『ごちそうさん』第131回(3月7日放送)あらすじ

第22週『い草の味』あらすじ(ネタバレ)

め以子は、台所に揃った食材を見て目を丸くした。
「鯛にサバ…これ、どないしたんですか!?」(゚Д゚;≡;゚Д゚)
調理をしていた和枝が面倒くさそうに応じた。
「面倒なんだんすけど、しゃべらんとあきせんか?」(-Д-)
め以子は、次に調理台の上にある草に気がつく。
「いえ…これ、い草?」 T (・∀・;)
「あとで分かりますさかい、御飯炊いてくれまっか?」(-Д-)
「あ、はい…」(・∀・;)

― 泰介は和枝が用意した葉寿司料理に目を輝かせた。
「わあーー!!」(*゚∀゚)
寿司をくるんでいた葉が柿の葉で葉無い事に気がついた。
「あれ?これ、柿の葉ずしやないですよね?」(´・ω・)
「柿の葉はまだ若すぎてな、どうにも包めんから笹の葉ずしで堪忍や」(-д-)
「笹の葉に、い草て、ちまきみたいですね(笑)」(´∀`)

「お姉さんが縁起担いでくれはったんよ」(-∀-`)
め以子が説明すると和枝は、め以子に話した内容を泰介に伝えるように言った。
め以子は、たとたどしく泰介に話を始めた。
「あれよ…昔、大陸に物書きがおってな。事情があって川に身投げしたんよ」(・∀・)
「ん~!詩人な」(-公-;)
「でな、慕うとった人らが『これ食べ~』て笹の葉にくるんだ“ちまき”を川に流してん。ほしたら、しばらくしてその人の幽霊が出て来てな『食べたいけどこれではバラけてもうて、自分の所まで届きまへんねん』て。皆で知恵を絞って“ちまき”い草で巻いてな、ほしたら食えたで~て(笑)」
め以子の説明を聞いていた和枝はめまいがする。
「う~ん…あんさん話すとありがたみが薄い話に聞こえますけど。要するにい草は邪気を払ってくれる転じて難を逃れる言う事出すわ」(-∀-`;)
「屈原の故事ですよね」(´∀`)
泰介の言葉に、め以子は「え?」となった。
「叔母さん、お母さん、ハナさん、ありがとうございます。…いただきます!」
泰介は、和枝達が用意してくれた寿司を嬉しそうに口にいれた。

― その夜、布団に入った泰介は、め以子に寿司の感想を伝える。
「うーん…美味しかったな。お寿司」
「ホンマ、いつまで経ってもかなわんわ。料理の腕も才覚も気遣いも。…ホンマは会うときたい人とかおったんちゃうの?」
「お母さん、僕な…遅かれ早かれこうなるやろな思てて、もし死ぬとしたら最後に誰を守りたいやろて思たら…それはお母さんやった。残念ながら現時点では(笑)」

すると、め以子は体を起こした。
「お母ちゃん、あんたに何かしてやれたんかいなあ…なんや何もしてやれへんかった気がするわ。お母ちゃんらしい事、なーんも…」
泰介も体を起こした。
「お母さんは一番大事な事教えてくれたで。生きてるいう事は生かされてきとるいう事なんやて。僕は命の犠牲の上に成り立った命の塊なんやて。せやから僕の命は擦り切れるまで使いたいて思てた。僕、やりたい事いっぱいあるんや!もう一遍野球したいし、お酒とかも飲んでみたいし、くだらへん事でケンカして殴り合いのケンカとかしてみたいし。お父さんみたいに自分を懸けて仕事してみたいし。お母さんみたいに誰かをアホみたいに好きになってみたい」

そして泰介は少し声を震わせた。
「僕は…僕にそれを許さんかったこの時代を絶対に許さへん。僕は…この国を変えてやりたい…せやから、はってでも帰ってくるさかい生き返らせてや。あそこでまた…みんなで…御飯、食べさせてな」
め以子は涙を流す泰介を力いっぱい抱きしめた。
「任せとき。…任せとき!」

― 出征の日の朝、泰介は見送る母・め以子に振り返える事無く胸を張って家をでていった。

め以子は家に戻ると和枝に礼を言った。
「お姉さん、この度はありがとうございました。無事送り出す事ができました」
頭を下げるめ以子に、和枝は興味ないような口ぶりで答えた。
「ま、日本中の女がやっとるこっちゃ」
「畑、行ってきます。あの子の植えた二十日大根の芽が出る頃なんで(笑)」
め以子が家を出ると和枝はハナにスケジュールを伝えた。
「今日は西の山下さんの方で不祝儀でたらしいんで遅うなります」
「うちはどないしましょ?」
「いつも通りでええよ。思たよりしっかりしてるし」

― 夕方、め以子が畑から戻ると希子からの手紙が届いていた。
『がれきの処分をしてたら奇跡的に一枚無事でした。何がなくともこれだけが残るなんて何だか救われました』
そう書かれた手紙と一緒に、め以子と悠太郎の祝言の日の写真が入っていた。
少しこげた写真を見て、め以子の口元が少し緩む。
「ホンマにねえ…」

その時、一人の男性がたずねて来た。
「ごめんください!こちらに西門さんはいらっしゃいますか?」
「私ですけど…?」
「公報がとどいています」
男は頭を深く下げると手紙を差し出した
それは、め以子の息子・西門活男の死亡を伝える死亡告知書だった。

― め以子は家を出ると希子の職場に電話をした。
「これ!これ、ホンマなんかいなあ!?こんな…こんな紙切れ一枚送られ来たかて(笑)」
「…間違いいうこともあります。し…信じることない思います」
「そうやんねえ…そうやんねえ!ごめんね!」

― 家に帰っため以子は、鍋の中の追いかけ茶を1人で食べ始めた。
「ズズズ…ボリボリ…」
め以子しかいない家に追いかけの家族の音が寂しく響いていた。

第131回『ごちそうさん』の感想

泰介の台詞、なんというか心にしみるというか…すごい力がある言葉でした。
『この時代を絶対に許さへん』て…たぶん、当時そう思った若者は本当に多かったんだろうし、今こうして平和に生きていることのありがたみを感じてしまいます。
ちなみに泰介が言った『屈原の故事』をネットで調べてみると、ちまきにしたのは、バラけるためじゃなくて、楝樹(れんじゅ)の葉で包むことによって途中で竜(楝樹の葉が苦手)が食べてしまわないようにとの事。理系を目指していた泰介、京都大だけに中国の故事にも詳しい(笑)

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