『あまちゃん』第151回(9月23日放送)

最終週『おらたち、熱いよね!』あらすじ(ネタバレ)

荒巻はスナック梨明日の前に着くと看板の準備をしていたユイと再び出会う。
「やっと会えたね」
荒巻がユイに声をかけるがユイは固まったままだった。

>憧れの人の登場に胸騒ぎを隠せない『潮騒のメモリーズ』の可愛い方。
>その緊張は訛っている方にも伝わりました。
「でぇ、でぇじょうぶか?」
スナック梨明日の端の席でアキがユイを心配していた。
カウンターでは荒巻が鈴鹿ひろ美に事情を尋ねていた。
「困るよ、勝手にどっか行っちゃ~心配するでしょ。で、どうしたの?」
「ごめんなさい…怖いのよ、春子さんが」
「それはあれでしょ?君のことを心配しての愛のムチでしょ?」
「そうかしら?なんか鬱憤をはらしてるんじゃないかしら」

カウンターで話す荒巻と鈴鹿ひろ美の間に大吉が割って入った。
「あの~すみません。大きい声で喋るかボックス席に移動して喋るかして!気になるから」
「あ、ごめんなさい…ご挨拶が遅れました」
「ついでに言うと注文もまだだな」
「じゃあ赤ワイン。荒巻といいます。あと生ハム。家内がご迷惑をおかけしております」
大吉も挨拶をしようとするが荒巻は無視して鈴鹿ひろ美との会話を再開させる。
>世間を騒がした大物カップルは場末のスナックで浮きまくっていました。
荒巻と鈴鹿ひろ美は赤ワインをワイングラスに注ぎ優雅に乾杯した。
荒巻はワインを一口飲むと大吉達に事情を話し始める。
「実は春子さんが彼女のボイストレーニングを担当しておりまして…その指導方法がいささかスパルタ過ぎると…」
「スケバンだったですってあの方…そうでしょ!?」
目を輝かせながら鈴鹿ひろ美が大吉や菅原たちに質問した。
「そりゃ、おめえ春子は北三陸の初代積み木崩すだもの」
「コーヒー牛乳買って来いって言われてカフェオレ買って来た男子がぶっ飛ばされたんですよ」
店を手伝う安部が説明すると菅原がその男子は自分だと名乗り出た。
「『甘さが足りねえ』って言われて殴られて前歯が飛んだの」

「県内最大規模の暴走族グループ、解散に追い込んだの春子さんだって聞きましたよ」
「袖が浜に渡り鳥が来なぐなったのも、春子さんのせいだって聞きますもんね」
春子がいないことをいい事に菅原達は春子の話で盛り上がるが大吉がフォローした。
「優しい一面だってあるって、子犬拾ってきて可愛がったり」
「・・・駅長さん。やけに片持つじゃない?」
「春子は俺に惚れてたからな。ああ見えて積極的な女でね。猛烈にアタックされました」
「どうでもいいお話の途中、申し訳ありません。可愛い方の子は?」
「ユイちゃんなら、随分前に出て行きましたよ」
「・・・・・・水口!?」

一方、ユイは店の外にあるトイレに閉じこもっていた。
ユイはトイレの外で心配するアキに向けて質問をなげかけるがアキは答えられない。
「なんでGMTとかさ鈴鹿ひろ美とか急に来んの?太巻さんまで…わざわざこんなド田舎の終わっている過疎の町に…今まで誰も見向きもしなかったくせに!地震があったから?」
すると店から出て来た水口がユイに声をかける。
「ユイちゃんがいるからだよ。みんな君に会いたいんだよ。潮騒のメモリーズの可愛い方に…訛ってる方もうなずいてるよ」
「んだんだ(笑)ほら!ユイちゃんが去年言ってた通りになったべ?これから電車が通って海女カフェも作ってもっと来るぞ!せっかく会いに来たんだから出ておいでよ!」

ユイが返答しないでいると荒巻が声をかけた。
「ユイちゃん~太巻です。どうしてトイレに籠っているのかな?お腹が痛いのかな?キリキリ痛いのかな?それともシクシク痛い…」
「痛くないです」
ユイは扉を開けて荒巻の前に出た。
「あっそう。改めまして太巻です」
荒巻にユイは軽く会釈をするとアキの腕を引っ張った。
「私東京には行きません。ここでやっていきますアキちゃんと水口さんと一緒に潮騒のメモリーズで」
「でも君もう二十歳だろ?いつまでもご当地アイドルじゃ先見えないし東京に出るには今がラストチャンスじゃないかな」
「東京も北三陸も私に言わせれば日本なんで…お構いねぐ。もうねずっとやっていきます!私達おばあちゃんになってもずっと潮騒のメモリーズです!」
「…です!」
ユイが一人で潮騒のメモリーズの決めポーズをとったのでアキも慌ててポーズを決めた。
「それは・・・・・・・・・・かっこいいね(笑)」
その時、アキの耳に潮騒のメモリーのイントロが入って来たのでアキは慌てて店の中へ。
そしてステージ上で歌おうとしている鈴鹿ひろ美からマイクを奪い取った。
「ダメだって!…油断も隙もねえな」
アキはそのままマイクで潮騒のメモリーを歌い始めた。

