『あまちゃん』第70回(6月20日放送)

第12週『おら、東京さ行くだ!』あらすじ(ネタバレ)

アキとユイは家に帰ってきた春子に駆け寄った。
「水口さんは?」
「スナックで待たせてある…おばあちゃんは?」
「わがんね…海女カフェでねえか?」
「どれ。2階いくよ」(・`ω-)
「・・・(ゴクリ)」(・∀・;)
春子がアキを鋭い目で見るとアキは生唾を飲み込んだ。

春子は部屋に入ると数ヶ月前の出来事を懐かしむようにアキに問いかけた。
「ここで喋ったよね~アイドルの事。デモテープ聴いたよね~」(・ω・)
「あん時ママ面白かった。話に夢中になってスナックさ休んで(笑)」(・∀・)
「そうそうそう(笑)…さてはあれがよくなかったか?」(´∀`)
「え?」(・∀・;)
「…どういうつもり?」(-’д-)
「すいません」(´д`ι)
春子の口調が変わったのでアキは思わず立ち上がって謝った。

「そうかそうか。ママにもできるんだから私もできるかなって思っちゃった?…そんな話じゃないからね?むしろ逆。東京なんか行かなきゃよかった。アイドルになんか憧れてバカみたい。人生やり直したいって、そういう話だからね!?」
「そしたらおらこの世にいねえ…」
春子はアキのほっぺを手で抑えた。
「…いいからアキ、聞いて。あんたが東京に行くのを全然反対しない。韓流スターの追っかけになるとか、なでしこジャパンに入るとか全然OK!ガールズバーで働くとかでも全然OK!アイドル以外だったら何に憧れても全然OK!それぐらいアイドルは駄目!許さない!」
「何で?」
「…不幸になるからよ」
「やってみなきゃわかんねえべ!」
「わかるの!純粋な気持ち弄ばれて、利用されて消費されて心が折れる。水口もその社長の太巻って人も誰も決して手を差し伸べてくれない。そういう世界なの」
「それでもいい!やるだけやってみでえんだ!」
 その時、夏が帰ってくる。ユイは春子とアキが二階に入ると伝えて帰って行った。

「聞いてけろママ。オラがアイドルになりてえって思ったのはママの歌、聴いた時なんだよ。…かっこよかった。御飯作ってるママや洗濯物干してる時のママも好きだけど歌ってるママは最高だど思った(笑)だいぶ立ってから本物聴いたべ。鈴鹿ひろ美の潮騒のメモリーもカッコ良かった。やっぱり女優は違うなって思った。でもオラママの歌の方が好きだ!先に聴いたからかもしんねえがママの歌の方が本物だって思った。今でもそう思ってるよ」
「…ありがとう」
「お座敷列車で歌ったとき、海女カフェで歌った時、楽しかった。勿論ママの足元にも及ばねえがオラの歌がお客さんに届いたような気がして嬉しがった。もっと届けてえ!もっともっと元気になってもらいてえ!1人じゃ無理だがユイちゃんと2人ならやれそうな気がする!」
「・・・・・・・・・」
春子は昔オーディション番組で歌った自分の姿が浮かび、ため息をついた。
「駄目か?」
「…わがんね…何て答えていいのか全然分かんない。
ちょっと待ってて。…お母さんに聞いてくるわ」
頭を抱えた春子は立ち上がって部屋を出て行った。

― 春子は一階へ行き寝ている夏に話しかけた。
「どうしたらいいか分かんないよ。夏さん…起きてよ夏さん…起きてんでしょう!?アンタならどうする?…夏さん!」
そして自分が家出する前夜に同じように寝ている夏に話しかけた事を思い出した。
「…ふん!あん時と一緒か…」
春子が諦めて夏が寝ている部屋を出ようとすると夏が呼び止めた。
「…待で」

― 春子は夏に一連の状況を説明し、意見を求めた。
「どうしたら良いと思う?」
「行がせてやったらいいべ」
「なんで?」
「本人が行きてえって言ってるからだ」
「…私も行きたかったけど。同じように私も夢があって東京行きたくてオーディション受けたいって相談したじゃん。あん時、夏さん私に何つったか覚えてる?」
「へへ(笑)…くっだらねえ」
「そんな冷たい夏さんがさ、どうしてアキには甘いの?孫だから?娘の事は突き放したけど孫の事は守るんだ?」
「・・・・・・・・・」
「ねえ答えてくんないとさ、私もアキに何て言っていいか分かんないんだよ!」
「なしてだべなあ…やっぱし、あん時のことが引っ掛かってんだべな~」
「え?」
「母親として娘の将来も考えねばなんねえ。同時に海女クラブの会長として地域の活性化に貢献せねばなんねえ。北鉄が開通がしてあの頃はみんな前を向いてたもんで、地元のために娘を犠牲にした事、今やっぱし後悔してんだべなぁ…」
「ちょ、ちょ…や、やめてよ…」
「あの晩、おめえは本気で訴えかけてきた。オラも本気で応えるべきだった…『大事な娘を欲の皮突っ張った大人達の犠牲にしたくねえ』って市長さんや組合長さ、タンカ切るべきだった。その事をずーっと、ずーっと悔やんできたから、おめえの顔見るのが辛かった…すまなかったな、春子…25年かかった…この通りだ。…許してけろ」
夏は涙を流す春子に頭を下げた。

「…お母さん。…顔、顔上げてよ、お母さん…」
「ふぅー…すっとした。…やっと言えたべ」
「…私もすっとした」
「そうかい」
「へへ(笑)…謝って欲しかったのか、私…よく分かったね?
「まあな。…腹減ったな。うどんでも食うか?」
「やっぱカッコイイわ、お母さんは…」
「あぁ?」
「なんでもねえ!」

春子がアキの部屋に行くとアキはベッドで眠っていた。
床にあるアキの手から落ちたテープを拾うと25年前に自分が作った『君でもスターだよ』のデモテープだった。

第70回『あまちゃん』の感想

今日は、朝からサッカー観戦でした。いやいや、あのイタリアに良いところまで行ったんですが…残念。キングカズがイタリア・セリエAに移籍した昔からでは考えられないような見事な試合でした。つーかもう一歩で勝てた…そんなもやもやした気分で『あまちゃん』を視聴です。そしたら憂鬱な気持ちが晴れる今日の内容。夏が25年前の事について春子に謝罪するシーン…いや本当に涙出そうに。夏⇔春子の関係が春子⇔アキに投影されていく展開が凄いなぁと思います。さて、春子は『アイドルを目指すと不幸になる』と持論を展開しましたが、実際に春子が何故挫折したかや『潮騒のメモリー』を持ち歌にしてたかは謎のままです。
そこらへんも徐々に明らかになっていくんでしょうかね。

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