「…でも、あんた今朝むりだったろう?」
「熱々が美味しいんでしょ?」
「・・・やる?」
「やる」
め以子は威勢よく言ったものの炊きたての米に苦戦した。
「熱!熱!…」
「代わろうか?」
「いい!」
炊きたての米に苦労するめ以子にイクは握り方のコツを教える
「力を入れすぎない事。米と米との間に空気を含むように優しく握るんだよ」
め以子は、イクの握り方を真似して、おむすびを握っていった。
そして、出来上がったおむすびを早速試食してみる。
「パク!…うん!これこれ。食べると御飯がほろ~ってほぐれて(笑)」
「だからおむすびって言うのかね(笑)…結んだものがほろっとほぐれるような」
「フフ…そうかもね(笑)おむすび一つにも出来るまで色々あるんだね。炊き方だけでもコツが1つ、2つ…」
「そうだね。他にも色々あるよ。新米を炊く時は水を少なめにするとか、梅干しを入れる時は梅酢も一緒に入れて炊くとか、固めが好き柔らかめが好き、ノリは乾いた方で巻きたい、巻き上げてならしておいたほうがいいってね!」
「…奥が深いんだね、おむすびって」
「じゃあ、あとは片付けておいてね」
「うん…あ、忙しいのにありがとう」
「そう思ってんなら一回で覚えてね(笑)」
「うん(笑)」

― 夜、帰宅した悠太郎はテーブル一面に並べられた大量のおむすびに驚いた。
「…なんや…これ…」
すると笑顔で、め以子が悠太郎の帰りを出迎えた。
「お帰りなさい(笑)」
「何ですか?これは…」
「おむすびってね、塩とか御飯とか海苔とかそういう事で変わるらしいんですよ!どれがどうなるのか考えてみたらやってみたくなっちゃって(笑)」
「…で、こうなったんですか?」
「これがうちの台所で使ってる塩、これがお店でつかっているお塩…」
め以子はテーブルの大量のおむすびの違いについて悠太郎に説明していった。

「…これ、全部塩むすびですか?梅干しとか鰹節とかなしですか?」
「おむすび本来の味の違いを確かめるには邪魔だと思うんです。一緒に西門さんにとっての世界一の塩むすびを探求しましょう!さあ!」
「そんな微妙な味……」
ブツブツ言いながら、悠太郎は、め以子に薦められるままにおむすびを口に入れた。
「どうですか?」
「あの弁当を作った人とは思えないです」
「それ、まずかったって言ってますよね?」
「いや、心配しましたよ。あなたの舌が壊れたんか僕に対する嫌がらせかって。…ど下手なだけやったんですね(笑)」
「また…あのおむすびにしますよ?」
「あなたはそんな事しませんよ。…あなたは愛してますから」
「!?」
「食べる事を愛してるでしょ?」
「あ…ああ~ああ(汗)」
「食材をわざと駄目にするなんてできませんよ」
「はい(笑)」
二人は黙々とおむすびを食べていった。
その夜、た米の炊き方をノートに書き、ノートの表紙に『め以子料理ノォト』と記した。

― 朝、悠太郎は自分の茶碗のご飯の上に納豆をかけ、一気に口に入れた。
そして、悠太郎は咀嚼するとコクリと大きくうなづいた。
それをみていた大五達からは歓声があがった。

登校前、今度は悠太郎に笑顔でめ以子は弁当を渡した。
「はい、お弁当です」
「ありがとうございます」
「ついでですから(笑)」

― 登校途中、歩いていた悠太郎が振り返ったので、め以子は声をかけた。
「どうしたんですか?」
「あの~今日も塩むすびですか?」
「嫌ですか?」
「別にそんな事はないですけど」
「違いますよ」
「何ですか?今日は?」
「な~んでしょう?」
答えをはぐらかしてめ以子は歩き出した。
一緒に歩く悠太郎とめ以子の足が揃っていた。
>とにもかくにも足並みが揃ったようでございます。

第18回『ごちそうさん』の感想

週末のあらすじは、大体スカッとしますね。振り返ると今週は悠太郎が納豆を食べれるようになり、め以子が料理に目覚めるというかなり内容が濃い一週間かと。
面白いは面白いんですが、なにより勉強になりますね。まあ今は釜で炊くなんてしませんが、米の研ぎ方とかおむすびの握り方とか、ちょっとためになります。
め以子の母・イクは手の込んだ料理を作るシェフの妻だけあって、料理が得意なんですね。

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