― 誰もいない駅構内で水口と荒巻は鈴鹿ひろ美の歌唱力について話し始めた。
「多少歌えるようになってるんですよね?鈴鹿さん」
「春子さんに任せ放しで俺もずっと聴いていない。でも元があれだからな。いいんじゃねえかな?人前で歌って恥かいて殻破れるなら、それだけでもあの人にとっちゃ大躍進だよ」
「変わりましたもんね鈴鹿さん。鈴鹿さんの付き人になればアキちゃんも少しは成長するかなって思ったんですけど、むしろ鈴鹿さんの方が影響受けちゃうっていう…」
「お前もだろう?水口」
「はい(笑)」
「仕事もそこそこ順調だったのに、こんな田舎で琥珀掘って面白いか?」
水口はポケットからアリが入った琥珀を荒巻に見せた。
「これ見てください。琥珀って8,500万年前の樹液が固まって出来てるんです」
「それじゃあ…」
「8500万年前のアリです。俺が掘り当てたんです」
「すごいじゃん」
「これ見てると真ん中のアリがユイちゃんで、その周りを固める樹液が田舎の地元意識なんじゃないかって。アキちゃんみたいに日の目を見ることはなかったけど地元意識に守られてユイちゃんの魅力は永遠に色あせないっていう…」
「水口・・・・・・・・ごめ〜ん!全然わかんない」
「…でしょうね。俺も自分で言ってて違うなって思いました。…海女カフェ行きましょう!」
― 鈴鹿ひろ美と一緒に水口に海女カフェに連れてこられた荒巻は店内を見渡した。
「これ、全部天野が?」
「天野が作ったやつが津波で流されて、それを皆で修復しています」
荒巻の訪問に気が付いたヒロシが作業の手を止めて説明を始めた。
「業者に発注する予算がなくて…すみません…オープンまでにはなんとか…」
そしてポケットから名刺を取り出そうとするが荒巻は無視し鈴鹿ひろ美に声をかけた。
「ここで歌うんだ?」
「ここで歌うんです」
「まずいな」
「まずいですよね…」
荒巻の表情を見てヒロシは申し訳なさそうにことわった。
「すいません…精一杯がんばってるんですけど、いかんせん素人仕事で・・・」
「だろうね。これはプロには到底マネできない…雑なのに愛がある…僕が上野で劇場造る時に目指したのが…これだ」
「えっ!?こんな掘っ建て小屋が!?」
水口は思わず声に出して驚いてしまう。
「正直さっきまでいくらか寄付しようかと思っていた。売名行為じゃないよ。鈴鹿ひろ美の初リサイタルだ。それに相応しい会場を造るのはプロデューサーとして当然の出費だ。・・・でも違った。これでいい。これがいい。お金かけたら、ちゃんとしちゃう。この絶妙なバランスが崩れちゃう」

「金出さねえって言ってますね」種市
「どっちなんだ?」磯野
ステージの強度を確かめる荒巻を見ながら種市と磯野が小さな声で会話をした。
おもむろに荒巻が踊り始めたのを見て種市達はひいた。
「踊り出しましたね」
「バカなのか?」

「プロでもない素人でもないアマチュアのなせる業。まさにアマカフェだ」
荒巻が感心すると種市と美寿々が鈴鹿のおかげだと事情を説明した。
「ずっと、後回しになってたんです、ここ。皆、半分諦めてし…だって要らねえしこんな田舎にカフェ。ずっと浮いてたし壊して元の漁協にすんべって。だけどアキちゃんが…。海女カフェ建ててユイちゃんやアキちゃんが歌って地元を元気にするんだって。それが今おらに出来ることだって言うの」
「そしたら鈴鹿ひろ美が歌いに来るよって話になって慌ててリフォームしたんです」
「みんな、すんげえ楽しみにしてます…よろしくお願いします!」

「まずいな」
鈴鹿ひろ美の手を握って頭を下げるヒロシを見て荒巻がつぶやいた。
そして荒巻は鈴鹿ひろ美に確認した。
「いいの?ホント大丈夫?」
「いい。ここで歌うの・・・それが、おらに出来ることなの!」
「そっか。じゃあ頑張って。僕、帰るから。僕も、僕に出来ることやるよ」
荒巻はそう言い残すと、そそくさと海女カフェをあとにした。

>後日、海女カフェには最新の音響設備が導入され
>関係者各位には、このようなFAXが届きました
『結婚披露宴のお知らせ:荒巻太一&鈴鹿ひろ美
日時6月30日(土)於・海女カフェ(北三陸市)』
自宅事務所でFAXを受け取った春子は驚いた。
「はあ!?はあ!?何これ??」
>確かにそれは太巻さんにしか出来ないことだけど…

第151回『あまちゃん』の感想

先日9月20日放送、能年玲奈さんが出演しネットでも話題になった情報番組「あさイチ」を見逃した失敗を教訓に今日の「あまちゃんファン感謝祭」は無事、録画に成功。
しかし、急な仕事で観られず・・・。

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