『あまちゃん』第91回(7月15日放送)

第16週『おらのママに歴史あり2』あらすじ(ネタバレ)

>これはどういうつもりだ。夜中にわざわざ呼び出して…
>爪が乾くまで待てってことか?
アキはステージに目をやるとユイと歌った日の事を思い出した。
「懐かしい?」
マニキュアを塗りながらユイはアキに唐突に尋ねた。
「あ…んだな。4ヶ月しかたってねえのにもっと長く行ってた気もする」
「ここでイベントやったよね。何だっけ?」
「海女~ソニックだ」
「そうそう(笑)テレビで生中継されたよね」
「んだんだ!楽しがったよね(笑)」
「全然。楽しくなかった、私は全然。…あんなの消したい過去」
ユイの言葉にアキは何も言わずユイと少し距離を置いたところに腰を下ろした。
「忙しくて帰ってこれないって聞いたけど?」
「何か暇になっちゃって。1人で正月迎えんのも寂しいし。お父さん退院したんでしょ?」
「うん?ああ…そうみたいだね。」

― その頃、スナック梨明日では退院したユイの父・足立功が新年の挨拶をしていた。
「え~ご心配をおかけして何かすいません(笑)。ピンと来ないんだよ、意識なかったからさ(笑)…まあ、とにかく皆さん、健康にはくれぐれも気をつけて(笑)」
吉田や大吉、春子たちは功の退院を祝して乾杯をした。

「…家、帰ってないの最近。友達んちとか泊まり歩いてるから」
「じゃあくれば?東京おいでよ。みんな待ってるよ!」
「“みんな”って誰?」
「水口さんとか太巻さんとか。あとメンバーも会いでえって!」
「フフフ(笑)・・・・・めんばー(笑)」
「沖縄の子は駅で会ったべ?あど宮城の子も…」
アキは携帯の待受画面を見せようとするがユイは携帯を振り払った。
「もういいわ!…もういい、やめた。行かない。もうアイドルとかどうでもいい。関わりたくない」
アキは少し離れたところに落ちた自分の携帯を拾った。
「大丈夫だよ。みんな性格いい子だしユイちゃんの事センターに相応しいって言ってるよ」
「諦めた訳じゃなくて、冷めたの、完全に。…だってダサいじゃん」
「ダサい?」
「ダサいよあんなの。オタク相手に生足出して、媚び売って真ん中に立ってそれが何なの?
『暦の上ではディセンバー』?だから何?『絶滅危惧種下町アイドル』知らねえよ。その下でしょ?要するに。ダサいアメ女のダサい妹分がGMTな訳でしょ?ウケる(笑)
今となってはあんなものに夢中になってた自分が恥ずかしいっていうか汚点だよね。
昔の自分を知ってる人に会うのが本当に嫌。ミス北鉄とかホント無理、勘弁してほしい」
「・・・そりゃねえべ」
「せいぜい頑張ってよ。応援してますんで」
ユイはダルそうに頭を下げると上着を抱えて店を出ようとした。アキはユイの腕を掴んだ。
「そりゃねえべよ!ユイちゃんあんまりだ!!ずっと待ってたんだぞ!ユイちゃんの事…『必ず行ぐ』って『すぐ行ぐ』って言うから待ってたんだぞ!その言葉だけをずっと信じてたんだぞ。それなのに何だよ!冷めたって辞めたって…オラ、何の為に東京で、奈落で風呂もない合宿所で…」
「知らねえし(笑)」
「ダサい?そんなの知ってるよ!やる前からダサいと思ってた。ユイちゃんがアイドルになるって言いだした時から!…ダサいから聞こえないフリしたんだぞ。そしたらユイちゃんもう一回言ったんだぞ!」
「『私のせいだ』っていいたいの?」
「違う」
「じゃあ何!?アキちゃんは何でやってたの!?」
「楽しいがら決まってるべ!…ダサいけど楽しいがら!ユイちゃんと一緒だと楽しいがらやってたんだべ!…ダサいくらい何だよ!我慢しろよ!!」
アキは東京で皆が待っていたのは自分ではなくユイだという事を知り傷ついた事を打ち明けた。
「逆だったらいがったのにって。おらでなぐてユイちゃんが東京さ来ればいがったのにって。そしたらみんな喜ぶしユイちゃんの夢も叶う…」
「軽々しく言わないでよ!母さん蒸発して病気の父さん置いて行ける訳ないでしょ!?」
ユイはアキを突き飛ばすと新幹線のチケットを破り捨てた。

― スナック梨明日では功が酒を味わって飲んでいた。
「まさか自分が要介護状態になるはね。本当に家族には迷惑かけた。特にユイにはね」
「奥さんからまだ連絡ないんですか?」
「駄目駄目!私まだ知らない事になってるんだから!ま、知ってんだけどね(笑)」
「え!?」
足立功のカミングアウトに店にいた全員が驚いた。
足立功はヒロシに妻・よしえの事をなかなか言わないと笑いながら話し始めた。
「温泉に行ってるとか同窓会とか、そんなバカな話ですよ。それまで毎日来てたんだから
倒れる前からその兆候があったような気もするんだ。…バカだなあ。…何もできなくても全然いいのに。バカだよ!」
「心配すんなよ親父、そのうちフラッと帰ってくるよ」

一方、海女カフェではユイは涙を浮かべながら東京に行けない理由を話していた。
「退院したって安心できないの。再発の恐れもあるし。母さんいないし兄貴1人に任せる訳ないでしょ…分かる?アキちゃんみたいに気楽な身分じゃないの。代わって欲しいのはこっちだよ」
「…お母さん、帰って来ないよ」
東京で男と楽しそうに歩いているユイの母親の姿を思い出し、ふと口にしてしまう。
「帰ってくるよ、必ず!!」
「…ごめん。だけどオラだって…必死に踏ん張って這い上がろうとしてんだ。気楽な身分だなんて言われだぐねえ!」
「40位の繰り上げ当選のくせに自慢しないで!」
「自慢じゃねえ!それがオラの現実だ!ダサいなんて、そんなの自分が一番分かってる!どんだけ不幸か知らねえが、ここで過ごした思い出まで否定されたら、オラやってらんねえ!」
アキはユイを置いて海女カフェを飛び出した。

― 功、ヒロシが帰った梨明日では、磯野がユイのことが切ないと言い出した。
「なんとかしてあげたいけど、オラ達にはどうしてあげることもできねえや。ただここで切なくなってるだけなんですよね・・・」
「わがる!この距離は永遠に縮まらねえんだ!」
「オラ達にとってユイちゃんって結局なんなんでしょうね」
「…アイドルだ」
「アイドルに決まってっぺ?」

店に戻って来た春子は駅の待合所で座っているユイに気がつき声をかけた。
「ユイちゃん?…どうした?中、入れば?」
「・・・・アキちゃんを傷つけちゃった」
ユイは立ち上がると、泣きながら春子に寄りかかった。
「私、アキちゃん傷つけちゃった…」
春子は号泣するユイを優しく抱きしめた。
「どうしたどうした?大丈夫大丈夫。」
その頃、家に到着したアキは家に入らず、ウニ丼をつくる小屋に入るのだった。

第91回『あまちゃん』の感想

グレユイVSアキ、予想以上に見ごたえがありました。月曜から鳥肌たちっぱなし(笑)
先日、友人から『クリスマスはなんでやらないの?』と細かい事を聞かれました。
私に聞かれても…というのはありますが…確かに正宗が離婚するシーンでは『クリスマス』が物凄い重要なイベントになっており友人の疑問はうなづけます。
私はアキが楽しみにしているクリスマスを忘れるくらい『忙しかった』もしくは『落ち込んでいた』んではないかと推察するわけです。実際に今が11月だと知らなかったとか言ってるシーンもあったし。勝手に推察して、勝手にアキのキレ方に納得して観てます。

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